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tokyo feature : November 30, 2020 @ 17:41

トーキョーシティポップス Vol.94──The Autumn Moon



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2020年11月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「秋の月」です。


2020年ものこりわずか。。。

しかし、このコロナ騒動、、、いつになったら終わるのでしょーかねー?

ぼんやりしていたら、またもや感染拡大で、トーキョーは飲食業界に時短営業要請状態。

サッポロ&オーサカはロックダウン寸前。

年末にきて、経済は大打撃ですよ。

人間たちはアタフタしているにもかかわらず、ふと空を見上げると、月や星がしれーっとキレイだったりしてね。

ココロがいやされるワケです。


まあ、もう来てしまったモノは仕方がないとして、救いようのない世の中を見てイライラするよりも、うつくしい自然を見てたのしむのがいいのかなと。


そんなワケで、今回はぼんやりうつくしい月をながめながら、いろんな意味でチルできる、豊潤でマッタリできるすばらしいサウンドを選曲。


ひとりアタフタしているアナタためのBGMとなれば、コレ幸い。

ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。







November『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.9 4 -The Autumn Moon-』






01. 「ミッドナイト・ランデヴー(7inch ver.)」髙城晶平
『ミッドナイト・ランデヴー/PLEOCENE』


バンド”cero”のヴォーカルでフロントマン、
“高城晶平”くんのソロ作品から。
コチラは7インチに収録されていたショートバージョン。
60年代のアメリカンポップステイストで、
「魅惑の深夜パーティー」的なモヤっと感あふれるバラードサウンドが、
なんともハイトーンな高城くんのヴォーカルに会っているというか、
気持ちいい感じに仕上がっています。
2020年11月はそんな曲からスタート!



02. 「Trouble」LUCKY TAPES
『Trouble』


先日、3曲つづけてデジタルリリースした”LUCKY TAPES”。
そんな中からもっともアーヴァンメロウなこの曲を。
ブリブリなベースグルーヴがたまりません。



03. 「ハイウェイ」脇田もなり
『RIGHT HERE』


アイドルを超えたボーカリスト”脇田もなり”ちゃん。
彼女のアルバムから”くるり”のカヴァーのコチラを。
ライトでメロウなアレンジがまたオツすぎて、
ナンだかジンワリときてしまうのです。



04. 「On My Way Home」Kan Sano
『Susanna』


日本を代表する音楽家”Kan Sano”のアルバム『Susanna』から。
打ち込みのヒップホップビートに、
ピリッとワビサビの効いたピアノのウワモノが、
セツなすぎです。



05. 「Sweet Love feat. 大橋純子」DJ HASEBE
『Sweet Love feat. 大橋純子』


デビュー30周年を迎えた”DJ HASEBE”が、
デビュー46周年を迎えたシティポップレジェンド”大橋純子”をフィーチャリングし、
彼女の1995年のアルバム『For Tomorrow』に収録された「Sweet Love」を、
アーヴァンライトメロウサウンドにリミックス?リアレンジ??してリリース。
歌はもちろん現行の彼女の歌声だが、
ノビのあるヴォーカルといい、
ツヤ感あふれる雰囲気といい、
サイ&コーすぎる一曲。



06. 「In rainbow, I’m a rainbow too」bonobos
『FOLK CITY FOLK .ep』


もちろんそのアーバンなサウンドにも注耳!だが、
ドチラかというとその歌詞の方にも注耳して聴いて、
そして効いて欲しい、
“bonobos”のミディアムメロウなグッドサウンド。



07. 「HUMAN NATURE」土岐麻子 with 和田唱
『TOKI ASAKO “LIGHT!” ~CM & COVER SONGS~』


おなじみの”マイケル・ジャクソン”
彼が1983年にリリースした、
不滅の大名曲「HUMAN NATURE」を、
麻子ちゃんと、
“TRICERATOPS”の和田くんのふたりでカヴァー。
この声のリエゾン感がナンともすばらし過ぎて、
聞き入ってしまいますな。



08. 「秋の月」Furukawa Sarah
『THE RANDOM BIRD』


今回のタイトル曲ですな。
“Furukawa Sarah”ちゃんのこの曲。
しんみりと寒空の下で聴くと、
効きすぎて、必要以上に涙が。。。
声がね、ホントにいいのですよ。
“いま”な彼女の、”いま”な音楽。



09. 「宇宙遊泳」T字路s
『Brand New Caravan』


みんな大好き”T字路s”のニューアルバム『Brand New Caravan』から、
ふんわりフワフワな人生を歌った「宇宙遊泳」。
押されたら押された方向に飛んでいってしまうという、
質量保存の法則がこんなにツライなんて。。。



10. 「swing and ska」baron & jordan
『where did it go?』


寒くなると聴きたくなっちまう!のが”バロン”くんの歌。
メインボーカルは相方の”ジョーダン”ですがw。
コチラは、
人生に迷ったらスィングしてスカしちゃってー、
という勝手な超個人的な意味で選曲。



11. 「イスタンブール・マンボ(Inst Ver.)」大滝詠一
『”NIAGARA TV Special Vol.1″』


からの、”大滝詠一”さんの隠れた名曲「イスタンブール・マンボ」のインストを。
イスタンブールで、マンボで、
ナゼだか大江戸感溢れるズンドコ感。
ザッツ ニッポンのポップサウンドが、
ホントにたまらんのですよw!



12. 「君のようになりたい」Little Gree Monster
『DJ KAORI DISNEY MIX(Select)』


「イスタンブール・マンボ」のズンドコ感つながりで、
ボーカルグループ”Little Gree Monster”による、
映画『ジャングルブック』のキャンペーンソングですな。
アメリカンドラマの『glee』的なアレなグループですが、
いや、ホント歌が上手い!
じつは当時、それほど気になってはいなかった本曲なのですが、
先日リリースされた”DJ KAORI”さんの『DJ KAORI DISNEY MIX』に選曲されていて、
いま聴くとなんかいいんですよねー。
コノ、『Tokyo City Pops』シリーズの選曲は、
意外とそんな曲が多かったりします。
そんなワケで、寒い秋の夜に、
トコナツのジャングルサウンドを!



13. 「Tour Of Jamaica」カルメラ
『KNACK IS THE KETCHUP』


日本の「いま」を代表するビックバンドのひとつ”カルメラ”。
そんな彼らが”Mighty Sparrow”の1963年にリリースしたジャマイカンカリプソの大名曲、
「Tour Of Jamaica」を紅玉のグルーヴでカヴァー。
GO TOキャンペーンもジャマイカにしてほしい!なー、、、
なーんてムダな夢をみながら、
サイナラ!サイナラ!!サイナラ!!!
(※まゆ毛を上下に動かしながらw)




※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


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