えー、さてー、ついに梅雨明け宣言されたトーキョーは熱風吹き荒れる猛暑となっておりますが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか？


ソレにしても暑い、いや熱いです、トーキョー。

先週末までは、雨風アーンド湿気の吹き荒れる、熱帯雨林的な気候だったハズなのですが、
一気にナツです。

フジロックは金曜日、土曜日の記録的な大雨で、池並に水没した場所もあったとか。。。
からの、ナツです。


しかし、京都アニメーションの放火事件。
なかなか真相がわからんですねー。
犯人とされる41歳のオトコも、
現状、危篤状態。

ウーム、、、真実がわからないまま、
35人もの方の命がうばわれてしまうなんて、
残念すぎてコトバが出てこないです。

ココまでくると、
ほとんどテロですけれどね。

なんとか回復して、真相を話していただきたいモノです。


そんななか、ホンコンでは、
中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案、
コレに対するデモ活動が活発化していますな。

習のアニキの独裁化に対する、
自由の街ホンコンの若者たちからの”答え”という感じなんでしょうねー。

30日のニュースでは、
ホンコン当局が拘束したデモ参加者を起訴したとか。
ソレに対して、デモ隊はさらなる反発をしているようです。

ドコに向かうのでしょうかね、ホンコンは。


しかし、この状況、なんとなーく60年代に起きた、
安保闘争中のトーキョーの姿を見ているようです。

いつの時代も、
若者たちの熱さがあるベキだとはおもいますよ。

昨今のニッポンのオトナたちは達観して見過ぎだと思います。

もちろん、アレがあっても変わらなかった現実、
むしろ悪化している結果をみて、
ナニをやってもダメじゃね？という感じなのかもしれませんが。。。

でも、タダの流れ作業の人間になってしまっている感覚すらも感じていない、
ヒトが増えすぎるのも問題かと。


人間、あの熱さはやはり持つべきかなーと。

先日おこなわれた参院選。

投票率が50%を割る48.40%で、
過去2番目の低投票率だったとか。。。


18歳と19歳の投票率が2割台で、
31・33％と残念すぎる結果に。


選挙の結果はどんな結果でも、それは民主主義なのでね、
仕方がナイとおもってしまうのですが、
そもそもの権利を放棄するって。。。

なんだかソコが悲しい国ですよ。


もちろんこれは、超個人的な意見なので恐縮ですが、
オトナたちのなかで政治について話すのがタブーみたいな意識があって。。。
それはたぶん、安保闘争の中心にいなかった世代、
だけどその時代を生きていたヒトの子どもで、
「政治に関わるとロクなことにならない」という
真相心理みたいなものがあるんじゃないのかなと。

かく言うワタクシも親の世代には
「あまり政治については意見を言わない方がいい」みたいな、
育てられ方をしてきた世代だったりします。

そのさらに子どもの世代、
いまの18歳とかそのあたりの世代は、
その流れを踏んだライフスタイルを形成してしまっているのかなー。

おそらく確固たる調査をしたところで、
その部分があきらかにはならないとおもうので、
あくまでも個人的な予想でしかありませんがね。

気軽に政治について発言できない世代。

だから、テレビにでているタレントが、
政治の話をすると、「政治的発言だ！」なんて書くバカがいるワケです。
“的”ってナニよ（笑）！
“政治の話”でしょ？？


結局南極、政治に関しては、
ブーメランのように自分たちにもどってくるワケですからね。
それに対しての意見は言うべきでしょ！


そんなニッポンの残念な状況を見ていると、
現在のホンコンの若者たちのデモの状況に関しては、
ガンバってほしーなーと、カゲながらおもってしまうワケですよ。

ただ、89年の「六四天安門事件」をリアルタイムにニュースで見ている人間としては、
あの状況になってしまってはほしくないとも考えてしまいます。


「少年よ大志を抱け（Boys, be ambitious.）！」とは、
北海道大学こと札幌農学校にいたクラーク博士のコトバ。

コレにはいい意味にとらえているヒトがほとんどかもしれませんが、
遊びほうけていてあまりにも働かない、
勉強にやる気のないニッポンの若者たちに対して、
「おい！しっかりヤレよ〜！！」という別エピソードがあるそう。

まあ、100年以上のむかしから、
ニッポンの若者たちは、
そんなぼんやりした感じだったのカモしれませんな。


そんなこんなで、
今回の参院選の投票率の結果をふまえて、
「ホンコンの若者たちの熱さをちょっとは見習ったら？」と、
ワタクシはおもってしまいましたが、
みなさんはどのように考えますか？



VIDEOTAPEMUSIC「Hong Kong Night View」