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tokyo feature : July 31, 2023 @ 17:36

トーキョーシティポップス Vol.126──Swing more!



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけたのしくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2023年7月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「もっとスウィングして!」です。


2023年ものこり4ヶ月となってしまった7月末。

月日が経つのが早すぎて、完全についていけてないオジさんになってしまっています。

それにしても暑い!
暑いですよねー。

世間では、
日に日に熱中症で救急に運ばれるヒトも増えているとか。

ワタクシ自身も、
この暑さにも完全にカラダがついていけてないオジさんになってしまっています。

というコトは、結局ナニにもついていけていないオジさんというコトか。。。
まあ、それはいつもどおりといえばいつもどおりなんですけれどね(笑)。


しかし、ニュースサイトでは8月の気温は、
災害級にまで至るという情報も。

災害級って、もうムダに燃えちゃうレベルってコト?

アタマもカラダも、脳ですらトロけちまうくらいってコトですかね?

各地の情報をネットでみていると、
「コイツ、ホントに脳がトロけているんじゃないか?」というような事件もチラホラ。

暑さのせいなのか、ナンのせいなんだか、分かりませんけれどね。

ホント、もっとスウィングして巻き込まれないように、
みなさまにも気をつけていただきたいものです。


まあ、そんなこんなで今回は、アナタにとってスウィングを感じる選曲となっていただければ、コレ幸い。


ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






July『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.126 -Swing more!-』






01. 「Monologue」Noriko Miyamoto & Isao Suzuki『Push』


ジャズヴォーカリストの”宮本典子”とベーシストの”鈴木勲”がタッグを組んで、
1978年にリリースしたスーパージャズアルバム『Push』から「Monologue」を。
ココロにドヨーンと響く鈴木勲のベース、
そして、違和感なくスッと入ってくる宮本典子の日本語歌詞。
すべてのバランスがすばらしいナイスサウンド。



02. 「Heaven」GAGLE x Ovall Feat. Shea Soul『GAGLE x Ovall』



仙台から世界へ!
いまや日本を代表するラップユニットと言っても過言ではない”GAGLE”と、
“Shingo Suzuki”、”mabanua”、そして”関口シンゴ”の3ピースバンド”Ovall”がタッグを組んだ
アルバム『GAGLE x Ovall』から。
ヴォーカルに”Shea Soul”をフィーチャーして、
ファンキー&メロウなメランコリックジャジーヒップホップ。



03. 「Sunshower(Remix)」Small Circle of Friends『Another Cell』


スモサが自らリミックスをしたもうひとつのアルバム『Cell』、
『Another Cell』から「Sunshower」を。
跳ねたビートで軽快なリズムになんとなくスウィングしちゃう。
そんなさわやかサウンド。



04. 「歴史をいじらないで」坂本慎太郎『ツバメの季節に / 歴史をいじらないで』


やっぱり歴史はいじっちゃダメよ!ってことで、
8月は終戦記念日があったり、
歴史をいじりたがる人がいますけれどね。
まあ、この曲でも聴いて、
歴史修正を反省しましょう。
もちろん、事実と違い修正が必要なものは別のお話です。



05. 「Choit」佐藤博『Time』


ナイスなレゲエビートのフュージョントロピカルレゲエ。
しかし、いつ聞いても元ネタが思い出せない。。。



06. 「747 Dub」砂原良徳『The Sound Of ’70s』


“まりん”こと”砂原良徳”のデジタルダブの定番アルバム『The Sound Of ’70s』。
ホントに気持ちがよすぎて、
マターリと踊りたくなっちゃうんですよね。



07. 「散歩」深町純『ある若者の肖像』


やんわり喫茶ジャズ、
喫茶店で聴きたい、
とにかくおしゃれジャズ。
71年リリースだからもう約50年になるのか、
半世紀以上前なのに、
ぜんぜん色褪せないナイスなジャズグルーヴ。



08. 「If only I could swing more」上の助空五郎『Pandemic Love』


今回のテーマは、またまた上の空こと”上の助空五郎”くんのこの曲です。
「もっとスィングしていたら戦争なんか起こらなかった」、そのとおり!
このアルバム『Pandemic Love』が本当にサイ&コーなのですよ



09. 「くしゃみの数だけ」加藤千晶とガッタントンリズム『HEP-HICK JOURNAL』


最近、くしゃみをしている人が増えたような、
コロナッチのせいなのか、
たんなる風邪なのか、
それとも、、、
ということで、
“加藤千晶とガッタントンリズム”の新作『HEP-HICK JOURNAL』から、
ナイススウィングなコチラを。



10. 「おんな」Scoobie Do『恋のレキシカン・ロック / おんな』


夏といえば、やっぱりおんな??ですね。
すごい偏見で、
各方面から怒られそうですけれど(笑)。
なんか資生堂とか、KOSEとか、
あの感じのイメージなんですよね。
それにしてもさすがのスクービー!
ナイスなファンキーサウンドです。



11. 「やっぱ見た目だろ」吾妻光良 & The Swinging Boppers『Scheduled by the Budget』


そして、さらに怒られそうなコチラ。
もーね、やっぱ見た目なんですよ(笑)。
“吾妻光良 & The Swinging Boppers”による、
MK5(マジでキレられる5分前)的な、
見た目スウィングです。



12. 「Silent Screamer」大貫妙子『Sunshower』



「都会」のアレもあって、
いまや大貫妙子さんの代表作となって『Sunshower』。
最近の再発ラッシュで、
ほぼ毎年リリースされているような気もしますが、
そもそもは1977年7月25日に発売。
なかでもすばらしいビッグバンド編曲の「Silent Screamer」。
スウィングしてます!



13. 「皆笑った(produced by 高橋幸宏)」野宮真貴『30 Greatest Self Covers & More!!!』


これ、幸宏さんがプロデュースしたピチカートの曲「皆笑った」。
幸宏さんと野宮さんとのユニゾンが、
ホントにいいのですよ!
デジタルとアナログの融合サウンドも幸宏さんっぽい。



14. 「せつな」月の満ちかけ『せつな』


うつくしいメロディがココロにひびく”月の満ちかけ”。
彼らの新作は、ホントにせつなくなっちゃう「せつな」。
夏って、なんだか切なくなっちゃいますよね。



15. 「夏をあきらめて」坂本冬美『Love Songs ~また君に恋してる~』


今回の裏テーマ曲(笑)。
もちろん、オリジナルは”研ナオコ”さんなんですけれど、
コチラは”坂本冬美”さんによる、
グッドポップスバージョン。
この感じもたまらんのですよ。
それにしてもココまで暑いと、
さっそくこの夏、あきらめちゃいましたよね(笑)。



16. 「Let It Be Me」Jintana & Emeralds『Destiny』


“エヴァリー・ブラザース”が1960年に発表した永遠のナムバーを、
“Jintana & Emeralds”がカヴァー。
聴いたことある声ですが、
歌っているのは、”一十三十一”ちゃんですね。
この曲、
“ヤマタツ&まりや”夫妻もカヴァーしていますが、
本当にいい歌なんですよ。
歌詞の日本語訳は、ググってください(笑)。





※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


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