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tokyo feature : February 29, 2024 @ 16:34

トーキョーシティポップス Vol.133──Gathering the wind



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけたのしくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2024年2月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「風をあつめて」です。


2024年もあっという間に3月です。


年明け早々の令和6年能登半島地震は、
いまだに大きな傷跡がのこり、
なかなか大変な状況がつづいていて、
インフラもまたすべてが復旧していないようですし、
被災された方はご苦労されているようですね。

しかし、
ニッポンの社会的にも、
某企業が早期退職者を募ったりと、
あまりアガってる感じもなく。

世界情勢的にもなかなかいい方向にむきませんねー。

季節的には、夏日が来たり、冬日になったり、
もうね、カラダがおかしくなりそうですよw。

なんだか不穏すぎた2ヶ月間。


そんなこんなで、
今回は、みなさまに「いい風が吹きますように!」という祈りをこめて、
いい風を感じる選曲となっていただければ、コレ幸い。

あ、あと弊誌の創刊14周年、おめでとー選曲も(一部)w。


ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






February『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.133 -Gathering the wind-』







01. 「風をあつめて」akiko『Ukulele Lady 2』


ジャズシンガー”akiko”ちゃんが自身でウクレレを奏でながら、
昭和な歌謡を歌うアルバム『Ukulele Lady 2』から。
日本のシティポップ大名曲「風をあつめて」を。
ウクレレアレンジでしっとりとカヴァー。
今回のタイトル曲です。
それにしても、
あまりにも強風の日が多かった2月。
おかげですっかり花粉フィーヴァー中ですw。



02. 「天ぷら」中山うり『tempura』


個人的にイチオシの”中山うり”さん。
とにかく彼女の声にヤラレちゃいますね。
天ぷら、、、食べたくなるなー。



03. 「冬超え」細野晴臣『Hosono House』


細野さんが1973年にリリースしたファーストソロアルバムから。
ロックンロール感がいいんですよね。
季節感的にもピッタリ。
しかし、これがもう50年前の曲とは、、、
いやはや。



04. 「愛・アイヤー」杏窪彌『箱根にしようかEP』


台北生まれ、
東京育ち、
最新式エキゾチックポップバンド”杏窪彌(アンアミン)”。
このヘタウマ感というか、
なんともアンニュイな杏窪彌のヴォーカルが、
かなりココロに響きすぎますw。
あ、ソレ!
アイヤイヤー。。。



05. 「東方魔時空」Magic, Drums & Love『東方魔時空』


“マジドラ”こと”Magic, Drums & Love”。
彼らの約2年ぶりのニュー・シングルから、
「東方魔時空(トーホーマジック)」を。
伸びのある”YURINA da GOLD DIGGER”のヴォーカルに、
とにかくハチャメチャ能天気なノリのラテンリズムがサイコー。
夏っぽい曲なんですけれどね、
2月は20℃超えの夏日もあったということでw。



06. 「繋がったミュージック」ONEGRAM『Random Access Music』


“思い出野郎Aチーム”の名曲「繋がったミュージック」を、
シティレゲエバンド”ONEGRAM”がレゲエアレンジでナイスカヴァー。
ダミ声のオリジナルヴォーカルに変わり、
“sakko”ちゃんの独特なハスキーヴォーカルが良い感じw。
いろいろ繋がっていくこの世界、
というコトで。



07. 「華火夜景」bohemianvoodoo『CROSSING』



日本のインストジャズバンド”bohemianvoodoo”。
なかなか聞かない名前のバンドですが、
じつはバンド結成16周年を迎える、
長寿バンドなんです。
変速ビートに高速キーボード、そしてブリブリのベース、、、
アシッドジャズ感というか、
ダンスミュージック感がたまりません。



08. 「music is always by yourside」AWANE and his foundfootage orchestra『sweet azul suite』


コチラはDJの”AWANE”くんこと”コロスケ”くんがプロデュースする、
ジャム?ジャズ?バンド”AWANE and his foundfootage orchestra”。
スウィンギーで、ライブ感があって、とてもヨロシなんですよ。



09. 「カフェインの女王」CHICK-D feat. 椎名純平『カフェインの女王 / Blow Your Mind』


DJの”CHICK-D”こと筑田くんが、
自身のワガママを詰め込んだ?渾身の2曲を一枚の7インチレコードにw。
オリジナルは、
シャカゾンビのトラックメイカー”TSUTCHIE”氏の20年前のソロアルバムを、
メロウファンキーアレンジでカヴァー。
ナイスですばらしいクワイエット・ストーム感あるヴォーカルは、
“椎名純平”くん。
とにかくメムバーがスゴい。



10. 「終電で帰ります」YONA YONA WEEKENDERS『YONA YONA WEEKENDERS』


やっぱり終電で帰るよね!ということで、
“YONA YONA WEEKENDERS”のオリジナルアルバムから、
ナイスなシティサウンドを。
とにかくシティ感だけはハンパないんですw。



11. 「ナイトダイバー」LUCKY TAPES『ナイトダイバー』


病んだオトコのセツない想いを歌った、
ライトでメロウなこの曲。
“LUCKY TAPES”、最近おススメなんですよ。



12. 「プラスティック・ラブ」田中裕梨『CITY LIGHTS 2nd Season』


もう説明不要のシティポップ大名曲 「プラスティック・ラブ」
をシンガーの”田中裕梨”がナイスカヴァー。



13. 「Soulful Strut」WACK WACK RHYTHM BAND『at the Friday Club』


“ヤング・ホルト・アンリミテッド”のフリーソウル大名曲を、
ワックワックがグッドカヴァー。
オリジナルもそうですが、
なんかアガるんですよねー。



14. 「HAPPY HAPPY GREETING(ORIGINAL DEMO VERSION)」山下達郎『RARITIES』


弊誌の14周年ということで、
やっぱりおめでたいこの曲で〆〼。




※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


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