ブラインドからのぞき見た世の中 : July 21, 2022 @ 18:36
ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.374 『民主主義の意義』
えー、さてー、梅雨戻りというか、ムシムシのグチョグチョで、完全に熱帯雨林気候の雨季状態となっているニッポンの7月ですが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
今回のアベ元首相殺害事件。
まずはご冥福をお祈りします。
最初はナンらかの政治目的があっての事件、
もしくは、例の事務所放火系の仕返しかと思っていたのですが、
現状、チクイチ発表されている、
殺害したとされる容疑者の自供からは、
例の統一系の宗教団体系に対する、
怨恨と思われる発言ばかり出てきていますねー。
犯行前に某人に送ったとされる手紙からも、
容疑者のツイッターからも、
政治的思想に対しての行動でも要求でもなく、
かといって、民主主義への挑戦でもない。
ナンらかのバックの存在ももしかしたらいるのカモしれませんケド、
現時点では見えていない状態。
もしかしたら、
ソコは今後新情報が出てくるのかもしれませんが。
現時点での殺害の目的は、
例の統一系の宗教団体系への、
アベ氏、いやアベ一族による強力な協力からきた、
怨恨オンリーだったのかなと、
個人的には見ています。
それにしてもいまだメディアでは、
「民主主義への挑戦」だの、
「テロ」だの、
「暗殺」だの、
政府関係者による不思議なコトバを伝えていますね。
そりゃさー、
個人的にはアベ氏のやり方は好きではなかったですよ。
桜を見る会、森友、加計学園はじめ、
そのほかにもいろいろとオカシな部分もありすぎましたし、
それに対してナンの説明もしない姿勢だったり、
反対意見や世論を権力で抑え込むようなやり方だったり。
ぶっちゃけ「民主主義の根幹」を一番揺るがしていたのは、
今回の殺害の犯人よりも、
アベ氏本人ですからね。
ただ、現状出ている情報からの判断で言うと、
「民主主義への挑戦」でも、
「テロ」でも、
「暗殺」でもなく、
どう考えても怨恨による「殺害」ですな。
しかし、それを現首相のキッシーですら、
「民主主義を守り抜く!」なんてトンチンカンな発言と決意で、
アベ派の議員へ配慮したアベ氏の国葬を勝手に決めちゃったり。
ほかの議員も、野党議員もふくめ、
ダレもカレもこぞって「民主主義」なんてコトバを使いはじめています。
まるで共産主義者を”敵”にすることでベトナム戦争を始めたケネディや、
国粋主義者たちの支持を取ろうとしたニクソンのやり口と一緒ですよ。
共通の”敵”をつくることや、
犠牲者を英雄化させることで国全体に一体感を持たせようとするのは、
ナチスをはじめ、トランプの親びん、もちろんアベ氏ふくめ、
ドコの政府もやってきたことです。
だからって、
ちょっとアベ氏の死を利用しすぎじゃないですかね。
もーね、アベ氏が気の毒に思えるくらい。
気の毒には思いますがね、
でも、国葬にすべきかは別問題。
残念ながら、ワタクシには国葬は大反対です。
大体、ナンの理由で?
前出のいろいろとオカシな部分の解決すらできていないのに。
某SNSで「自民と統一系の宗教の合同葬がいいんじゃね?」と
書かれていた方がいて、
思わず、不謹慎にも笑ってしまいましたが、
ホント、「そうしてくれよ!」と思った、
のはいうまでもありません。
しかし、どう考えても今回の件は、
民主主義がどうのこうのとか、
テロ行為は許さないだの、
暗殺だとか、
すべてハズレですので、
あしからず。
そういうコトを言っているヒトたちは、
逆に民主主義の意義をあらためて確認した方がいいのでは??
そんなこんなで、
今回のアベ氏の殺害の件、
完全に民主主義の意味をうまくすり替えて自身の支持を集めようとしている烏合の策略家たちによる
ドロ沼の祭典になりはじめているのかなー、と、
ワタクシは見はじめていますが、
みなさんは、どのように考えていますか?
LIBRO「シグナル(光の当て方次第影の形)feat. 元晴」
旅路 良
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