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Daily Life w/ Music : July 6, 2018 @ 18:28

FILE 407 SPiCYSOL 『Mellow Yellow』


ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。



FILE 407 SPiCYSOL 『Mellow Yellow』


このナツ、個人的に大注目のAORバンド”SPiCYSOL”が、2ndアルバム『Mellow Yellow』をリリースした。


“SPiCYSOL”は、”PETE”(Trumpet/Cho/Key)、”KENNY”(Vo/Gt)、”KAZUMA”(Dr)、”AKUN”(Gt/Cho)による4ピースバンドで、2013年に結成。

80年代なグッドフュージョンというかファンクというか、AOR感あふれるサウンドに、ヴォーカルの”KENNY”のハイトーンヴォイスが、、言ってしまえば、君は1000%、まちがいなく”カルロス・トシキ&オメガトライブ”。

もちろん、まんまではないオリジナリティの部分がワタクシを惹きつけたワケだが。


そんなワケで、カレらの待望の2ndアルバムは、”80年代のシーサイドをイメージ”したとか。


おススメは、タイトル曲の「Mellow Yellow」。
チョッパーなベースに、ギターのカッティング、はしるドラム、、、
そのドレモがあふれんばかりのフュージョン感で、
まさに”オメガトライブ”サウンド。
ちなみに、ちょっとイングリッシュなイントネーションがはいったヨコモジヴォーカルは、
もーカルロス感1000%。


そして、ミドルメロウな「#goodday」。
タイトなドラム、ウネウネのベースが効きすぎのAORなサウンドもさることながら、
前向きな歌詞もグググィッとココロをワシズカミに。


最後に、夏のアゲサウンド「FIREWORKS」。
その名のとおり花火なワケですが、
高速ラテンリズムが、夏感を全開ラヴァーズ!
とにかくフロアーでつかったら大爆発しそう。


オマケで、、、、「LET’S DANCE BABY」のビートを使用した、
タツローオマージュなサウンドの「Melody」。
でも、キチンとカレらのスタイルにしているところがいいんだよねー。



そんなワケで、ナツかしさと、アタラシさの両方を持ちあわせた本作。


ちなみに、ジャケットは、”山下達郎”のジャケットアートなどでおなじみの”鈴木英人”。

もー、ジャケットだけで音がわかるというのもイイよね。


ムダなハマのFMステーション感と、ナツのシーサイドライン感、そして金色のヨットハーバー。


さあ、キミの夏の扉をひらきなよ。






SPiCYSOL
『Mellow Yellow』


価格:¥2,300(税抜)
レーベル:RX-RECORDS/UK.PROJECT(RX-146)


発売日:2018年7月4日


□トラックリスト
01. Mellow Yellow
02. Good Day
03. #goodday
04. Monsoon
05. Cyanotype
06. FIREWORKS
07. SIST
08. Melody
09. Hero



“SPiCYSOL”オフィシャルサイト:https://spicysol.com/


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