TYO magazineトーキョーマガジン

Archive

 

rss 2.0

tokyo feature : April 30, 2018 @ 18:48

トーキョーシティポップス Vol.63──Refreshing Exhilaratingly



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2018年4月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「スカッとさわやか」です。


グズついた天気がおおかった3月にくらべ、4月にはいってからはカラリとした日がつづいております。

北朝鮮と韓国による、歴史的な首脳会談もなんとか平和な方向にむかいそうですし。。。


日本国内のくだらんゴタゴタ問題もそろそろ明確にしていただき、
“スカッとさわやか”としたいもんですなあ。


という感じで、今回は、ココロもカラダも”スカッとさわやか”にしてくれる、ちょっとだけスカ感おおめなセレクト。


ゴールデンウィークを”スカッとさわやか”にすごせるBGMとなれば、コレ幸い。


ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。





April 『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.63 -Refreshing Exhilaratingly-』





01. 「瞑想」EVISBEATS 『「瞑想」』
※デジタルシングル


いまや超人気のトラックメイカー”EVISBEATS”。
飛ぶトリ落とす勢いとは、まさにカレのコトなのかもしれないですが。。
そんな”EVISBEATS”によるシタール&ヒップホップビートの、
あふれんばかりのインド感がたまらないグッドトラックヘイワ。
シタール好きとしては、もうシビレます。



02. 「ラムネの午後」中山うり
『カルデラ』


“流し”でおなじみ、”パリなかやま”さんの妹さん。
アコーディオン奏者で、
シンガーソングライターとしてもおなじみの彼女の新作から。
オールドファッション的なサウンドと、
ココロにカラみつくハスキーヴォイスがすばらしい。
お兄さんの声も独特ですが。



03. 「恋はメレンゲ」The Miceteeth
『Niagara Spring ~Niagara Cover Special~』


“大滝詠一”の75年にリリースされた『NIAGARA MOON』から、
大名曲「恋はメレンゲ」を、ナーント!”The Miceteeth”がカヴァー。
オリジナルもシティポップスというよりは、
カントリーな雰囲気ですが、
コチラはドチラかというとカントリージャズですな(笑)。
4月も終盤ですが、
スカッと陽気なGWっぽいサウンドをアナタに!



04. 「Sho-Joh-Ji」ミドリのマル
『SUN』


“NiKA”と”三星章紘”によるドラム&キーボードのインストバンドバンド。
カレらの新アルバム『SUN』から。
ダレもが聴いたコトがあるあの童謡、
「証城寺の狸囃子」をカヴァー。
超グルーヴ感が出すぎな童謡ってのもオツですなー。
しかし、たったふたつの楽器だけなのに、
ホント最&高!



05. 「何も考えない」ハンバート ハンバート
『むかしぼくはみじめだった』


“佐野遊穂”と”佐藤良成”によるデュオ”ハンバート ハンバート”。
「何も考えない」って、すごいタイトルですが(笑)。
4月は新生活の季節。
あたらしい環境に入ったときに、
いちばん重要なのは、コレかなと。
むかしのエラいヒトが言ってました、、、
「Don’t think! feel!!」と。



06. 「Aloof・ひょうひょう」バロンと世界一周楽団
『sauce & shoyu』


ヴォードヴィリアンの”バロン”くんのバンド”バロンと世界一周楽団”。
これも「Don’t think! feel!!」インスパイアー系。
とにかく、ひょうひょうと生きていきたいモノですなあ。



07. 「CHINESESKATER」SAKEROCK
『YUTA』


いまはバラバラとなってみんながそれぞれ活躍している”SAKEROCK”。
人気のアルバム『YUTA』から、この曲を。
中国人のスケーター?ってコトで、
まったく意味不明なタイトルですが(笑)。
トにもカクにもノリですよね、ノリ。
ま、GWなので、”何も考えず”、”ひょうひょう”と、
“スカッとさわやか”にスケートでもしたいものです。



08. 「Le Rhone」DJ Mitsu the Beats
『Pound For Pound Vol.3』


“Jazzy Sport Productions”のコンピレーション・アルバムから、
“GAGLE”の”DJ Mitsu the Beats”くんのトラックを。
ローヌ川、、、ってことで、フランスのあの大河をイメージしたの、、、かな。
マターリ、ユターリと流れるサマが、目に浮かびます。
ココロおだやかに。



09. 「散歩日和に布団がぱたぱたと」never young beach
『A GOOD TIME』


“ネバヤン”としてはちょっとメズラしい感じのサウンド。
走ってきた4月もおわり、
まあ、ココらで休みましょうよ!的なセレクトです。



10. 「Amai Seikatu (La Douce Vie)」TOWA TEI
『Future Listening!』


コチラは、94年にリリースされた”テイ・トウワ”氏のデビューアルバム。
サウダージ感あふれるエレクトリックシタールのサウンド、
ボッサ調のビートに、
“ピチカート・ファイブ”の”野宮真貴”さんをボーカルにフィーチャー。
説明不要の大名曲です。



11. 「A Little Dance SKA」EGO-WRAPPIN’
『A Little Dance SKA』


毎年4月21日に開催される『レコード・ストアー・デイ』。
2018年のアンバサダーに選出されたカレらのオフィシャル7インチから。
もー、セツナすぎるスカ感がたまらないですよねー。



12. 「PAN OF JAMAICA」KING COLUMBIA
『ZEROSEN VIBRATIONS』


カリプソの大名曲、
“マイティ・スパロウ”の「Tour of JAMAICA」を、
軽快なピアノのジャズサウンドに、スティールパンでカヴァー。
もー夏な雰囲気が出てきた4月末にピッタリですな。



13. 「君よ 別れのときだ!」モアリズム
『昨日のような明日』


というコトで、お別れです。
ブルース感あふれる、モアリズム。
いまは、ナカムラ、ヒトリズムとして活動中。
ナカムラさんのブルーズはたまらんですな。
それではみなさま、またお会いしましょう!



※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


Photo by healthy (http://he-althy.com)


Comments are closed.

Trackback URL