Tokyo News : January 12, 2018 @ 16:43
ソコにあるのは水のなかの逆世界──鈴木理策『Water Mirror』
写真家”鈴木理策”の展覧会『Water Mirror』が、2018年1月20日よりシブヤの「CASE TOKYO」にて開催される。
写真というメディアについての深い考察と「見ること」への問いをつづけてきた、”鈴木理策”。
本展では、2017年に日本芸術写真協会と刊行した、水面を主題とするシリーズ「水鏡」を収録した作品集『Water Mirror』にフォーカス。
オリジナルプリントの鮮やかな色調が、印刷によってどのように再現されたのか明らかにする”試み”だそうだ。
ウーン、、、水面にすいこまれるような作品たち。
また、会期中、作品集のデザインを担当したグラフィックデザイナーの”田中義久”氏と”鈴木理策”とのトークイベントも開催されるとのコト。
どのようにして作品集『Water Mirror』が出来上がったのか?がわかる??のかな。
ちなみに、作品集には、ライフワークともいえる熊野での撮影のほか、南仏のサント・ヴィクトワール山、セザンヌのアトリエ、 桜、雪の作品群につづく、「水鏡」シリーズの46点が収録。
コトバを失うほどのそのうつくしさ。
その目でしかと確認せよ。
2018年1月20日-2018年2月24日
“鈴木理策”個展『Water Mirror』
・オープニング・レセプション
日時:2018年1月20日 18:00-20:00
・鈴木理策 × 田中義久 トークイベント
日時:2018年1月27日 17:00-18:30
協力:タカ・イシイギャラリー、一般社団法人日本芸術写真協会
CASE TOKYO
東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷アイビスビルB1
TEL. 03-6452-6705
開廊時間:11:00-19:00(火-土)(※休廊日:月/日/祝祭日)
http://case-publishing.jp/
□プロフィール
鈴木理策
1963年和歌山県新宮市生まれ。
1987年東京綜合写真専門学校研究科修了後、写真による創作活動をはじめる。
1998年 故郷の熊野をテーマに初の写真集『KUMANO』を出版し、2000年『PILES OF TIME』で第25回木村伊兵衛写真賞を受賞。
2006年より東京藝術大学美術学部先端芸術表現科にて教鞭をとる。
作品は、サンフランシスコ現代美術館、ヒューストン美術館、東京国立近代美術館、東京都写真美術館 等に収蔵されている。
オフィシャルサイト:http://www.risakusuzuki.com/
□作品集詳細
『Water Mirror』
CASE Publishing
作品46点
デザイン:田中義久
製作:一般社団法人日本芸術写真協会
© Risaku Suzuki, Courtesy of Taka Ishii Gallery
This entry was posted on Friday, January 12th, 2018 at 16:43 and is filed under Tokyo News. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.