Tokyo News : November 30, 2018 @ 14:01
アナタのしらない紅茶の世界をふたたび!──「MUSICA TEA」
兵庫県の芦屋にある、紅茶の魅力をつたえる”堀江勇真”が営むお店「MUSICA TEA」のイベントが、今年も2018年12月1日と2日の2日間、西荻窪にある日々の食と道具のお店「364」にて開催される。
「MUSICA TEA」は、日本ではじめて紅茶をポットでサービスした歴史のあるお店だ。
1976年に紅茶のブランド『MUSICA TEA』を立ち上げ、日々の生活の中での紅茶の魅力をつたえている。
昨年、西荻窪の「364」にて開催された「MUSICA TEA」の魅力を体感できるイベントが大好評を博し、今年も開催するコトが決定した。
今回は、2018年12月1日に”堀江勇真”氏による1日喫茶室喫茶室「ティーサロンムジカ」、12月2日には堀江氏のオリジナルのチャイを体感しながら、ダージリンティのお話をはじめ、インドの文化などのトーク中心のワークショップ「ダージリンとコルカタのチャイ屋さん」が開催される。
そのほか、会期中にはさまざまなイベントが盛りだくさんで開かれる予定。
もちろん展示会では、「The House Musica」の茶葉を各種とりそろえ、『Musica』オリジナルの道具も販売。
12月1日は予約無しで、12月2日は事前の予約が必要とのコト。
キュレーションは、昨年同様、ムジカの紅茶を愛飲している編集者であり、ライターの”吉田佳代”がつとめている。
一杯ごとに変わる味わい。
アナタのしらない紅茶の世界を、この機会に体感してみてはいかが?
2018年12月1日∼2018年12月2日
「MUSICA TEA」
・2018年12月1日
喫茶室「ティーサロンムジカ」
開催時間:11:00-18:00(L.O 17:00)
ムジカティー:”堀江勇真”さんによる1日喫茶室。「364」の2階で、堀江さんが入れてくれた紅茶をポットで飲んでいただけます。 1杯ごとに変わる味わいを、おひとりで、ご友人と、、、お好きな紅茶をゆっくりお楽しみください。
西荻窪で紅茶教室をひらく、”村上みゆき”さんが「musica tea」にあわせた、特別なお菓子も合わせてお召し上がりいただけます。
・208年12月2日
ワークショップ「ダージリンとコルカタのチャイ屋さん」(予約制)
1部:12:00-14:00
2部:15:30-17:30
会費:4,000円(お土産付き)
堀江さんは今年の11月、インドへ紅茶の旅をしました。ダージリンの茶園をたずねたり、紅茶文化にさまざま触れ合ってきたそうです。
露店にならぶ沢山のチャ イ屋さんを巡りインスピレーションを得た、堀江さんオリジナルのチャイをいただきながら、ダージリンティのお話をはじめ、インドの文化や街並のこと、 民族の習慣などのお話をひろげます。
また鹿児島や大分杵築の和紅茶の紅茶話もあわせてたのしく、学び深い会となりそうです。
是非、ご参加のご予約お待ちしております。
※ご来店、ご予約、お問い合わせは「364」まで。
364
東京都杉並区西荻北3-13-16
TEL. 03-5856-8065
info@sanrokuyon.com
http://www.sanrokuyon.com/
・「MUSICA TEA(ムジカティー)」について
1952年、音楽評論家であった堀江謙吉が 大阪堂島に「Tea Salon MUSICA」の名称のもとでクラシック音楽文化を普及すべく音楽喫茶を開店しました。その後、長男の”堀江敏樹”が引き継ぎ、 1969年に店名を「Tea House MUSICA」にあらため、 日本で初めて本格的にポットで紅茶の提供をおこないました。
1976年に『MUSICA TEA』のブランドを立ち上げ、 日本における紅茶の普及をはじめ、2013年までの約61年間、大阪堂島で営業をつづけました。
現在は兵庫県芦屋に拠点を移し、3代目の堀江勇真が意思を引き継ぎ、 紅茶の魅力をつたえています。
『MUSICA TEA』
兵庫県芦屋市精道町10-7 矢島ハイツ 1F
TEL. 0797-35-7727
https://www.facebook.com/pages/Musica-TEA/461026023948538
・展示会に向けて_「364」より
日々の生活の中で紅茶を楽しんで欲しいと、紅茶の魅力を伝える堀江勇真さんが 営むお店「ムジカ・ティー」。
兵庫県・芦屋の紅茶のお店、ムジカと364のご縁をつないでくれたのは、以前からムジカの紅茶を愛飲している編集者でもあり、ライターの吉田佳代さんでした。
吉田さんからご紹介をいただいて、、、と、堀江さんもすぐに「364」へ足をはこんでくださり、というご縁ではじめての展示会を開催したのが1年前の11月のことでした。
展示会を開いてみると驚くことに『MUSICA』の紅茶をいまでも愛飲しつづけている方、むかし通っていて東京に来てからひさしぶりという方、はじめてなのに『MUSICA TEA』の 紅茶に対する概念に引きこまれてしまう方など、たくさんのお客さまに来ていただ き、私たちも『MUSICA TEA』が身近に感じている方たちが多いことにおどろいたのでした。
堀江さんがつたえている、手順など気にせず日常で紅茶をたのしむ、という内容は当たり前のことのように思えますが、あらためてはっとさせられることでもあり、そんな肩ひじはらないお茶の世界がみなさんにも日常に取り入れやすいのだと思います。そしてなによりもストレートティーの美味しさがこんなにも豊かな味わいなのだとおどろくとともに、産地のちがいでも風味が変わるものなのだと関心させられます。
今年もまた紅茶のおいしい季節に『MUSICA TEA』をご紹介できることとなり、うれしく思っています。
11月にインドを旅した堀江さんもこの展示会でみなさまと紅茶のお話をすることを心待ちにしています。吉田さんもあれから一年、またいろいろお茶に関するご縁があっ たそうなので、私たちもふたりにゆっくりと紅茶のさまざまなお話、おうかがいしてみようと思います。
皆さまにも是非、おふたりの紅茶熱をたのしんでいただきたいので、展示会では堀江さんのワークショップを企画したり、吉田さんの文章をみなさんにも読んでいただけるよう準備し、展示会でお待ちしています。
今回もまた茶葉だけでなく、ムジカオリジナルのポットやティーカップ、紅茶にまつわる道具などの販売もございますので、お散歩がてらぜひあそびにいらしてくださいませ。
この展示会をキッカケに、みなさまにもまたさらに紅茶の魅力を発見していただけたらと願っています。
・「自由で楽しい、ムジカの紅茶」
現在は芦屋で営業されている、堀江勇真さんの「ムジカ・ティー」は、数年前まで大阪の堂島にありました。日本ではじめて紅茶をポットでサービスした歴史のあるお店ですが、あつかう茶葉は品質がよく価格も手頃で、毎日ティーポットで紅茶をたのしむことのたのしさ、そこから生まれるコミュニケーションの大切さをさりげなくつたえてくれる場所でした。
昨年、ひょんなことから「364」の駒井さんと二所宮さんに 「ムジカの紅茶を東京でも」とのご縁をいただき、2年目も実現するとは、ありがたいことです。
引きつづき、堀江さんが紅茶を淹れてくださる一日喫茶や、ダージリン帰りのお話を楽しめる日もあります。知らない方同士がどちらともなく話しかけて、たのしく紅茶を飲まれる姿がいくつも見られた一日喫茶。
またぜひ、ぶらりとい らしていただけたらうれしいです。
昨年は原宿「クリスティー」でこの原稿を書きましたが、今年は吉祥寺「ティー クリッパー」にて。ここの紅茶も「ムジカ」のもの。
いつもスキッとコクも渋みも効かせた淹れ方をされるマダムのファンです。
キューカンバーサンドウィッチもとて もおいしいんですよ。今日もごちそうさま。
吉田佳代(編集者・ライター)
東京生まれ、立教大学卒。
出版社を経てフリーに。
音楽と紅茶、お酒が好き。 食からつながる人や文化、暮らし周りを主に扱う。
親類がインドで働いていたせい で、送られてくるロプチュ茶園の紅茶を長年飲み続けてきたのが紅茶好きになった きっかけ。
http://www.kimuraglass.co.jp/blog/posts/–54
This entry was posted on Friday, November 30th, 2018 at 14:01 and is filed under Tokyo News. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.