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tokyo feature : August 30, 2023 @ 19:58

トーキョーシティポップス Vol.127──After All



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけたのしくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2023年8月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「すべての後で」です。


2023年の8月、いやとにかく死にましたね。。。

暑い!

しかし、まだまだ状況は継続中です。

そして、どうもまだしばらくはつづくとか。

いやー、老体にはかなりキツい。


それにしても、世の中的には、、、、
というより我が国的には「えっ!?」というようなモノゴトの連続です。

もう脳がトロけてるんじゃないのか?っていうコトばかり。

「いろいろ本当に大丈夫かよ!」というのがホンネです。

コレばかりは夏のせいにしちゃいかんですな。

みんな、そそのかされちまってますが。。。


そんなこんなで今回は、
すべての後でいろいろあるんじゃないの??という、そんな思いからの選曲です。


アナタにとって、そこはかとなく後の祭りにならないための選曲となっていただければ、コレ幸い。


ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






Augast『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.127 -After All-』






01. 「SPARKLE」flex life『都会とエイリアンズ』


夏だ!海だ!flex lifeだ!
ということで、
“たっつあん”こと”山下達郎”さんのあの名曲をユル〜いアレンジでカヴァー。
この夏の暑さをユル〜く過ごす、
ナイスなユルユルサウンドです。



02. 「夜道は暗いほうがおもしろい」加藤千晶とガッタントンリズム『HEP-HICK JOURNAL』


最近、超一押しの楽団”加藤千晶とガッタントンリズム”。
コチラは季節感がなんとなく冬目なんですけれど、
なんかサウダーヂ感がたまらないんですよね。
“加藤千晶”さんのアンニュイなヴォーカルも好き。
それにしても日がムダに長い夏ですが、
やはり早く暗くなる秋とか、冬の方が好きだなー
早く涼しくなってくれ!という、
ムボーなキボーから。



03. 「会社員」SAKEROCK『ホニャララ』


この8月、
会社員の方は大変そうでしたね。
夏休みで家族サーヴィスも、
とにかく暑いし、
台風やらナニやらでバタバタのアタフタ具合。
こんな感じだったのかなーという選曲です。



04. 「Where Or When」akiko with 海野雅威TRIO『ジャズを詠む』


ジャズシンガーの”akiko”ちゃんが、
2023年8月にリリースしたばかりの『ジャズを詠む』から。
邦題は「いつかどこかで」。
コチラ、オリジナルは1937年に初演されたBroadwayミュージカル
『Babes in Arms』で使用された曲で、
青春の一曲ですよ。
歌詞は、ググれ!ってことで(笑)。
とにかく、不死鳥のごとく奇跡の復活をとげた海野さんのピアノが
いぶし銀的な輝きをはなっています。



05. 「最初の日は」mei ehara『Ampersands』


最近の一押し”mei ehara”さんのこの曲。
ふわーっとしたユルさがたまらないんですよね。
参加ミュージシャンもすばらしいメンバー。
彼女のなんともやさしいハスキーヴォイスが、
尋常じゃない暑さを和らげてくれます。



06. 「のり弁」DJみそしるとMCごはん『ジャスタジスイ』


夏といえば、やはりアウトドア!
アウトドアといえば、弁当です。
弁当といえば、のり弁ですよ。
ユルいラップと、ユルいビートがいいんですよ。
でも、アッシは暑くて、
あまり外には出たくありませんがね(笑)。



07. 「PLAYMATE AT HANOI」DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN『アイアンマウンテン報告』


コチラは、”菊地成孔”さんのビッグバンド”DCPRG”のアルバムから。
タイトル通り、
東南アジア感溢れるサウンド。
暑さというか、蒸し暑い夜の雰囲気がなんとなく走馬灯のように。。。



08. 「Waters」cero『POLY LIFE MULTI SOUL』


“cero”の新機軸のアルバム『POLY LIFE MULTI SOUL』から。
実はこのアルバム自体がすごく好きでして、
なかなかな濃厚サウンドがたまらないんですよね。
なかでもこの「Waters」は、
水っていうよりは、硬水って感じ。
涼しげな雰囲気を感じます。



09. 「現実」U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS『たのしみ』


夏休みも終わり、現実が。
リリックのまんまですよ(笑)。



10. 「コノサキノサキ _ Remix」Small Circle of Friends『Another Cell』


スモサのアルバム『Cell』のリミックスアルバムから。
コノサキノサキ、一体全体どうなっていくのか。。。



11. 「LAST SUMMER WHISPER」田中裕梨『CITY LIGHTS 3rd season』


急な夏感ですが、
“杏里”の1982年の作品のカヴァーですね。
“田中裕梨”さんの透き通った感じのヴォーカルが、
またいい感じです。



12. 「うみ (真心ブラザーズ・ヴァージョン)」真心ブラザーズ『B.A.D. (Bigger And Deffer) ~MB’s シングル・コレクション~』


海ですよねー。。。
(いろいろな意味を込めて、、、)



13. 「浜辺の歌」畠山美由紀『わが美しき故郷よ』


海ですよねー。。。
(コチラもいろいろな意味を込めて、、、)



14. 「After All」Original Soundtrack『Metropolis』


今回のタイトル曲「すべての後で」です。
コチラは、”手塚治虫”原作の映画『メトロポリス』のサントラから。
ジャズメン、”本多俊之”さんによるもの。
ニューオリンズ感が
なんとも暑い夏のあと感なんです。
すべての後で。。。



※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


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