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ブラインドからのぞき見た世の中 : March 31, 2021 @ 16:29

ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.343『保身という名の自助』



えー、さてー、ナンの意味があるのか、ナンの成果があるのかまったく分からないまま、広告だらけのパラ&オリムピックの聖火リレーがはじってしまった昨今ですが、みなさま、いかがお過ごしですか?


それにしても、パラオリの聖火リレー。

最初は、報道以外の一般のヒトのSNS投稿もNGにしていたり、
よく分からないルールばかり押し付けていたワケですが、
現状はOKになっているんですね。
そりゃ、バエ好きのヒトたちの格好のエサですよ。

ネット上に上がって来た写真や動画を見ると、
沿道には老若男女のヒトだかり。
あれ?コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、
最初は「沿道に出ないでください!」って告知してませんでしたっけ?
もーね、ホントにナニがしたいのか。。。

「復興」なんて大義名分がついていましたが、
ナンの復興なのかも、
まったくわからない状況です。

まあ、戦争と一緒で、
はじまっちまったものは止められない止まらない、
個人的には、
ただただぼーっと傍観するだけですな。


さて、しかし、いつから政治家たちは、
国民のために働くのではなく、
保身のためにウソをつくような国会にしてしまったのでしょうか?

もちろん、ずっとあったのはあったと思いますが、
それにしてもココ10年はホントにヒドい状態になっているような気がします。

河井夫妻の事件だって、
結果的にふたりとも公職選挙法違反の罪を認めたってコトですからね。
それを二階のおじいちゃんは「他山の石」なんて、
まるで知らぬ存ぜずの発言。
自分の党に所属していて、
しかも党からお金が約1億5千万も資金が流れていてですよ。
おかしいでしょ!

河井夫妻からお金をもらいながらも裁判で証言したとされる100人の議員も不問。
以前、数人がニュースの取材に答えていて、
「その場ではもらったけれど、お返しした!」って、
「えっ!」って感じですよ。
それって「万引きしたけれど、返したから無実でしょ?」って言っているのと同じでは??
もしかして、バックの大物を立件するために、
司法取引を行ったのでは?という、
ジャーナリストのヒトたちは勘ぐっていましたが、
にしてもですよ、ちょっとおかしいでしょ!

おかしいでしょ!例のURでお金をもらった甘利氏なんて、
「説明責任を果たす!」なんてテイのいいコト言って、
いまだ責任すら果たさず。

IRだって、現在、当時のIR副大臣の秋元氏の裁判がはじまりましたが、
ほかにもらっていた何人かは、
「もらったお金は返した」会見まで開いて、
不問状態。

ちょっと前まで話題になっていた、
T社とN社による公務員への過剰接待問題。
コレも、なんだかうやむやになりつつあります。
当事者のハズが他人事ってどーいうコトなの??


「桜を見る会」のアベちゃんとかの不起訴の件もそう。
開示すべき情報を破棄しておいて、
知らぬ存ぜぬですよ。
昨年末、クリスマスイブに行なった会見ほどムダな時間はなかったです。


ダレかどんなからくりなのか、
きっちり説明してくださいよ。
腐敗にもホドがある。
ホントにいろんなモノゴトがおかしいでしょ!

ホント検察はナニやってんの???と言いたくなっても仕方がない状況です。
まったくもって三権分立が成り立っていない、
ドイヒーな状態としか言いようがないですな。

それでいて「税金を払え!」って役所から平気でくるし。
もーね、彼らに給料を払う価値が、
ホントに感じられなくなってきている状態にまでなってきています。


ちなみに
これ系の話、
ココ10年ほど同じようなコトを何度も書いているような気がします。
いや、実際に何度も書いているんですけれどね。

何度も書いているってコトは、
結果、ナニも状態が変わっていないってコトなんですよ。


政治と金の腐敗問題について書かない日がくるのか?
いや、結局いつまでもつづくのかな、、、と、
まったく政治に対して夢も希望もナイ感じに、
ワタクシはおもってしまっていますが、
みなさんは、この腐敗した政治の状況をどのように考えていますか?



上の助空五郎「センキョイコ」




旅路 良



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