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Daily Life w/ Music : April 4, 2023 @ 17:29

FILE 497 WACK WACK RHYTHM BAND『at the Friday Club』


ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。




FILE 497 WACK WACK RHYTHM BAND『at the Friday Club』


ファンキー インスト パーティー ビッグバンド”WACK WACK RHYTHM BAND(ワックワックリズムバンド)”が、結成30周年をむかえ、初のカヴァーアルバムとなる『at the Friday Club』を2023年4月4日にリリースした。


FREE SOULムーヴメントの立役者のひとりであり、日本のMODSシーンの顔役、いやもはや日本の”ポール・ウェラー”こと”山下洋”氏、そしてアルトサックスの”小池久美子”が中心になって結成した”WACK WACK RHYTHM BAND”。

最初のバンド名が、“小池&The Family Stone”だったコトは、知るヒトぞ知る事実。

そんな彼らが結成からナーント!?30周年をむかえた。


今回は、それを記念し、多彩なゲストシンガーたちをむかえ、初のカヴァーアルバムをリリース。


オススメは、もう説明不要の”マーヴィン・ゲイ”の反戦歌「What’s Going On」。
ソウルミュージックの名曲を、
イイ感じのノリノリなビッグバンドテイストのヤングソウルにアレンジ。
昨今の世界情勢を危惧しての選曲か、はたまた。。。


“ダニー・ハサウェイ”が作曲した、
“コールド・ブラッド”によるインスト・ファンク「Valdez in the Country」を、
濃いめ、カタめ、ニンニクマシマシの
“タワー・オブ・パワー”感たっぷりのコッテリファンクアレンジで。


そして、”ダイアナ・ロス”率いる”シュプリームス”の名曲「Bad Weather』。
プロデュース&アレンジ&作曲は、”スティービー・ワンダー”
音源は、アルバム未収録でシングルオンリー。
フリーソウルファンには、”レオン・ウェアー”アレンジによる
“メリッサ・マンチェスター”のカヴァーの方がアレかもだが、
コチラがオリジナルで、
そのオリジナルアレンジに近いような60年代ソウルグルーヴ感じるサウンドのアレンジに。


そんなこんなで、ほかにたっぷりと名曲たちのオリジナルアレンジによるナイスカヴァーを収録。

さすがのフリーソウル感が、ファンにはとってもうれしいいちまいだ。







WACK WACK RHYTHM BAND
『at the Friday Club』



レーベル:Mix Nuts Records(LBDD-1001)
発売日:2023年4月4日
価格:¥2,700(税抜)


□トラックリスト
01. What’s Going On
02. Window Shopping
03. Valdez in the Country
04. Bad Weather
05. 危険がいっぱい
06. I make a fool of myself
07. Happiness
08. Hit & Run
09. Soulful Strut



“WACK WACK RHYTHM BAND”オフィシャル:https://wwrb.tokyo/


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