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Daily Life w/ Music : July 23, 2018 @ 17:53

FILE 408 カンバス 『アイランド』


ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。



FILE 408 カンバス 『アイランド』


“小川 “ターボー” タカシ”と”菱川” ヒッシー” 浩太郎”のふたり組音楽ユニット”カンバス”が、待望の2ndアルバム『アイランド』をリリースした。


AORやR&B、古いポップスなど、爽やかで、色あせないいぶし銀ミュージックをベースとする”カンバス”。

“INO hidefumi”とのメロウグルーヴな7 インチシングル、 「My Sweet Love Song」が話題をよんだコトも記憶にあたらしい。


そんなカレらが、ナーント!5年ものの歳月を経て、満を持して2ndアルバムをリリース。

今作では、スッキリスキスキ、ハンパないミントブルー感を展開し、カレらのコンセプトでもあるスーッとする”爽・快・感”を全開マックス!


おススメは、「丑三つ時に君想う」。
古今東西、さまざまな詩があるが、
コレだけワラ人形にクギを打つコトをさわやかに歌えるのはカレらだけでは?
うしみつどきだけに、そういうコトなのネ。
音がさわやかだけれど、歌詞は恨み節w。
さわやか恨みソングって感じかなw。


そして、80’sディスコ感というか、エレクトロ感がたまらない「ハイウェイ」。
しかし、なんだろう?この軽ーい感じは。。。
“a-ha”の「Take on me」っぽいさわやかさがあるのに、
“スティーヴィー・ワンダー”の「Part Time Lover」的なダークサイド感もある。
陰と陽を同時に感じる夜のハイウェイ。


さらに、ライトメロウなバラード、「ラバー」。
うつくしいコーラスに、カラダに浸透するメロディ。
こういうマジックアワー感のある音楽が、
カレらの真骨頂なんだとおもう。



というワケで、
全体的には、ジャパニー ズポップスのスタンダードを真っ向勝負で挑んだ本作。


猛暑のトーキョーを、スーッとさせてくれるクールなサウンド。

そして、ちょっぴりビターでスウィート、そんなアーバンシティソウルないちまいだ。






カンバス
『アイランド』


価格:¥2,300(税抜)
レーベル:Happiness Records(HRBR-009)


発売日:2018年7月20日


□トラックリスト
01. アイランド
02. 丑三つ時に君想う
03. この街の夜さ
04. 惰性
05. もうひとねむり
06. ここに立って
07. ハイウェイ
08. ラバー
09. SUNSET202



“カンバス”オフィシャルサイト:http://canvasweb.net/


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