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ブラインドからのぞき見た世の中 : February 28, 2019 @ 16:42

ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.224『民意と政治』



えー、さてー、2回目の米朝会談が開催された2月末の今日このごろ、みなさま花粉症の方はいかがお過ごしでしょうか?


しかし、「毎月勤労統計」の不正調査問題で、
特別監察委員会による「組織的隠匿はなかった」という調査結果が公表されました。

つまり、ダレかが勝手にやったという結果となってしまったワケですが、
それって、いったいナンのために??
ホントはソコが重要なんですけれど。

もちろん、挙手制にしたトコロで、ダレも手なんかあげませんよね。

んじゃ、やはりトカゲのシッポ切りで終わるのか、、、
という感じで、
やっぱりやるせなさしか残りませんなー。。。

ちなみに、特別監察委員会にも、
第三者的な要素がなかったのでは?
という疑問ものこってます。


さて、そんななか、2019年2月24日に行なわれたのが、
例の沖縄県の辺野古埋め立てによる米軍新基地計画についての県民投票。

この結果の「反対」が72%以上に達したという、
ホントにスゴいコトになりましたねー。

つまり、県民の意向としては、
米軍基地の辺野古地区移設には反対というコト。

じゃあ、いままでモノゴトがススんでしまっていたのは、
なんでやねん!という疑問もあるのですが。。。


コレに対して、
当のアベちゃんは、
「結果を真摯に受け止める」とは言っているものの、
計画を押し進めるという方向性の会見。

全然、真摯に受け止めてないじゃん(笑)!?


沖縄知事選の結果といい、今回の県民投票の結果といい、
政府は民意というもの自体を、
どういうつもりで受けとっているんでしょーねー。

現状の動きをみていると、
“聞く耳もたず”にしか見えない。
でも、そのワリにはナニかと”民意”というコトバを繰り返すし。。。

彼らにとっての”民意”って、、、
もしかして意味がちがう?のでしょうかね??


政治家って、
本来ならば、我々日本国民の代表たるヒトのハズなんですけれどね。

なんだか、アメリカのため、ロシアのため、そして保身のために
なんらかの動きをみせているようにしかみえないのが実情です。

もちろん、自分たちの意見だけを通せってコトではないですよ。

そのあたりはキチンと外交して、
意見を交わしながら交渉していっていただきたい。


ナンのための、ダレのための政治家なのか、
もうちょっと考えていただきたいものです。

ただ、今回の件をはじめとする、
一連の政府の動きをぼんやり見ていると、
政治と民意がかけ離れているような気がしたのは
ワタクシだけでしょうかね??


政治が大事なのか、民意が大事なのか、、、
もちろんドチラも大事。
でも、民意あっての政治であって、
国民あっての国ですからね。


だからこそ、
今回の沖縄県民投票の結果の件、
政府にはもうちょっと重〜く受け止めてほしーなーと、
ワタクシは思いましたが、
みなさんは、どのように考えましたか?



大貫妙子「何もいらない」




旅路 良



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