TYO magazineトーキョーマガジン

Archive

 

rss 2.0

Daily Life w/ Music : April 24, 2019 @ 17:47

FILE 432 NABOWA 『DUSK』


ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。



FILE 432 NABOWA 『DUSK』


インストゥルメンタルバンド”NABOWA”が、6枚目となるアルバム『DUSK』をリリースした。


結成15年をむかえるカレら。

ジャズを中心に、さまざまなジャンルを縦横無尽にかけめぐるジャムなサウンドを提案し、コアな音楽ファンを圧倒しつづけている。


そんなカレらの新作アルバムは、かなり提案型ともいえるサウンド構成だ。


おススメは、ヒップホップというか、生音ブレイクビーツ的な「NINETY EIGHT」。
乾いたギターに、涙モノのメロディアスすぎるバイオリンのサウンド。
コレ、かなりヤバい!


そして、高速ビートにヴィブラフォン、そして女性スキャットがココロとカラダにヒビク「PARK ON MARS」。
ヴィブラフォンの帝王である”ロイ・エアーズ”的ジャズも感じつつも、
セツナ系スキャットがかなりサウダージなラテンジャズ。


さらに、ライトでメロウなグルーヴを感じる「SAYONARA INAGO」。
かなりセツナイすぎるギターのメロディとバイオリンの音。
途中からの変調ビートからのブレイクがかなりたまらなスギる。


個人的にやはり弦楽器、、、とくにバイオリンの音ってスキすぎなのよね。


とにかく、”NABOWA”らしいサウンドがつまりにつまった本作。

コズミックでファンタスティックすぎるいちまいだ。






NABOWA
『DUSK』



価格:¥2500(税込)
レーベル:AWDR/LR2(DDCB-12109)

発売日:2019年4月24日


□トラックリスト
01. DUSK
02. NINETY EIGHT
03. PARK ON MARS
04. ALINEA
05. UMA
06. JOE
07. TE
08. SAYONARA INAGO
09. MADANIS
10. DAYBREAK


“NABOWA”オフィシャルサイト:http://www.nabowa.com


Comments are closed.

Trackback URL