Tokyo News : April 26, 2018 @ 16:09
ミライの”田部井淳子”を生みだせ!──『東北の高校生の富士登山』プロジェクト
東日本大震災で被災した東北三県の高校生を夏休みに富士山へ連れていくプロジェクト『東北の高校生の富士登山』が、2018年の開催にあたり、プロジェクトを支援するためのクラウドファウンディングがスタートした。
本プロジェクトは、福島県出身で登山家の故”田部井淳子”氏が、”震災で被災した東北の高校生を富士登山に招待したい!”という思いから、2012年に立ち上げ、総隊長をつとめてきたプロジェクト。
しかし、残念ながら2016年10月に永眠されたため、昨年よりのこされた者たちが彼女の遺志をつぎ継続。
今回、2018年で7回目をむかえるというモノ。
ご存知の方もおおいカモだが、富士山登山にはそれなりの準備と、交通費、山小屋宿泊費、レンタル装備品、ガイド代などの費用がかかる。
ちなみに、本プロジェクトにおける高校生の参加費はひとり3000円。
その他の費用に関して、いままでは全国のオトナたちからの寄付や助成などで運営。
もちろん、参加人数にもよるが、一回の開催で約800万円もの費用が必要となるため、今回はその一部の支援金をクラウドファウンディングでつのるコトになった。
2012年夏の開催からこれまでに479名(2017年8月現在)の参加があり、トータルで1000人の東北の高校生を富士山につれていくコトを目標としているとか。
支援金の目標金額は、200万円。
金額が経費分を上回った場合は、次年度の積み立てにするとのコトなので、よくわからないかけ捨ての生命保険なんかよりもずっとミライを感じれるとおもうのはワタクシだけだろうか。
支援金額は、1,000円から300,000円まで。
それぞれのリターン内容に関しては、クラウドファウンディングのサイトを確認してほしい。
たった3,776 m、されど3,776 m。
意外とキビシい富士登山のアレコレから、さまざまなモノをカレらが学んでくれれば1,000円の支援金なんて安いモノでは?
ナニゴトもキッカケが重要。
もしかしたら、このプロジェクトからミライの”田部井淳子”が生まれるのカモ。
そんなミライを感じるプロジェクトに、ココロやさしきオトナのアナタはぜひとも参加&支援をしてほしい。
『東北の高校生の富士登山』プロジェクト
クラウドファウンディングサイト:https://a-port.asahi.com/projects/fujisan_tabei/
「東北の高校生の富士登山」プロジェクトオフィシャルサイト:http://junko-tabei.jp/fuji
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