Tokyo News : January 30, 2020 @ 21:16
約100年前の建造物をリノベーションしたマイクロ複合施設『K5』がオープン!
日本橋兜町にある歴史的建造物をリノベーションし、ホテルやレストラン、バー、ビアホール、コーヒーショップなどの先鋭的なコンテンツがつまったマイクロ複合施設『K5』が2020年2月1日にグランドオープンする。
「K5」は、日本ではじめての銀行である旧「第一国立銀行」の別館として、1923年に竣工した歴史的建造物の外観と躯体はそのままにリノベーション。
もともと日本橋兜町は銀行や東京株式取引所(現・東京証券取引所)などもある金融街であり、明治・大正・昭和の日本経済の中心地として発展した街で、あの”渋沢栄一翁”の街として歴史を刻んできた。
いわば、ニューヨークのウォール街的な存在と言っていいだろう。
街には、さまざまなヒトがあつまり、夜にはお座敷や料亭なども大にぎわいの一大歓楽街へと発展。
昼夜問わず、盛り上がりをみせていた。
しかし、コンピューター化の時代の流れに逆らえず、街は2000年あたりから衰退の一途をたどり、それ以降、昼は会社員がいるとはいえ、夜はほぼほぼゴーストタウン化している状況だ。
今回は、そんな兜町の再活性をめざし、その起爆剤のひとつとして『K5』がオープン。
『K5』には、『HOTEL K5(ホテル)』、『CAVEMAN(レストラン)』、『B(ビアホール)』、『青淵(AO)(バー)』、『SWITCH COFFEE(コーヒーショップ)』などのコンテンツが集合。
建築&空間デザインは、スウェーデンはストックホルムを拠点に活躍する建築家パートナーシップ「CLAESSON KOIVISTO RUNE」が監修。
もともとの重厚感と素材感を尊重しつつ、北欧と和のテイストがブレンドされた斬新な場所へと生まれ変わった。
今後、日本橋兜町の街全体の再活性のキッカケを生む”点”となることを目指すという。
コンテンツの内容ももちろんおもしろそうだが、個人的には100年前に建設されたとはおもえない洋館スタイルのもともとの建物自体と、当時の最新技術が令和になったいまも超えられていない外装の装飾のスバらしさなども一度は観てほしい。
日本橋ぶらり散策の散歩&お茶がてら『K5』へ。
『K5』
開業日:2020年2月1日
住所:東京都中央区日本橋兜町3番5号
メール:info@k5-tokyo.com
オフィシャルウェブサイト:http://k5-tokyo.com
オフィシャルインスタグラム:https://www.instagram.com/k5_tokyo
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