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tokyo feature : February 28, 2021 @ 16:32

トーキョーシティポップス Vol.97──Journey to Love



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2021年2月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「ジャーニー・トゥ・ラヴ」です。


この97号で、本企画もナ、ナ、ナァーント!8年目に突入!!

この架空のコンピレーションをたのしみにしてくださっているみなさま、毎度ありがとうございます。

毎月毎月マーイツキ、そのときどきの時勢と時流をふまえつつ、デスクトップでやんわりぼんやり聴くのにちょうどいいサウンドを選曲しつづけて、ムダすぎる8年。。。

なるべくカブらナイように選曲して97号目を迎えました。

とりあえず、ひきつづきまた1年、どうぞよろしくお願いしますー!


さあて、2021年2月。

パンデミックなアレから1年経ちましたが、政治は腐敗しつづけ、地震があったり、大雪があったり、人びとのココロは疲れはてていて、ニンともナンとも状況が良くないですなー。

コノ状況が、サイテーでももう1年くらいはつづいてしまうのかなー、、、なんて考えてはおりますが。。。


まあ、もうジタバタしたところで仕方がありませんので、なんとか生きながらえましょー。


そんなワケで、今回は「Journey to Love(ジャーニー・トゥ・ラヴ)」をテーマに、ぼんやりと「愛」を感じる選曲でお贈りします。

『Journey to Love』とは、ベーシストの”スタンリー・クラーク”の1975年にリリースしたアルバム名ですが、特に選曲にはカンケーありませんので、あしからずw。



あいかわらずの憂うつ気味な2021年2月、そんなアナタに「あ!ナンかいい風!!」的な、ふんわりやんわりヤンバルクイナで愛を感じるBGMとなれば、コレ幸い。

ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






February『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.97 -Journey to Love-』






01. 「2月 青山の陽子 ~ 屋台のおでん/(白銀は招くよ)」小西康陽とプレイボーイズ
『井上順のプレイボーイ講座 12章』



さあて、記念すべき8年目の第一発目は、
やはりこの方!
日本が世界に誇るスーパー漫談芸!!
“井上順”パイセンですなw。
コチラ『円楽のプレイボーイ講座 12章』のオマージュ作品。
パイセンからのプレイボーイになるためのありがたい講座と、
“小西康陽とプレイボーイズ”によるジャジーなバックミュージックのマッチが、
実にスバらしいいちまい。
もちろん2月ヴァージョンから。
ポキっw。



02. 「すべてのウタはラブソング」モアリズム
『EVERY SONG IS LOVE SONG』


愛といえば、やはりモアリズム!
そんなワケで、
この曲ですね。
ファンキーで、
ヒッピーでヤッピーなラヴソングをドーゾ。



03. 「ハローイッツミー」INO hidefumi Feat. 鈴木茂
『NEW MORNING -新しい夜明け-』


“INO hidefumi”さんが、天才ギターリスト、鈴木茂さんをフィーチャーして、
「HELLO IT’S ME」、、、
“トッド・ラングレン(Todd Rundgren)”の名曲のカヴァーですな。
茂さんのエレキギターがスバらしすぎな一曲。



04. 「It’s me」in FAM step
『INSPIRATION』


IT’S ME、イッツ・ミー、、、逸見つながりでコチラを。
と、言いつつも逸見さんはまったくカンケーありませんがw。
平成の”久保田利伸”的な、ナイスなヴォーカルがたまらない。
ファンキーでソウルフルなラヴソング。



05. 「晴れた午後は代官山でfeat. 野宮真貴」DJ HASEBE
『Wonderful tomorrow』


コチラ、もう説明不要の”DJ HASEBE”氏のDJ活動30周年記念アルバムから。
“野宮真貴”さんをヴォーカルにフィーチャーした、
さわやかソング。
2月は快晴の日が多かったような、、、
まあ、そんな日は代官山へ散歩ですよね。
ぜんぜん行ってないけどw。
まさに「This Is A Journey Into Sound」ですよ!
ちなみに、今回のジャーニーはここからのインスピレーションです。



06. 「TELEDISCO」illiomote
『SLEEP ASLEEP…。』


池袋出身の”YOCO”と”MAIYA”によるHAPPY POPユニット”illiomote”。
彼女たち、ホントにヤバいですw。
このユルセンスがスバらしすぎ!



07. 「ランドリー」LUCKY TAPES
『ランドリー』


高橋海、田口恵人、高橋健介の3人組”LUCKY TAPES”のコチラ。
ラップなのか、ラップっぽいのか、
いろいろ混ざった感じのヴォーカルといい、
メロディーの感じといい、
ちょうどいいんですよね。
歌詞にも出てきますが、
やはり人生は旅なのかなーと。
それが何歳だろうと。
そんな思いもこめて。



08. 「Tsui So」indigo jam unit
『REALism』


“笹井克彦”、”樽栄嘉哉”、”和佐野功”、”清水勇博”の4人からなるインストユニット”indigo jam unit”が、
2007年にリリースしたアルバム『REALism』から。
Tui So、、、追想ですな。
いろいろ思い出しちゃあ、さらに思い出しちゃうアレです。
なんともいろいろ悲しいモノゴトが多い昨今。
まあ、それもひとつの人生の糧として生きていくしか、、、
ないんですよねー。。。



09. 「Emanon」KO NAKASHIMA
『Emanon / R』


シンガーソングライターの”中島孝”くんが、
拠点をサッポロに移してからの新作音源。
この狂おしいほどのポップ感がなんともいい感じなのですよ。
サガ→トーキョー→サッポロ→??
次はドコに行くのか?
中島くんのミュージックジャーニーはまだまだコレから。



10. 「Uncyaba」The Ska Flames&元ちとせ
『Uncyaba / ワダツミの木』


奄美大島のライブハウス「ROADHOUSE ASIVI」の20周年記念盤としてリリースされた、
“The Ska Flames&元ちとせ”のコチラ。
「Uncyaba」は奄美民謡で、
極太のレゲエアレンジがたまりません。
“元ちとせ”の相変わらずキレのあるヴォーカルもスバらしい一曲。



11. 「空洞です(Chinese)」る鹿
『空洞です』


中国は重慶出身のモデルで女優などで活動中の”る鹿(Ruka)”が、
歌手デビュー。
あの”ゆらゆら帝国”の超重要曲を中国語でカヴァー!
透明感のある歌声と、
“石井マサユキ(TICA)”がプロデュースしたサウンドがなんとも沁みすぎです。
ムードが足りない世の中にムードをドーゾ。



12. 「FOREVER MINE」山下達郎
『SONORITE』


“タツロー”さんの名曲ですな。
2005年にリリースされたアルバム『SONORITE』から。
最近、ナゼかこのアルバムばかり聴いてます。
ナンでだろ?
音的な部分で、たぶんココチ良いんですよねー。
全体的にバランスがスバらしいかったりします。
そんなこんなで、愛が足りないアナタに。



13. 「この道」大貫妙子
『にほんのうた 第一集』


いわゆるのにほんのうたをさまざまなヴォーカリストがカヴァーするという、
アルバム『にほんのうた 第一集』。
作詞に詩人の”北原白秋”、作曲に”山田耕筰”という
もう疑いようのない童謡の名曲「この道」を
“ター坊”こと”大貫妙子”さんがカヴァー。
いや、人生はこの道ですなー。
まさに人生とは「愛」への旅なのですよ。
というコトで、
ワタクシからアナタへの「愛」を感じてもらえましたかねw?







※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


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