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Movie Life : September 18, 2020 @ 16:59

MOVIE LIFE 163『メイキング・オブ・モータウン』


ダレかが言った、『いや~、映画ってホントいいものですね!』と──。

いまも世界中のヒトたちを魅了しつづけ、そして夢の世界へと誘う”銀幕の世界”。 この”MOVIE LIFE”では、無駄に映画好きであるワタクシが、コレから公開予定の映画を中心に、コメントと評価を交えながらご紹介していきます。

(評価は5段階、☆の数で示されます)




MOVIE LIFE 163『メイキング・オブ・モータウン(原題:Hitsville: The Making of Motown)』



“ビートルズ “と”ローリング・ストーンズ”があこがれた音楽レーベル「モータウン」




□ストーリー



ビートルズやローリング・ストーンズが憧れ、日本をふくむ世界の音楽に影響をあたえつづけている「モータウン」。

愛称は”ヒッツヴィルUSA”。

米ミシガン州デトロイトの西グランド通り2648番地にある一軒家を拠点に、若者に向けたポップな音楽を発信し、アメリカン・ドリームを実現させた。


『メイキング・オブ・モータウン』は、映画ビジネスに参入すべくLAに本社を移すまでの歴史や名曲誕生秘話を、創設者のゴーディが親友にして戦友の”スモーキー・ロビンソン”と旧交を温めながら説き明かしていくドキュメンタリー。

関係者や著名人の回想や証言も交えた貴重なエピソードの数々。

これは引退を表明したゴーディが初めて語る創業一代記であり、20世紀に最も影響力を持った独立レーベルの正史である。






□オレ意見
評価:☆(満点は5個)


知る人ぞ知る、音楽史史上最高の音楽レーベル「MOTOWN」。

もちろん、ワタクシがDJをはじめた理由のひとつのレーベルだったりする。

70年代後期の幼少期に、
アメリカのコドモなオトナ向けTV番組『セサミストリート』で見た、
いや体感してしまった
“マイケル・ジャクソン”率いるバンド”ジャクソン5″のライブ(もちろん日本では再放送だが)。

以来、
トラウマのごとくココロの奥ソコのキズのような、
遺伝子そのものに焼印を押されたような、
そんな感じで電気ショックをウケたワタクシの脳の深層部分にのこっている音楽のひとつなのだ。

そんな音楽を輩出していたのが、この音楽レーベル「MOTOWN」でアル。


本映画では、
2019年に創立60周年をむかえた同レーベルの創始者、”ベリー・ゴーディJr”と、
その盟友でアーティストの”スモーキー・ロビンソン”が、
レーベルの歴史について語りながら、
どのように夢を実現していったのかが再現されているドキュメンタリーだ。


ミラクルズ、テンプテーションズ、ダイアナ・ロス&スプリームス、マーサ&バンデラス、
フォー・トップス、スティーヴィー・ワンダー、マーヴィン・ゲイ、ジャクソン5などなど。。。

ダレもが知っているあの曲、この曲。

そして、ダレもが知っているあのヒトや、このヒト。

じつは、このレーベルなしで、いまの音楽シーンは語れない、、、いや語れるワケがない。


現在の「BLM(Black Lives Matter)」運動へもつながる、
「ブラックパワー」運動の話なども。

アメリカのクロい歴史もマルっとわかってしまう、
まさにアメリカ史の教科書と言っても過言ではない。


さらに、ヤマタツ(山下達郎)ファンなら分かる、
あの曲の創り方はじつは”マーヴィン・ゲイ”の手法だったのかー、、、とかもね。


それにしても、
“スモーキー・ロビンソン”のなかでのもっともすばらしいアルバムがアレだったとは。。。

トにもカクにも、すべての音楽ファンは必見のドキュメンタリーなのだ。









2020年9月18日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー!

『メイキング・オブ・モータウン』






監督:ベンジャミン・ターナー/ゲイブ・ターナー

出演:ベリー・ゴーディ/スモーキー・ロビンソン/ほか

監修:林剛


オフィシャルサイト:http://makingofmotown.com/




© 2019 Motown Film Limited. All Rights Reserved.


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