ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。

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FILE 417 高橋飛夢 『あの日にかえりたい』

シンガーソングライターの”高橋飛夢”が、ひさびさとなるニューシングル「あの日にかえりたい」を配信＆ストリーミングでリリースした。


さまざまな場所でライブ活動をおこない、世の音楽ファンをはじめ、それ以外のヒトたちにもココロに浸透する、ハンパない透明感をもつ、ナイスなハイトーンヴォイスの持ち主、”高橋飛夢”。

“飛夢”と書いて”トム”と読む、”本気”と書いて”マジ”と読むみたいな。。


そんな、”トム”さんちが、個人の名義としては2017年1月以来となる、チョーがつくホドひさびさのシングルを、音楽プロデューサー”箭内健一”氏のレーベル「SMR RECORDS」より配信＆ストリーミングリリース。


タイトルを見るだけでおわかりかとおもうが、”ユーミン”こと”松任谷由実”、いや”荒井由実”名義での超名曲、「あの日にかえりたい」をカヴァー。


“ユーミン”の1975年にリリースされた6枚目のシングルに収録された本曲。

作詞＆作曲は”荒井由実”自身、編曲にダンナの”松任谷正隆”という、いわゆるメオトグルーヴである。

“徳永英明”や”小野リサ”、”森高千里”、”桑田圭祐”などなど、そうそうたるミュージシャンたちにカヴァーされ、さらには現在活躍中の和モノDJたちにもヘビローされるジャパニーズボッササウンドの真骨頂だ。


そんな大のつくホドの名曲を、オリジナルのリリースから43年という時空を超えて、いい声シンガー”高橋飛夢”が超絶カヴァー！


ちなみに、この曲、以前にタワレコだか、HMVだかでセカンドシングルの販売特典でプレゼントされたCDにも収録されているのだが、それとは音がぜんぜん変わっていたので、プロデューサーの箭内氏に聞いたトコロ、「すべて録りなおしました！」とのコト。

どうりで、フルートがはいっていたり、音のバランスがけっこう変わって良くなっていたり。。。

そして、ギター（ガット＆エレキ）、ベース、トライアングル、、、すべて”飛夢”くんが演奏しているという、”野口五郎”なみにマルチプレーヤーとしての才能を披露！

とにかく、”飛夢”くんの声でこの曲をこの時期（年末）に聴いちゃうと泣いちゃうヤツだ。


そんなワケで、”高橋飛夢”バージョンの「あの日にかえりたい」。

この曲を聴きながら、この一年を走馬灯のようにふりかえってほしい。






高橋飛夢
『あの日にかえりたい』


価格：￥250（税抜）
レーベル：SMR RECORDS


発売日：2018年12月19日


□トラックリスト
01. あの日にかえりたい


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“高橋飛夢”オフィシャルサイト：http://tomtakahashi.wixsite.com/home