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tokyo feature : August 28, 2020 @ 19:03

トーキョーシティポップス Vol.91──Day to Night



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2020年8月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「昼間から夜」です。


気がつくと2020年8月も終わりの日。。。


とにかく、ほぼほぼ前半は梅雨で、後半が酷暑という、地獄のような今年のナツ。

暑すぎる午前中はイエで仕事して、気温の下がる夕方前くらいから外出という、昼間から夜的なライフスタイルが定着しはじめてます。


コロナッチのおかげでヒトもすくなく、ナンとなくしずかなみじかい?ナツだったような。。。

もう、それすらも記憶が曖昧ミーマインなワケですがw。



そんなワケで、今回は昼間から夜にかけてぼんやり聴きたい、チル感あふれるグッドミュージックを選曲。


のほほんと生活しているアナタためのBGMとなれば、コレ幸い。

ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。







August『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.91 -Day to Night-』






01. 「ソウルナンバー」アントニオ佐々木
『誰かギター弾きを知らないか』


2020年8月、酷暑でナニもないナツの1曲目は、
先日、他界された日本屈指のブルースギタリスト、
“アントニオ佐々木”さんが最後にレコーディングしたアルバム、
『誰かギター弾きを知らないか』から。
まあ、お盆というコトもあって、
彼の極上のナムバーから、
夕方感あふれるブルージーなこの曲を。
それにしても、
“オーティス・レディング”のセツないソウルナムバーって、
ナンの曲だったんだろう。




02. 「AMAZON NIGHT」Magic, Drums & Love
『AMAZON NIGHT』


“マジドラ”こと”Magic, Drums & Love”の新曲7インチから、
ガールズ・アンド・ボーイズに贈るラヴァーズ・ロックなナムバーを。
“マジドラ”にしてはめずらしいレゲエビートと、
甘酸っぱくて、切ない”YURINA da GOLD DIGGER”のヴォーカルが、
酷暑で火照ったカラダにヒビキますな。



03. 「Breakdown feat. Daichi Yamamoto」Michael Kaneko
『ESTERO』


“Michael Kaneko”の新譜アルバム『ESTERO』から「Breakdown」を。
英語と日本がクロスオーバーする不思議なボーカルに、
話題のラッパー”Daichi Yamamoto”をフィーチャー。
あふれんばかりのアーバンソウル的ナムバー。



04. 「Secret Summer」Love Tambourines
『Midnight Parade』


90年代シブヤ系の代表的バンド”Love Tambourines”。
“ELLIE”さんの力強くソウルフルなヴォーカルでおなじみの彼らが、
1994年にリリースしたアルバム『Midnight Parade』から、
しっとりソウルな「Secret Summer」を。
そういえば、
2020年のナツはまさにシークレットサマーでしたな。



05. 「雨のめぐり逢い」EPO
『epocha 1980-1986』


2020年8月は雨にはじまり、
酷暑をとおって、
雨で終わりそう。。。
というコトで、
1982年の”EPO”のこの曲を。
「五月雨」という歌詞にもある通り、
ホントは5月の曲ナンだけれど、
内容的に今年のナツの雨っぽい歌。
約40年前のトーキョーの5月と、
2020年8月の雨的な部分の気候が
ナンとなく一緒になってきたという感じなのカモね。



06. 「よるべ」のろしレコード
『OOPTH』


シンガーソングライターの”松井文”、”折坂悠太”、
そして”夜久一”の3人組”のろしレコード”。
彼らのファーストアルバム『OOPTH』から、
その名のとおり夜のはじめっぽいこの曲を。
昭和の流行歌的なスタイルの”折坂悠太”のヴォーカルが、
たまらんのですよ。



07. 「このゆびとまれ」アラゲホンジ
『はなつおと』


秋田県が産んだ世界に誇る宝コト、”アラゲホンジ”。
お盆すぎあたりから赤トンボの姿を見る頻度がふえたコトもあり、
暑いとはいえ、秋が近いのかなーというコトで、
バラード感あふれるこちらの曲を。
民謡とジャズ?ポップス??をブレンドさせた、
彼らのサウンドスタイルがホントに素晴らしすぎ。
まさに”このゆびとまれ”というコトで。



08. 「メイリーン」BARON
『来し方行く末』


ヴォードヴィリアンでおなじみの”バロン”くん。
オキナワ民謡的な楽団サウンドに、
バロンくんのユル〜くて、セツないヴォーカル。
ナツの終わりは、ナンともセツないサウンドを選曲しがちですが、
気持ち的にも刹那なのかもね。



09. 「昼間から夜」mei ehara
『Ampersands』


今回のタイトル曲ですな。
シンガーソングライターの”mei ehara”の「昼間から夜」。
このレゲエビートながら、
シティ感あふれるサウンドと、
彼女のハスキーな歌声が、
グアっとココロをワシづかみにされるのですよ。



10. 「あの頃、プールサイドで」ナツ・サマー
『HAYAMA NIGHTS』


永遠のナツオンナこと”ナツ・サマー”。
彼女の葉山による、葉山のための、
ハヤーマンな最新アルバム『HAYAMA NIGHTS』から。
永遠のナツオトコ、”Saigenji”をフィーチャーしたコチラを。
プロデュースは、
シティ感あふれるシティポップオジさんとしておなじみ、
“流線型”の”クニモンド瀧口”氏。
嗚呼、、、ナツだなぁー。



11. 「Free Bird」ハチャトゥリアン楽団
『マカロニチーズ!』


ナツといえば、ニューオリンズ!
そんなイメージはありませんがw。
ニューオリンズサウンドをふんだんにとりいれた、
“ハチャトゥリアン楽団”による、
ドラムブレイクからはじまるコチラ。
暑い土地のサウンドは、
やはりセツナさあふれるメロディがおおい気がしますがね。
とはいえ、思わず踊り出してしまうグッドグルーヴ&グッドフィーリング。



12. 「Ooo LaLaLa」ONEGRAM
『Ooo La La La/Drama』


レゲエサウンドを中心としながらもアーバングルーヴあふれるサウンドの”ONEGRAM”。
全曲からの「La La La〜♪」つながりで、
“ティーナ・マリー”による1988年のヒット曲をカヴァーしたコチラを。
“Sakko”さんのヴォーカルがすばらしすぎて。
ソウルグループの”DELFONICS”の「LA LA MEANS I LOVE YOU」なんてナムバーがありますが、
とにかくLa La Laなのですよ。




13. 「All You Need Is Love」akiko
『Across The Universe』


そして、ジャズヴォーカリストの”akiko”ちゃんがリリースした、
みんな大好き!”ビートルズ”のカヴァーアルバム『Across The Universe』から。
コチラも「La La La〜♪」つながり!というか、「Love Love Love〜♪」ですがね。
このコロナ騒動には、
とにかく「愛」が必要ですよ。
まあ、まさに”愛こそはすべて”。
みなさんに「愛」を、
そしてナツが終わる前にこの曲を。




※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


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