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Daily Life w/ Music : July 3, 2019 @ 17:03

FILE 436 なかの綾とCENTRAL 『リバース』


ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。



FILE 436 なかの綾とCENTRAL 『リバース』


シンガーの”なかの綾”と、トーキョーを代表するラテンバンド”CENTRAL”がタッグを組んだ、待望のアルバム『リバース』がリリースした!


昭和歌謡をラテンアレンジでカヴァーするなど、持ち前の歌唱力で現場を沸かしつづける歌手、”なかの綾”。

そして、2019年にバンド設立20周年をむかえ、いまやトーキョーを代表するストリート系ラテンバンド”CENTRAL”。


2018年6月におこなわれたシブヤの老舗クラブ「The ROOM」での”CENTRAL”のライブへ参加した”なかの綾”。

そのときのあまりにもスバラしすぎたマッチ具合は、筆舌につくしがたい。

そこから1年。

ついに夢のタッグアルバムが完成したのだ!


おススメは、先行7インチアナログにも収録されている「WOMAN」。
オリジナルは、いわずと知れた”薬師丸ひろ子”。
1984年に公開されたニッポンの映画『Wの悲劇』の主題歌だ。
作詞には”松本隆”、作曲には、”呉田軽穂(クレタ・カルホ)”こと”松任谷由実”、
そして編曲は”松任谷正隆”の不滅のシティポップ夫婦ワークス。
コレをナーント!ラテンアレンジでカヴァー。
イントロのサックスの部分、、、ナニかが元ネタであったハズなんだけれど、、、
思い出せない。。。


そして、こう来たか!という「砂の女」のカヴァー。
オリジナルは、いわずもがな”鈴木茂”で、
“たっつあん”こと”ヤマタツ”こと”山下達郎”もカヴァーしている大名曲だ。
どんなアレンジかは、、、買って聴いてチョ!


カヴァーばかりの紹介もアレなので、
オリジナル曲で先行7インチにも収録された「ハナキン」。
ザ・ラテン!という、疑いようのない陽気で退廃的なラテンサウンド!
しかしもしかして、定着しない「プレミアムフライデー」というコトバが生まれて、
“ハナキン”ってもう死語なの?かね(笑)??


という感じで、
スバラしいラテンサウンドをたっぷり収録で、もー夢がモリモリ。


このナツ、”なかの綾とCENTRAL”のラテンをBGMにサイ&コーに盛り上がろう。






なかの綾とCENTRAL
『リバース』




価格:¥2,500(税抜)
レーベル:VIVID SOUND & HIGH CONTRAST(HCCD9608)

発売日:2019年7月3日


□トラックリスト
01. トロピカルダンディ
02. ハナキン
03. Sugar Daddy
04. 楽園のMoon Bar
05. 砂の女
06. WOMAN
07. Hotel Sunshine
08. 待ち合わせ
09. ミモザ


“なかの綾”オフィシャルサイト:http://www.nakanoaya.com/
“CENTRAL”オフィシャルサイト:http://el-central.com/


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