TYO magazineトーキョーマガジン

Archive

 

rss 2.0

tokyo feature : January 30, 2022 @ 20:43

トーキョーシティポップス Vol.108──Alone in the dark



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけたのしくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2022年1月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「暗闇の中でひとり」です。


さーて、新年も明け、すでに2022年1月も末。

ニッポン全国は、すでにうっかりすっかりコロナッチの脅威にさらされ、KJSも時間の問題かと。

このまま2022年もぼんやり夢のなかでおわっちゃう感じなんでしょうねー。


今回のテーマ、
かなりネガティヴちっくな感じにとらわれがちカモしれませんが、
そんなコトはありませんコトよ!

この世界って、
国が大きかろうが、小さかろうが、
ドレだけ大きな組織に属していようが、いまいが、
とどのつまり個人でしかないんですよね。

それをよくもワルくも浮き彫りにしたのが、
今回のこのコロナッチ騒動でした。

ヒトはひとりでは生きられませんが、
最終的にはひとりで生きないといけない。。。

アレ!?
ナンだか結局南極、ネガティヴっぽくなってしまいましたが(笑)。

個人的にはそんなネガティヴな思いではないですので、あしからず。


今回は、
そんなすべてのインディヴィジュアリストたちに贈る、
ポジティヴに人生を生き抜くためのBGMとなれば、コレ幸い。

ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






January『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.108 -Alone in the dark-』






01. 「ALONE IN THE DARK」田中裕梨
『CITY LIGHTS 3rd season』


今回のタイトル曲でもあるこの曲。
オリジナルは、”アン・ルイス”。
“山下達郎”プロデュースによる1979年リリースのアルバム『PINK PUSSYCAT』に収録。
作詞に”吉田美奈子” 、作曲に”山下達郎”。
“Lamont Dozier”の「Going To My Roots」を強引にもオマージュした、
ジャパニーズファンクミュージックの真骨頂。
そんなファンキーサウンドを
アーバンジャズバンド”Blu-Swing”のヴォーカリスト”田中裕梨”が、
なんとなくクリスタルにカヴァーした極上のジャズファンクです。




02. 「Drivin’ feat.Nao Kawamura」SOIL&”PIMP”SESSIONS
『DAPPER』


ニッポンを代表する、ジャズファンク集団”SOIL&“PIMP”SESSIONS”が、
2018年リリースのアルバムから。
ヴォーカルに”Nao Kawamura”をフィーチャーした、
ヴァイヴレイションの効きすぎなファンキージャズグルーヴ。



03. 「cigar」ninomiya tatsuki
『homebody』


新潟を拠点に活動するトラックメイカー
“ninomiya tatsuki”によるインストジャジーヒップホップ。
このトリップホップ感がミョーに染みる激ヤバビート。
タイトルの通り、シガーを薫せながらぼんやり聴きたい。



04. 「Sweet Serenade」ウワノソラ
『夜霧』


ギターの”角谷博栄”と、
ヴォーカリストの”いえもとめぐみ”の2人組、”ウワノソラ”。
彼らが2019年にリリースしたサードアルバムから「Sweet Serenade」を。
コレがね、あまりにもアーヴァンで、
狂おしいほどのシティさに、
うっかりコシを抜かしてしまったというね。



05. 「G1×2」澤野弘之
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ オリジナル・サウンドトラック』


ガンダムシリーズ『逆襲のシャア』の続編として、
2021年に満を持して公開されたばかりの『閃光のハサウェイ』。
とあるシーンで一瞬しか流れない、
単なる劇中音楽のひとつなんだけれど
耳に残ってしまうホドの、
アーヴァンで、シティで、
このメロウマッドネス感がスバらしすぎるインストフュージョンサウンドなのだ。



06. 「Heartbeat」saigenji
『Compass』


孤高のボーカリスト”saigenji”。
このビート感からの多幸感がたまらない、
その耳で聴いてほしい、スバらしい一曲。



07. 「この夜いつまで」T字路s
『これさえあれば』


今回の選曲のなかではかなり土臭いサウンドながら、
まったく土臭さを感じられない流れをつくってみました。
後半のダビー感もなんとなくクリスタル感が出ているのかなと。
それにしても、
この夜はいつまでつづくのだろうか。。。



08. 「Cry Me A River」Reggae Disco Rockers
『Reggae Magic』


“Reggae Disco Rockers”による「Cry Me A River」のカヴァー。
アーヴァンシティなレゲエサウンドがナイスすぎなのです。



09. 「Del Sasser」Yuji Ohno & Lupintic Five
『Feelin’ Good』


ベース奏者 “サム・ジョーンズ”のスタンダードナムバーを
“Yuji Ohno & Lupintic Five”がアーバンスィンギンジャズなアレンジで。



10. 「Awakening Town」一十三十一
『Snowbank Social Club』


いろいろ目覚めたいというコトで、
“一十三十一”ちゃんによる、
ナイスなアーヴァンブギーチューンのコチラを。



11. 「唄が歩く時」YONA YONA WEEKENDERS
『唄が歩く時』


“YONA YONA WEEKENDERS”のアーヴァンフリーソウル的なこの曲。
今回のテーマの「暗闇の中でひとり」感があるんですよね。



12. 「I wanna be where you are」SOTARO
『SOMEDAY』



コレだけ”リトル・マイケル”感を出されてしまうと、
もーね、オジさん、失神モノですよ。
“ジャクソン 5″ヴァージョンのカヴァーですが、
もともと”リオン・ウェア”が”マイケル・ジャクソン”に提供した楽曲で、
個人的にはマーヴィン・ゲイ”ヴァージョンも好き。
もちろんオリジネイターのリオン・ウェアヴァージョンも。
一緒にいたい、、、ただそれだけなのです。




※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


Comments are closed.

Trackback URL