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tokyo feature : November 30, 2021 @ 16:06

トーキョーシティポップス Vol.106──Twilight Groove



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけたのしくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2021年11月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「たそがれグルーヴ」です。


2021年もついに!あと1ヶ月ですよ。

今年は、考えてみれば、、、
いや!考えなくとも1年のほとんどがKJS(緊急事態宣言)の発令期間で、
個人的には、
戒厳令なみに、
水戸黄門さま気分で「ヒカえおろう!」感を出して、
いろいろヒカえてしまっていたので、
思い出という思い出が、
思い出の奥底からしぼりだしてもナニもナッシングです。

しいて言えば、仕事はなんとかできていたなー、、、という、
まるで、走馬灯がこれっポッチもまわる前にサッと終わっちゃう、
1シーンのみの人生の映画ですよ。

ニンともカンとも、ナンとも哀しい1年でした(笑)。


「来年こそは!」とぼんやりおもいながらも、
来年も新種株のオミッチョ a.k.a. オミクロン株の影響で、
いろいろキビしくなりそうで、
おもわずたそがれてしまいますがな。


そんなこんなで今回は、
アナタのたそがれ時のBGMとなれば、コレ幸い。

ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






November『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.106 -Twilight Groove-』





01. 「Shinmaiko」Ogawa & Tokoro
『Shinmaiko』


2021年初冬は、
ユニット”Ogawa & Tokoro”が2020年にリリースした、
ホントーに最&高なコチラから!
夏っぽいっちゃ夏っぽいし、
冬っぽいっちゃ冬っぽい。
とにかく、
このちょうどいいアンビエント感とダビー感がたまらないのですよ。
製作時は大学生だった彼らですが、
いまは、、、ナニをやってんのでしょうかねー。
2021年の疲れを癒す、
間違いないヒーリンググルーヴ!



02. 「ランベルマイユ コーヒー店」Miyuki Hatakeyama & Ryuhei Koike
『Coffee & Music – Drip for Smile』


コチラは、
スーパーヴォーカリストの”畠山美由紀”嬢とギターリストの”小池龍平”氏が、
鎌倉の大人気カフェ「カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ」のカリスマ・カフェマスター、
“堀内隆志”氏とのタッグで贈る、
コーヒーと音楽をテーマに2012年に作られたアルバムから。
京都の老舗喫茶店「六曜社」のマスター”オクノ修”氏に向けて作られた曲。
ホッとホットコーヒーをゆっくり飲みたい季節ですなー。



03. 「カルテット」Nabowa
『Sen』


キョートつながりではないですが、
コチラは京都を拠点に活動している日本のインストゥルメンタルバンド”Nabowa”。
なんだかホッコリしてしまう、
そんなカルテットをアナタに。



04. 「Feel Like Makin’ Love」CAT BOYS feat. Yuima Enya
『Feel Like Makin’ Love』


ミニマルアシッドジャズファンクバンド”CAT BOYS”が、
ヴォーカリスト”Yuima Enya”をフィーチャーして、
名曲「Feel Like Makin’ Love」をメロウにカヴァー。
オリジナルは1974年の”ロバータ・フラック”ですな。
ホッコリ愛したいアナタに。



05. 「bleu」ninomiya tatsuki
『homebody』


コンポーザー”ninomiya tatsuki”が、
2018年にリリースしたアルバム『homebody』から。
メロウビートのグッドジャズですな。
もうね、この季節のマジックアワー時の必須BGMです。



06. 「The Habit」B-BANDJ Feat. DJ KRUSH
『Kyoto Jazz Massive』


今回は意識せず、ナゼかキョートつながりが多めの選曲カモ(笑)、、、というコトで、
コチラは1994年にリリースされたコンピ?企画盤?の
アルバム『Kyoto Jazz Massive』から。
“DJ KRUSH”さんのジャジーでトリップなビート&スクラッチに、
“B-BANDJ”がラップを乗せるという、
しびれジャズヒップホップ!



07. 「恋はねずみ色」バンバンバザール
『十』


ここ2ヶ月ほど、
“バンバンバザール”病に掛かっております(笑)。
コチラは、2005年にリリースされた彼らの10枚目のアルバムから。
メロウなビックバンドジャズサウンドがしびれます。



08. 「Time Time Rag」加藤千晶とガッタントンリズム
『嘘つきと音楽のはじまりに』


2018年にリリースされた、
楽団的グッドサウンドがたまらない”加藤千晶とガッタントンリズム”。
歌詞に聞き入ってしまいます。。。



09. 「僕らが旅に出る理由 feat. 矢舟テツロー」Tomoyoshi Nakamura
『美男子JAZZ -スイーツ・ジャズ・セレクション-』


マルチサキソフォンプレイヤー”Tomoyoshi Nakamura”が、
いい声ジャズメンこと”ヤフヤフ a.k.a. 矢舟テツロー”くんをフィーチャーして、
オザケンの「僕らが旅に出る理由」をナイスジャズカヴァー。
矢舟くん、盛り上がりはじめてますなー。



10. 「Aint No Mountain High Enough」NONA REEVES
『Discography』


“NONA REEVES”が”真城めぐみ”さんをフィーチャーして、
永遠の名曲 「Aint No Mountain High Enough」をカヴァー。
“西寺郷太”さんのハイトーンヴォイスなヴォーカルもさることながら、
やはり真城さんのハイパーソウルフルなヴォーカルがヤバい!ヤバすぎ!!
「超えられない山なんてないのさ!」という、
現状の世界情勢をなんとなく反映させての選曲でした。
オリジナルは、1967年に発表された、
“マーヴィン・ゲイ”と”タミー・テレル”の曲。



11. 「PARADE」SOTARO
『パレード』


若干10歳のスペシャリティなヴォーカリスト、”SOTARO”くんが、
ヤマタツこと”山下達郎”さんの「PARADE」をカヴァー。
サウンドプロデュースは、”冗談伯爵”。
なんか、最近なさげな、
“フィンガー・ファイブ”感がいいんですよねー。



12. 「冬へと走り出そう(Fuyuheto Hashiridasou)」かせきさいだぁ≡
『Kaseki Cider』


“かせきさいだぁ≡”氏の1996年にリリースされたファーストアルバムから、
もう説明不要のアンセムを!
以前は、”ハグトーンズ”バージョンを選曲しましたが、
コチラがオリジナル。
いやみなさん!
冬へと走り出しましたよ!!




※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


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