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tokyo feature : June 29, 2020 @ 21:16

トーキョーシティポップス Vol.89──One Rainy Night



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2020年6月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「ある雨の夜」です。


気がつくと、6月も終わり。
アッという間に2020年も半分が終わってしまいます。

前半は、完全にコロナッチにヤラれっぱなしでしたなー。
まあ後半もぼんやりヤラれっぱなしであるコトは、残念ながら仕方がないでしょうねー。


コチラはナニもしていないウチに、季節は梅雨です。

なんか雨の日がなんとなくたのしいとおもってしまうのは、ワタクシだけでしょうかね?

いや、もちろん災害レヴェルの降り方だったらたのしくありませんが。

しとしとと降りそそぐ、恵みの雨。


いろーんなモノゴトを水に流せる6月。

流せないコトもありますが(笑)。。。


そんなワケで、今回は雨の夜をたのしむ、なんとなくクリスタルで、ぼんやりグルーヴ満載なサウンドを選曲。


アナタの雨の夜のBGMとなれば、コレ幸い。

ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。







June『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.89 -One Rainy Night-』






01. 「ナイアガラ慕情 (Inst Ver.)」大滝詠一
『NIAGARA TV Special Vol.1』


さて、6月といえば、衣替えの季節。
そして、水の季節というコトで、
いろいろと湿っぽい、慕情な感じでございます。
そんな季節の変わり目の一曲目は、
“大滝詠一”デビュー50周年記念盤として
2020年3月にリリースされた『Happy Ending』に付属の、
ボーナスCD『NIAGARA TV Special Vol.1』から、
「ナイアガラ慕情」のインストを。



02. 「ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー」八代亜紀
『夜のアルバム』


1963年に発表されたこの曲を、
“小西康陽”プロデュースで”八代亜紀”がジャズカヴァー。
ある雨の夜のトーキョーには、
ハスキーな歌声が似合いますな。



03. 「毎日のリズム」矢舟テツロー
『ロマンチスト宣言』


例のコロナウイルスによる規制がいろいろと解除された6月。
現状はまだまだコレからではありますが、
気持ち的にはこんな感じでは?
毎日のリズムをゆっくり取りもどそう!という事で、
ジャズマン矢舟くんのゴキゲンなナムバ—を。



04. 「Move or Die(2020 Sessions)」YOUR SONG IS GOOD
『Sessions 2』


自粛期間中にリリースされた、
“YOUR SONG IS GOOD”こと”ユアソン”の
一発録りセルフカヴァーアルバムから。
ズンドコスカのコチラを。



05. 「SEASON」YOHLU
『YET YONDER YEARNING』


福岡のクリエイティブクルー”BOAT”に所属する
新進気鋭バンド”YOHLU”。
この気だるい感じが、
いまの気候だったり、
気持ちだったり、
気分だったり、
そんなこんなでピッタリなのです。



06. 「Planet feat. Youichi Okano」疋田哲也+NIL
『Ferry』


“疋田哲也+NIL”によるコチラ。
イメージ的には冬の夜空らしいのですが、
個人的には、雨の夜のくもり空感。
と、勝手に決めつけて選曲しちゃってますが、
水の分子というか、原子というか、
そんなレベルのナニかを感じるのです。



07. 「Butter & Scotch」吕布
『All in One EP』


ラッパーの”吕布”くんのEPから。
バターとスコッチ、、、
コチラも勝手に、
“南佳孝”の「スコッチ&レイン」のアンサーソング的な感じで選曲。



08. 「ペーパームーン」蠣崎未来
『路傍の唄』


6月って、時々晴れた夜に見える月が、
雨が空気中のヨゴレを取り除いてくれるからなのか、
本当にキレイなんですよねー。
そんな訳で、こんな歌はどうでしょうか?



09. 「ぶたトマト」福原希己江
『よりそうものたち』


トマトの季節には、やはりぶたトマですよ。
とりあえず、焼とり屋も解禁されたので、
雨の夜はコイツをアテにグイッといきたいものです。



10. 「ネペンテス」VIDEOTAPEMUSIC
『The Secret Life of VIDEOTAPEMUSIC』


この時期、毎年湿気にヤラれるのですが、
今年はそこまでヒドくないですなー。
ただ、なんとなくのトーキョー熱帯夜。



11. 「海を聴く」ケンネル青木
『SOUR SWEET』


このところの雨の降り方って、
熱帯地方の雨期なみですよね。
地面はまるで海です。
そんな雨音が、こんな感じなのかなと。



12. 「東京ミッドナイトクルージングクラブ」YONA YONA WEEKENDERS
『街を泳いで』


“YONA YONA WEEKENDERS”の新作から、
アーバンメロウなコチラのサウンドを。
雨のトーキョーの夜をグルージングな気分なのです。



13. 「タイムアフタータイム」ASA-CHANG エマーソン北村
『エロス』


“ASA-CHANG”と”エマーソン北村”による、
“シンディ・ローパー”のカヴァー。
サビだけ歌うという斬新スタイル(笑)。
しかし、あっという間に2020もすでに後半。
いろいろ”タイムアフタータイム”ですなー。




※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


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