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ブラインドからのぞき見た世の中 : March 22, 2023 @ 18:12

ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.390『駄々っ子カルチャー』



えー、さてー、WBCとWBSの区分けもつけられないままワールドチャンピオンになってしまった今日このごろ、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?



それにしても”大谷翔平”という選手はスゴいですねー。

もちろんプレーに関してもそうですが、
その存在そのものがチームのモチベーションアップに一役買っているという。

そういうプレーヤーがいままでいなかったワケではないハズなんですけれどね。

にわかというかWBC自体に特に興味のないワタクシにも、
日々のニュースでヒシヒシとつたわってくる。

むしろ興味を湧いたのは、
例のヌートバー選手のペッパーミルのパフォーマンスを、
センバツ高校野球で東北高校の選手がおこなった際、
審判が注意したというニュース。

それに対して高野連は「プレーで楽しんでほしい」との声明を発表していましたが、
「この時代にナニ言ってんの??」って感じですよ。

コレぞ、ザッツ よくないニッポン カルチャー!
まったくもっていらない伝統芸です。


そんなんだからいい選手がみんな海外に行ってしまうなんてことが起こるワケです。

コレ、過疎化がススム田舎町なんかでも似たような状況なんだろうなーと。

「ニッポン男子たるものは、、、」とか、
そういう閉鎖的な雰囲気というか、
圧力というか、
そういうのが若い世代を追い出しているという状況に気づかない。

気づかないから、なんで過疎化が進んでいるのかがわからない。


悪循環ですよ。

たのしむなら野球自体をたのしむような方向性にもっていくべき。
もちろん卑劣なヤジとかは問題ですけれどね。

これだけ多様性を謳う世の中になってきているんですから、
そろそろそういうニッポン男児たるもの的なものは見直していってほしいものです。



さて、
例の高市サナエッチ問題。

モメにモメてますねー。。。

ハタから見ると、ひとりで勝手にモメているようにしか見えないのですが。。。

そもそもの発端は、
アベちゃん政権下で交わされたメディアにおける「政治的公平」の解釈変更において、
当時、総務相だったサナエッチの話した内容における残した公文書中の記述が、
「捏造だ!」と言ったのが根源。

そこからですよ、
モメる必要のないところで、大モメにモメてますな。

最終的に、
「私の言葉が信じられないなら、質問するな」と。

結局、後からその部分は訂正していたようですが、
説明責任すら果たさずにナニ言ってんだか。。。

ナンだか、アベちゃん政権から現在まで、
国会議員は説明責任すらいらない雰囲気になってしまったんだなー、と、
残念なオトナたちの集まりになってしまったと感じてしまいました。


だいたい公文書が捏造だったら、公文書の意味がないじゃない。

もし、ホントに捏造だったら、
書いたヒトを国会に召喚して真実を明らかにすべき。


ホント、時間のムダでしかないですよ。



今回の件、
サナエッチによるただの駄々っ子作戦に、
みんながふりまわされているんじゃないか?と、
ワタクシは考えておりますが、
みなさんは、どのように考えますか?



VIDEOTAPEMUSIC「Fiction Romance」




旅路 良


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