Interview : December 29, 2017 @ 16:53
“DATS”インタビュー(後編)──”DATS”の2018年
新世代エレクトロバンドのひとつとして注目をあびている、”DATS”。
メンバーは、ヴォーカルの”MONJOE”、ベースの”伊原卓哉”、ギターの”早川知輝”、そしてドラムの”大井一彌”の4人。
2017年は、ファーストアルバムのリリースをはじめ、リリースツアー、野外フェス、音楽イベント、さまざまなブランドのパーティなどの出演で多忙をきわめ、まさに”DATSの年”、と言っても過言ではないほどの急成長をとげた彼ら。
インタビューの前編では、彼らにとってまちがいなく激動の年だった2017年をふりかえってもらった。
後編である今回は、そんな彼らに、2018年のにむけての目標だったり、展望、野望、、、つまり「”DATS”の2018年」について、メンバー全員にお話をうかがってみる。
─では、2018年に向けての目標みたいなのはある?あ!武道館以外でネ(笑)。
M:
武道館はずっと目標ですからねー(笑)。
伊原:
日程だけを決めることはできるんじゃないかな??
そこにヒトが来るかどうかって話じゃない(笑)。
大井:
そうだよね(笑)。
─でも、、、わかんないよ〜!
来年末あたりに、急に「ついに武道館でやります!」とか、、、お知らせが来るかも(笑)。
一同:ははは(笑)
─まあ、その話はまたの機会にということで、2018年はどんなことが達成できたらいい!とか、そんな小さいレベルの目標みたいなのをおしえてください。
M:
そーですねー。。。
ひとつあるのは、
“DATS”と関わったら「イケている!」とか、
「オモシロいものがつくれる!」とか、、、
そういう風に思われたいです。
音楽にかぎらず、映像だったり、服だったり、アートでも、
領域を超えていろいろなクリエイターたちに、
「アイツらと関わったらオモシロいものができる!」と、
思わせられるようなバンド、というか”メディア”になりたいですね。
─”メディア”ね、なるほど!
M:
もちろん、ボクらもそういう目標に見あったオモシロいもの、
コンテンツをつくりつづけていきたいですし、
より領域を超えて、拡張していきたいです。
音楽的には、目標は、、、カッコイイ音源をつくりつづける!
それは変わらないですかね(笑)。
─そういえば、先日、ツアーの最終日のライブでアコースティックをやってたじゃない?
アレは新鮮だったよね!
伊原:
たしかに!
バキバキのエレクトロの中で、急にギター一本でって、、、
それこそロックだよ(笑)。
M:
ライブでも、パフォーマンスをふくめてよりオモシロい、
従来のイメージにプラスアルファで付加価値をあたえられるようなバンドになりたいですね。
それに音楽メディアだけではなく、別のメディアからもフックアップされるような、
ヘッドラインがあるものをつくれたらとおもっています。
それがナニになるかは、、、お楽しみに〜!というコトで(笑)。
伊原:
乞うご期待!だ(笑)。
─伊原くんは?
伊原:
ボクは、2018年は挑戦の年にしたいですね。
作曲とか、プレーヤーとしてのアウトプットをもっと考えられるのかなとおもっていて、
とにかくいろいろと試してみたいんです。
それと、目標というか、それは変わらずなんですけれど、
“笑いの絶えないバンド”でいたいですよね。
“DATS”といると、ドコに行っても現場のヒトが笑っているとか。
コレは、つねにおもっているコトなんですけれど、
そういうバンドでありたいです。
M:
いちばん大事なコトね(笑)!
─そう!それはスゴく重要!!
では、早川くんは?
早川:
今年1年でつながれたヒトが、ジャンル的にかなり広かったんですよね。
昨年までは、音楽業界がメインでしたが、
今年はいろいろな業界のヒトとつながれて、、、
それがとても新鮮でした。
だから、来年はそのつながりをもうちょっと広げたいです。
もっとつながって、いろいろな刺激を受けてみたい!
いままでカラむことのなかった業界のヒトと話すコトで、
ナニかオモシロいモノとかコトができるんじゃないかな、と。
だから、そういうコトを積極的にやっていきたいです。
伊原:
“DATS”っぽいよね。
まさにクロスオーバー。
早川:
そう!
よりいろんなクロスオーバーを生みだしていきたいと思っています。
─では、大井くんはどう?
大井:
たしかに今年は、ファッション関係の方とか、、、
音楽業界以外の仕事のヒトと関わる機会がかなり増えたとおもいます。
そういう経験がいままでボクらにはなかったので。
だから、そこからもらえた刺激を”どう音楽に還元できるのか?”、
というコトをより考えたいですね。
個人的にも、たぶんバンド的にもソレはおもっているんですけれど。。。
とにかく、音楽を突きつめていくその挑戦の道のりに、
音楽関係者以外を入れていきたいです。
具体的には、まだナニもないですが、
まずは、、乞うご期待!ですね(笑)。
伊原:
やっぱりクロスオーバーだね!
大井:
音楽家よりもほかの業種のヒトの持っている知見の方が広い場合ってあるじゃない?
例えば、ボクらがよく行く美容室の美容師さんが音楽にくわしいとか。
そのヒトから教えてもらうこともたくさんあるので、
そういうオモシロい状況を増やしていきたいです。
伊原:
友だちの兄ちゃん、とかネ(笑)。
大井:
そうそう(笑)!
M:
でも、、、
そういうヒトたちと一緒に武道館の舞台をつくりあげたらオモシロくないですか?
─それはオモシロいよね!
M:
バンドと制作、だけではなく、
仲間全員と武道館の舞台をつくっていったたらどういうステージになるのかな?という、
そういうのがいちばん楽しみなんですよ!
伊原:
ボクら全員が、
今日もふくめて、
すべてのインタビューに応えたコトが武道館の舞台につめ込まれているんです。
だから、目標は武道館ってことでもあるんですね。
─なるほどネ。
ナンダカンダ言って、結局は”くわしくはWEBで〜!”というコトだね(笑)!
M:
そうです(笑)!
─ありがとうございました!
全員:ありがとうございました!
□プロフィール
・DATS
“杉本亘 a.k.a. MONJOE”(ヴォーカル/手前右)、”伊原卓哉”(ベース/手前左)、”早川知輝”(ギター/奥右)、”大井一彌”(ドラム/奥左)の4人組。
マ スタリング・エンジニアに”砂原良徳”、リミキサーに”杉本”と”大井”が所属する”yahyel”をむかえ、2017年3月にリリースされた限定1st シングル『Mobile』は発売日当日に完売する店舗が続出し、大きな話題をあつめる。フジロック・フェスティバルを筆頭に各地さまざまなフェスへ出演。
2017年6月にはデビュー・アルバム『Application』をリリースした。
オフィシャルサイト:http://www.datstheband.com/
□アルバム情報
『Application』
トラックリスト:
01. Netflicks
02. Filter
03. Mobile
04. Health
05. Amazon
06. Queen
07. Tinnder
08. Patagonia
09. Where Is My Jane
レーベル: Rallye Label
価格:2,300円(税抜)
発売中!
This entry was posted on Friday, December 29th, 2017 at 16:53 and is filed under Interview. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.