ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。

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FILE 498 Funkindustry＆Natsu Summer「Loneliness」

フランスのバンド”Funkindustry”が、日本のレゲエ、シティポップシンガーの”ナツ・サマー”をフィーチャリングしたニューシングル「Loneliness」を、2023年3月31日にリリースした。


“Funkindustry”は、「グルーヴ」をモットーに20世紀代の「アフロアメリカンミュージック」の多様性やミックスをバンドの原動⼒としている、フランス出身ブラスファンクバンド。
60’sのソウルミュージックを彷彿とさせるファンキーでグルービーなバンド演奏で、世界的に人気上昇中のバンドだ。

一方、”ナツ・サマー”大先生は、ソロ活動のほか、”クニモンド瀧口”氏”率いるシティポップバンド”流線形”のフィーチャリングヴォーカル、DJなどのナイスなグルーヴ活動でおなじみ。


そんな日仏の良質グルーヴが、今回、まさにがっぷり四つのコラボレーションシングル「Loneliness」をリリースした。


“Funkindustry”のメランコリックでファンキーなサウンドに、
“ネイサン・クラヴィエ（Nathan Clavier）”と”ナツ・サマー”大先生、ふたりのヴォーカルが交差する、
まさに人間交差点的、日仏交差点的グッドシティサウンドに仕上がっている。
「Loneliness」は、リモートでのやり取りを幾度も重ね、今日の完成までたどり着いたとか。

またパリとトーキョーのストリートがクロスオーバーするMVは、フランス人監督の”ブリス・ヒンカー（Brice Hincker）”と、日本人監督の”奥田祥生”によるリモートコラボレーションによって制作されたそう。


ちなみに、この「Loneliness」は、
EP『Midnight City Lovers』からのファーストシングルで、
“土岐麻子”、”ナツ・サマー”、”JiLL-Decoy association”、”竹中絵里”、”衣美（EMILAND／ex. ズクナシ）、
5人の日本人女性シンガーとのコラボレーションによるシティポップへのトリビュートEPとして制作される。

EPは、「Friendship」で2023年6月17日に配信予定、
またアナログレコードは、ディスクユニオンから2023年6月21日に発売予定とのこと。

普段の”ナツ・サマー”先生とは、ちょっとだけちがう、、、
彼女のあたらしい側面が見えたような気がするグッドシティグルーヴなのだ。






Funkindustry＆Natsu Summer
「Loneliness」


レーベル：Original Tape Records
発売日：2023年3月31日
価格：¥250（税抜）※DLの場合


□トラックリスト
01. Loneliness


“ナツ・サマー”オフィシャル：https://linktr.ee/natsusummer
“Funkindustry”オフィシャル：https://friendship.mu/artist/funkindustry/

スマートリンク：https://friendship.lnk.to/Loneliness