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tokyo feature : January 9, 2013 @ 21:56

トーキョーフィーチャー “旅” ─「そうだ、宮古島へいこう!」その1


あなたのトーキョーライフに、ちょっとした贅沢をあたえられたなら──。
ココでは、『トーキョーマガジン』がかんがえる、トーキョーのあたらしいライフスタイルを提案していきます。


トーキョーフィーチャー “旅”では、「旅は道づれ世は情け、思いたったが吉日、そうだ!旅に出よう」ということで、ワタクシがじっさいに旅行した土地を、独断と偏見をもってご紹介します。

“旅”はココロを豊かにし、叡智を育む。
旅ゆけば、かならずや人生がみえてくるハズ。
そう!人生は”旅”なのです


旅に病んで 夢は枯れ野を かけ廻る(松尾芭蕉)






そうだ、宮古島へいこう!その1


めんそーれー、アチコーコー!
ニッポンの夏、いつだってたのしいオキナワ。


ということで、今回は、沖縄は宮古島への旅をご紹介します。



□その1(トーキョー:くもり→ナハ:雨/くもりミヤコジマ:くもり/雨)


“思い立ったが吉日!”ということで、今回は、沖縄県は宮古島へ。


出発当日のトーキョー羽田はくもり。





オキナワも、この日はくもりのち雨模様とのこと。


まずは、無事にテイクオフ!





下にはまっしろな平原がひろがってます。

雲の下の空は大雨模様みたいですが、雲の上は目の覚めるようなすばらしい光景がひろがっていました。





幻想的な光景に、まるで雪の星の上空を飛んでいる、そんな気持ちになりますよね。

やっぱり雲の上は、キレイです。


さあ、羽田から3時間ほどで沖縄県の那覇空港に到着。





そういえば、「めんそ〜れ」の「〜」は、なんで「〜」なんでしょうかね。

「めんそーれ」じゃダメなのかな、、、なーんてくだらない自問自答はさておき、那覇はすでに夕方。


この時間のオキナワは、雨もやんで、雲のきれ間からご覧のようなすばらしい夕日が。





南の方は、夕日がキレイですよね。

太陽もデッカイし。


さて、本来ならば、ココからこのまま宮古島空港へ簡単に乗り換えができるのですが、残念ながらトランジットがうまくいかず、今回は那覇で一泊してから宮古島へと移動することに。


那覇市内に到着すると小雨。


ホテルにチェックイン後、いつものアソコへ。

嗚呼、、、やんちゃでヤンバルクイナーな、たのしすぎた那覇の夜。

ですが、その話はまたの機会に。。。



さて、日が変わって、2日目。


泡盛が大量に体中にのこり、かなり具合のわるいまま那覇空港へ到着。




ナハは、この日もくもりのち雨模様。
宮古島はくもりのち雨の予報。

ちなみに前日の宮古島は嵐で、カミナリが落ちて島の一部が停電したというテレビのニュースもあり、「大丈夫かなー?」と、ちょっと心配しながらも、昼前には那覇空港をテイクオフ。

飛行機にゆられること、ほんの40分。





宮古島がみえてきました。





雲っていて、あまり天気がよくないとはいえ、海の色が本島とはまたちがうんですね。

写真ではわかりづらいですが、すいこまれそうな深〜いエメラルドグリーン。





そういえば、宮古島はさとうきびやしまらっきょう、ゴーヤ、ぱぱいやなど、農業中心の島なんですよね。

なので、島の大半は農地。

空から見ると、こんな風にタータンチェック柄がとてもいい感じです。





無事着陸。

コチラが宮古島空港。

独特なタテモノですよね。

いかにも宮古島!って感じでとても雰囲気がいいです。




天気は、ときどき晴れ間も見えるくもり空。


それにしても空がひろいですな。


空港を出ると、飛ばされるくらい風がつよく、じゃっかん肌寒い感じ。

コレ、台風だったら死にますね。


到着ロビーにレンタカー会社のお姉さんがむかえに来ていて、一路クルマで宮古島市内へ。

お姉さん、昨日の嵐についてはひとことも触れず。。。

いや、無理して触れていないというよりは、気にしてないって感じでした。

いつもどおりのことなんでしょうね。


さて営業所に到着し、レンタカーの手続きをサクッとすませ、そのまま宮古島探検ツアーへ出発しました。

まずは、島の西端方面にある「来間島」方面へむかいます。





どーです。
海の透明感が、本島とはまたちがいますね。

かなり遠くから見てもわかるくらいすきとおってます。




コチラは、来間島へとわたる来間大橋。

全長約1.7キロ。

向こう岸がかすんでますよ。


橋の左右はもちろん、深〜いエメラルドグリーンの海。

天気があまりよくないにもかかわらず、この色ってホントすごいですよね。





まわりの風景を観覧しながらゆっくり走ること5分、やっと島に到着です。

家や塀のカタチや色が本島とはちがって、また独特なんですね。





さっそくヤギ発見です。

沖縄といえばヤギ、、、アレ!




右上にヤギの白い亡霊が!!

いや、白いヤギの亡霊ですね。


おそらく、いろいろあって悩んで死んだヤギなんでしょうね。。。

なーんて、このヤギについて、ほんの一瞬でいろいろと妄想してしまいましたが、、、





フツーの白ヤギさんでした。


まずは、クルマをとめて、島めぐり。





フムフム、展望台があるのか、、、ん!?





な、なんだこの休憩所って。

タ、コ、、?ですかね??

カタチが異常すぎて。。。


すっごく気になったのですが、、、ま、時間もあまりなかったのと雨がポツポツ降りはじめていたので、まずは島が一望できる展望台へ行くことに。





コチラがその展望台。

パラボラ付きの衛星放送もみられる最新式、、、ではありませんでした。


とにかく、階段をのぼると、そこには、、、




うっそうと生い茂る森と荒れた海。。。

ホントは、すてきな世界がひろがっているハズだったんですが、どうも天気がわるすぎて、、、




コレは、さきほどわたった来間大橋。




コチラが町の方角です。

左にソーラー発電つきの中学校がありました。

しかし、天気わるいなー。


ちなみに来間島は、周囲たった9キロの小さな島。

なので、島の向こう側の海があっさりみえちゃってます。




海の上でうっすらとみえるコチラは、現在急ピッチで開通をめざす、伊良部島へとつながる「伊良部大橋」。


全長約3.5キロだそうで、料金をとらない橋としては、ニッポンイチの長さになるそう。

2014年開通予定なので、そのときはこの橋をわたりたいものですな。


そういえば、宮古島に到着してから海岸にかならず見られる、ポッツリしたコチラ。





島は、サンゴ礁でできているんですね。

コレは、波と風によって侵蝕されて、出来た模様。





展望台のまわりはこのように木が生い茂りすぎで、柵がいまにもたおれそうになっていました。


ちなみに、彼女がいっぱいいました。





デ、デ、ダイヤモンド☆ユカイです。

いや、ジョーダン抜きにホントにデカイんですよ。

ワタクシの手のひらいっぱいより、もうちょっと大きかったから体長15センチはあるかなー。

夜、寝ていたらこんなのが顔の上をはっているんですよ。。。

『風の谷のナウシカ』の世界が、目前ってことですかね。





さかな?でしょうか??

家の色も、塀の色も、このグレーなんですよね。

石というより、珊瑚礁が化石化したものなんでしょうな。


さあて、朝、気持ちわるさにほとんどナニも食べていなかったので、コチラで朝?昼?ゴハンをいただくことにしました。





『楽園の果実』という、島にだたひとつあるカフェです。

屋根にはしっかり、





シーザーの彼が見守っているんですねー。

さらに!





島で唯一のポストも。





コチラが、本日のメニューだそう。


ただ、この日は、前日の嵐で給水用のポンプが壊れたらしく、出来るものと出来ないものがあるとのことで、無難に「宮古島完熟トマトソースのスパゲッティ」をオーダー。

まずは出てきたコチラ。





一見なんのへんてつもないスープですが、コレがコンソメではなく、じつは”とうもろこし”のスープなんですよ。

ほんのり甘くて激ウマ。

スープだけで、十分!なんておもっていたところに、、、





メインのスパゲッティが登場です。

地元のとれたて野菜と、自家製ハム、濃厚なトマトソース、アルデンテーな中ブト麺、どれをとってもサイコーのスパゲッティざんした。

あ、コレをかけることを忘れずに!





宮古島産の雪塩。

うっすらかけると、ほんのり塩ぐあいがたまらんのですよ。



ちなみにココ『楽園の果実』。

とても有名なモノがありまして、、、それをたのもうとしたら、残念ながら季節的にないとのこと。。。

なんてことだ。。。


その代わりといってはなんですが、コチラをたのんでみました。





『島バナナパフェ』。

一番有名なのは『完熟マンゴーパフェ』なんですけれどね、「ナイ!」って言われたら仕方がないですよ。。。

とはいえ、島バナナもサイコー。

雪塩をかけるとさらにサイコーで、ウマウマでした。

もし行く機会があれば、ドチラもたのんでみてくださいな。


さて、腹ごしらえもすんだところで、次なる宮古島ツアーへ出発。

と、クルマの中に珍客が。。。





てんとう虫のサンバってことで、クルマのシートと一体化しすぎて、あぶなくふみつけるところでした。
しかし、不思議な色のてんとう虫ですね。

赤黒、黒オレンジの2種類は見たことがあるのですが、このビミョーな色加減のてんとう虫ははじめてみました。

てんとう虫じゃなかったりして。。。


そんなこんなで日ボツまでの時間もあまりないので島一周に出発です。





来間島も農業が中心なので、島の大半がこのように畑。

コレは何でしょうかね?ゴーヤかな??

そんな感じで、たった10分くらいで島全体をぐるり。





畑以外は、こんな感じでもっさりと生い茂った森のみ。


さっきの展望台の下なんて、入ったら迷って、すぐにハブに噛まれちゃいそうな、うっそうとした森でしたからね。

ま、サンゴの上にモサッと生えている島という表現が正しいんでしょうな。


そんなこんなで、こんどは島の最東端、「東平安名岬」を目指し、来間島をあとにしたのでした。



P.S
一番上の写真は、羽田から那覇へむかう途中すれちがった飛行機。速度が早すぎて一瞬のウチに見えなくなってしまいました。。。



トーキョーフィーチャー “旅” ─「そうだ!宮古島へいこう!」その2へつづく






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