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tokyo feature : May 30, 2024 @ 18:42

トーキョーシティポップス Vol.136──Tokyo Urban Feeling



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけたのしくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2024年5月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「トーキョーアーヴァン感」です。


今回は、この上ないトーキョーのアーヴァンサウンドを選曲。

いつもどおりっちゃ、いつもどおりなんですけれど、
いつもよりもちょっといい夜をお贈りします(笑)。


そんなワケで、今回は、アナタにとってトーキョーのアーヴァン感を感じられる選曲となっていただければ、コレ幸い。

ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






May『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.136 -Tokyo Urban Feeling-』






01. 「スカイツリー」□□□『CD』


“□□□(クチロロ)”が2011年にリリースした、
フィールドサンプリングネタ中心のオエトリーリーディング的な「スカイツリー」。
途中に入るサックスが、もう狂おしいほどのアーヴァンなんです。
そうか、、、2011年はまだスカイツリーも建設中だったんですね。
ということで、今回はこのアーヴァンミュージックからスタートです!



02. 「彼と私の本棚」アイナ・ジ・エンド『内緒』


バンド”BiSH”のメンバーである”アイナ・ジ・エンド”のソロEP『内緒』から。
ブリッブリッのベースとスウェイビート、
そして気だるく歌う彼女のヴォーカルがたまらない 「彼と私の本棚」を。
じつは彼女のサウンドをあまり知らなかったのですが、
この曲はかなりナイスなアーヴァングルーヴなんです。



03. 「SOLID SLIDER」山下達郎『GREATEST HITS! TATSURO YAMASHITA』


もう説明不要!
“ヤマタツ”こと”山下達郎”さんの極上アーヴァンサウンドですな。
よせてはかえす波のごとく、
グイグイ都会感がおしよせてきます。



04. 「Feelin’ Good feat. annie the clumsy & WHALE TALX」EVISBEATS『PEOPLE』


いまや知らない人はいないくらい、
神的存在となってしまったビートメイカー”EVISBEATS”大先生が、
シンガーソングライター”annie the clumsy”と、
HIP HOPプロジェクト”WHALE TALX”をフィーチャーしたユルユルヒップホップ。
コレくらいのユルさが、
気持ち良すぎの季節ですな。



05. 「I Love my Baby (my baby loves jazz)」United Future Organization『Jazzin’』


“U.F.O”こと”United Future Organization”が、
1991年にリリースしたファースト・シングル。
コチラは、彼らのパーティコンピレーション『Jazzin’』に収録。
とにかく、ありとあらゆるところから、
さまざまなジャズミュージックをサンプリングして、
新しいジャズへと再構築したという、
もうね、ホントにこの上ないくらいのアーヴァンミュージックなんですよ。



06. 「Calling」土岐麻子『Twilight』


黄昏時を優雅に過ごせる楽曲をコンセプトにつくられた、
2019年にリリースされたアルバム『Twilight』から。
いまの時期のマジックアワーにピッタリな麻子ちゃんのヴォーカルが、
たまらなくアーヴァン。



07. 「Fill The Sail」AB’S『Ab’s』


“吉野藤丸”率いる”AB’S”。
1983年リリースの1stアルバムから。
クチャクチャ言ってるカッティングギターがね、もうね、
サイ&コーにアーヴァンサウンドなんです。



08. 「Tokyo State Of Mind -instrumental-」Kan Sano『Tokyo State Of Mind disc2』


まさにトーキョー感。
コチラは以前アップした「Tokyo State Of Mind」のインストバージョン。
アーヴァンですなー。



09. 「恋のジャイロ」池田典代『Dream In The Street』


シンガーソングライターの”池田典代”の1980年にリリースしたファーストアルバムから。
シティポップの名曲中の名曲。
すばらしすぎるアーヴァングルーヴ。



10. 「CITY LIGHTS BY THE MOONLIGHT」田中裕梨『CITY LIGHTS 3rd season』


ジャズバンド”BLU-SWING”のヴォーカルとしてもおなじみの”田中裕梨”によるソロプロジェクト。
オリジナルは、”惣領智子”の1977年リリースの2ndアルバムに収録。
月の光と、都会の光、そしてクラリネットの音、、、アーヴァン三種の神器やね(笑)。



11. 「Remaind Me」cro-magnon『cro-magnon plays』


ダレもが一度は耳にしたことのある、
永遠のソウル・クラシック”Remind Me”。
“cro-magnon”がナイスにインストカヴァー。
オリジナルは、”Patrice Rushen(パトリス・ラッセン)”が、
1982年に発表。
まったりゆったりのメロウアーヴァンサウンド。



12. 「Samurai」CENTRAL『Flor De Roble』


ブラジリアンAORの雄、”Djavan(ジャヴァン)”の大名曲を、
ニッポンを代表するラテン、サルサバンド”CENTRAL”が、
すばらしいラテンカヴァー。
とにもかくにんも、
ナニをどうアガいてもアーヴァン!



13. 「You are the universe」akakage『Peace Maker』


“akakage”こと”伊藤陽一郎”が、
“THE BRAND NEW HEAVIES”の1997年リリースの名曲、
みんな大好き!「You are the universe」を、
生音サンバ&ニューオリンズジャズアレンジのアーヴァンカヴァー。



14. 「都会」岡村靖幸 + 坂本龍一『Tribute to Taeko Onuki』


世界的にも大ヒット中の”大貫妙子”の1977年リリースの大名曲「都会」を
オリジナルプロデューサーの教授こと”坂本龍一”さんが、
岡村ちゃんこと”岡村靖幸”をフィーチャーして、
グランドビートで再構築セルフカヴァー。
岡村ちゃんのムダなシャウトとスキャットがたまりませんな(笑)。




※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


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