ダレかが言った、『いや～、映画ってホントいいものですね！』と──。

いまも世界中のヒトたちを魅了しつづけ、そして夢の世界へと誘う”銀幕の世界”。 この”MOVIE LIFE”では、無駄に映画好きであるワタクシが、コレから公開予定の映画と過去に見たDVDなどを中心に、コメントと評価を交えながらご紹介していきます。

（評価は5段階、☆の数で示されます）

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MOVIE LIFE 027
『老人と海（ディレクターズ・カット）』

生きるってこういうこと。



□ストーリー

今から20年前、荒々しくも美しい自然が残る与那国島に、サバニと呼ばれる小舟を操り200キロもの巨大カジキを追う老漁師がいた。


島の人々に支えられ、ばあちゃんを愛して海に行き、海を愛して漁に出る。


じいちゃんは長い不漁に苦しみながらも、自然への敬意と漁師の誇りを忘れず、1年後、ついにカジキとの格闘に打ち勝った。


まっすぐなじいちゃんの生き方や、自然と人間とが共存する姿から、人が生きる事の根源的な強さと豊かさがはっきりと見えてくる。




□オレ意見
評価：☆☆☆☆（満点は5個）


タイトル通り、アーネスト・ヘミングウェイのかの著書『老人と海』の、ただ舞台が沖縄の与那国島というだけで、カジキを狙う老人が出てくるという、ほぼそのままのドキュメンタリー映画。


ただただカジキを釣ろうと毎日海に出かける漁師のおじいちゃん。
そして、何も言わずそれを一身に支えるおばあちゃん。


美しい自然の中で、生きていく厳しい現実。


一生懸命生きていくってこういうことなんだ！と、あらためて思い知らされる。


80年代の貴重な与那国カルチャーも見え隠れする、ドキュメント。


生き方に迷ったら、コレを観ろ！

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2010年7月31日より銀座シネパトス、テアトル新宿、キネカ大森ほか全国順次ロードショー！

『老人と海』




監督：ジャン・ユンカーマン

出演：糸数繁

撮影：清水良雄
音楽：小室等
配給：シグロ／スターサンズ

オフィシャルHP：http://www.rojintoumi.asia/

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