いま話題の尖閣諸島沖での中国漁船衝突映像流出の”事件”。


どうも投稿者らしきヒトが名乗り出たみたいですね。
神戸の海保の方との情報がありますけれど。。。


今回の流出に関しては、政府内で無駄に”大”がつくほどの問題になっていますが、
何かおかしい！と思ったのはワタクシだけでしょうか。

この件でいちばんの問題は、不審船の船長をよく分からない理由で釈放してしまったコトだと思いますね。
カオスな状況になってきているすべての根源は、ソコにあるような気がします。


しかし、あの映像がホンモノであるならば、
あの国がいままでうたってきた「不当に拉致した」などのコトバが、
自国民を煽るためのプロパガンダでしかなかったコトが証明されたってことですよ。

しかも、『謝罪』のほかに『賠償』まで請求してきていて、、、
むしろコッチから『謝罪』と『賠償』を請求したいくらいですよ。
その方が国益になります。
この件は、しっかりとあの国に抗議すべきだと思いますね。


本来、政治家は国民の利益のために働くべきであるのですが、
今回は、物理的にも精神的にもぜんぜん国民の利益になっていないです。

映像を非公開にしたのは、
釈放してしまったという”失態”を隠蔽するためだったんじゃないかという”疑い”すら感じてしまいました。


「知る権利」と「知らせる義務」的な部分でいえば、
今回に関しては「知らせる義務」の要素が強い”事件”だったと思いますね。
どう考えても司法に政治が関わったワケですから、
それをキチンと説明し、真実を伝える義務が政府にはあります。

北朝鮮の不審船が近づいた”九州南西海域工作船事件”のときは、
あんなに早く、しかも海上保安庁の巡視船が攻撃しているシーンまでテレビで公開していたワケですけれど、今回に関しては、なぜソコまでかたくなに公開を拒んだのでしょうか。


そもそも今回の映像の流出？情報漏洩？は、どうも”匂い”ますよ。

この投稿者もホンモノなのでしょうか。
なんで神戸！？って感じですけれど。
正義感からなのか、はたまた愉快犯的なものなのか、、、
投稿者の意図がいまだに見えてこないのも不思議です。
与野党同士の足の引っ張り合いのネタのタメなんじゃないかとかも考えちゃったりしました。


今後の気になる点としては、アレだけの”コト”を起こしていたのにもかかわらず、船長を釈放をしまった政府側がどう言い訳するのか、という点と、あの国への対応を政府はどう考えているのかという点、そして取り調べを受けている投稿者と思われる方の処分のゆくえですね。


しかし、いったい何のタメに投稿したのでしょうか。
謎は深まるばかり。。。


もし正義感からきたものであれば、
公開しても、後悔しないでほしいものです。




斉藤由貴『AXIA～かなしいことり～』