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Tokyo News : June 18, 2019 @ 17:41

古典芸能〜ぉの〜ぉ真骨頂〜ぉ〜ぉ!ベベン・ベン・ベン!──『浪曲映画─情念の美学』



ニッポンの映画カルチャーのルーツとも言える「浪曲映画」をフォーカスした特集上映プログラム『浪曲映画─情念の美学』が、2019年6月22日より期間限定で渋谷「ユーロスペース/ユーロライブ」にて開催する。


ニッポンの大衆芸能のひとつとして、戦後の昭和中期まで繁栄したカルチャー、「浪曲」と「講談」。

一時は後継者の問題もあり、絶滅寸前までとなってしまった「浪曲」&「講談」カルチャーだが、編集者から転身した浪曲師”玉川奈々福”や、切符の取れない天才講談師”神田松之丞”の出現で、その人気が世の若者たちのなかで復活しはじめている。


今回は、そんな「浪曲」が物語を引き回す映画、「浪曲」の演目を映画化した映画、いわゆる「浪曲映画」にフォーカスした特集上映が開催。



『佐渡情話』


ダレもが一度は耳にしたことがあるだろう”マキノ雅弘”監督の『次郎長三国志』や、”寿々木米若”の浪曲をベースにした1934年の『佐渡情話』、『座頭市物語』など、巨匠たちによってつくられた作品を中心に上映予定。



『血斗水滸伝』


また、「銭形平次 雪の精」や「清水次郎長伝─石松三十石船」、「からかさ櫻」などの「浪曲」の公演も同時に開催するとのコト。

「浪曲」ロマンを生でたっぷりと味わえるいい機会。


は〜ぁぁんあんあん〜ん、お〜ぉ〜ぉたぁ〜ぁ〜の〜ぉしぃみぃ〜ぃにぃ〜ぃ〜!

ベベン・ベン・ベン!




2019年6月22日-2019年6月26日
特集上映『浪曲映画─情念の美学』





□「浪曲映画」上映作品

『新佐渡情話」/『赤穂義士』/『母千草』/『頭山』/『呼子星』/『銭形平次捕物控 地獄の門』/『どぶ鼠作戦』/『次郎長三国志第四部 勢揃い清水港』/『世紀は笑う』/『續清水港』/『座頭市物語』/『瞼の母』/『番場の忠太郎』/『血斗水滸伝怒涛の対決』/『噂の玉川奈々福キネマ更紗』


□「浪曲」公演(澤孝子/天中軒雲月/玉川奈々福/玉川太福/沢村豊子(曲師)演目)

「からかさ櫻」/「赤穂義士銘々伝─俵星玄蕃」/「赤穂義士銘々伝─安兵衛婿入り」/「銭形平次 雪の精」/「清水次郎長伝─石松三十石船」/「天保水滸伝─平手酒造の駆けつけ」/「金魚夢幻」/ 「地べたの二人」


>>>プログラム詳細はコチラ


会場:
ユーロライブ/ユーロスペース
東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2F/3F
TEL. 03-6675-5681
http://www.eurospace.co.jp/
http://eurolive.jp/


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