Tokyo News : June 24, 2011 @ 14:40
歌い継がれてきた民謡の魅力を発信──『青山民謡酒場』
青山にあるCAYでは、2011年7月6日と7日の2日間、古くから歌い継がれてきた民謡の魅力を東京の中心、青山からあらためて発信する音楽イベント『青山民謡酒場』を開催する。
『青山民謡酒場』は、津軽三味線の”澤田勝秋”と民謡歌手の”木津茂理”によるユニット「つるとかめ」がプロデュースする音楽イベントで、ジャズやロックなど異ジャンルとのコラボレーションなどを積極的におこない、今までの民謡のイメージを覆す新しい切り口で民謡を紹介してきた。
つるとかめ
今回は、第1夜(2011年7月6日)には「JAZZ×民謡」ということでSAXプレーヤーの坂田 明、そしてDrums/Percussionの仙波清彦と「つるとかめ」のコラボレーション。
坂田 明
仙波清彦
第2夜(2011年7月7日)は「正統派民謡」。
極東ロシア四都市をツアーした、津軽三味線澤田流の精鋭たちによる凱旋帰国ライヴが行われる。
さらに当日は、この日限りのスペシャルフード&ドリンクも登場する予定だ。
民謡とスペシャルな食事、、、うん、悪くない。
2011年7月6日&2011年7月7日
つるとかめプロデュース
『青山民謡酒場 vol.3』
・2011年7月6日(水)
「JAZZ×民謡」
出演:
つるとかめ+坂田明+仙波清彦
・2011年7月7日(木)
「正統派民謡」
出演:
つるとかめ+澤田勝司・澤田勝成・澤田勝春・澤瀉秋子
Open/Start:18:00/19:30
料金(前売/当日):¥3,000/¥3,500(飲食代別途/自由席or立見)
プレイガイド:
ローソンチケット [Lコード78762]
主催:つるとかめ/CAY
協力:暮らしのリズム
会場:
CAY 青山
TEL. 03-3498-5790(平日12:00-21:00)
http://www.spiral.co.jp/f_guide/cay/
□プロフィール
・つるとかめ
津軽三味線第一人者、澤田勝秋と民謡界屈指の視野を持つ木津茂理の絶妙なコンビネーションで繰り広げられる従来の民謡とは一味も二味も違う民謡の世界を提案。
1999年にサックス奏者 坂田明氏と行ったライブで産声を上げる。その後のコンサート、ライブ活動を経て「弾きながら歌う、叩きながら歌う」スタイルを確立。少し前に先人達が表現した自由に歌う精神を現代に復活させるというユニットコンセプトをまとめ、全国の民謡を意外な流れで紹介する。
・仙波清彦
邦楽囃子方仙波流家元・仙波宏祐の長男として生まれる。
3歳より父に師事、日本伝統打楽器(小鼓、太鼓)を学ぶ。
10歳で歌舞伎界に入り、数多くの舞台に出演。
東京芸術大学在学中には邦楽技能優秀者に与えられる安宅賞を受賞。
2005年、愛知万博『愛・地球博』で「世界民族楽器オーケストラ・LEEO」ゲスト参加、「森の中のパレード」の音楽監督兼HANIWA EXPOのリーダーとして出演。洋・邦楽の分野を問わず多彩な活動を行っている。 現在、総勢23名の打楽器を中心とした「仙波清彦とカルガモーズ」を率い、更に破壊派BAND「疑惑のイージーリスニング」で活動。 数多くのセッションやプロデュースを行う。
・坂田 明
アルト・サックス、クラリネット、時々うた
1945年広島県呉市出身。
1980年、自己のトリオを結成、以来、様々なグル−プの結成、解体を繰り返しながら音楽シ−ンの最前線を目指す。現在のレギュラー・ユニットは2009年に新結成した「坂田明トリオ」。
同時に、内外のミュージシャンとの交流も活発で、2005年春には、ジム・オルークとの共同プロジェクトをスタート、『およばれ』(2005年)、『かなしい』(2006年)、『ズボンで』(2007年)、『ハ行』(2008年)の四枚の作品を発表する。
また2009年の春と秋にはヨーロッパとアメリカで公演を行い、シカゴ・ポストロックの最高峰トータスとのライヴが圧倒的な反響を呼んだ。
最新作は 「坂田明トリオ/チョット!」(2010年)
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