TYO magazineトーキョーマガジン

Archive

 

rss 2.0

Daily Life w/ Music : May 18, 2020 @ 18:42

FILE 453 mei ehara 『Ampersands』


ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。




FILE 453 mei ehara 『Ampersands』


シンガーソングライターの”mei ehara”が、セルフプロデュースでつくりあげた2ndアルバム『Ampersands』をリリースした。


2017年に”キセル”の兄”辻村豪文”プロデュースでアルバム『Sway』でデビューをはたした”mei ehara”。

メロウでユル〜いサウンドに、透きとおるようなヴォーカルが、なんともホンワカとした気分にさせてくれるカノジョ。


そんな”mei ehara”の2枚目が登場だ。

今作は、セルフプロデュースながらも、ファーストアルバムの雰囲気を裏切らないスバらしいユルユルホンワカサウンド。


オススめは、「歌の中で」。
ココチ良いベース太めのメロウなスウェイビートと、
脳髄を直接シゲキする、ココロ洗われるようなうつくしい彼女の歌声。
まさにココロの洗濯機的サウンド。


そして、そこはかとなく意味深なタイトルとは裏腹に、
パッパッパラ的なスキャットからはじまる、
楽団的なマターリサウンドがホントに気持ちいい「ギャンブル」。
晴れた日の午後に、公園でぼんや〜りと聴きたい、
ふんわりメロウグルーヴ!


アルバムのなかでは、だいぶグルーヴィーな雰囲気の「最初の日は」。
コレね、サウンドがシティでグッドヴァイヴスでかなりヤバい!
そして、やはりカノジョの独特のヴォーカル。
耳から脳に浸透していく感じがたまらない。



そんなワケで、
出ている”音”、すべてのファクターのバランスがスバらしすぎるので、
個人的には、サウンド的にファーストアルバム以上の衝撃。


コレは、アルバム全体としておススメしたいいちまいだ。








mei ehara
『Ampersands』



価格:3,000円(税抜)
レーベル:カクバリズム(KAKU-116)

発売日:2020年5月13日


□トラックリスト
・SIDE A
01. 昼間から夜
02. 歌の中で
03. 優しく
04. どちらにピントを
05. 不確か

・SIDE B
06. ギャンブル
07. 似合ってくる
08. 群れになって
09. 最初の日は
10. 鉄の抜け殻



“mei ehara”オフィシャルサイト:http://eharamei.com/


Comments are closed.

Trackback URL