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Tokyo News : April 1, 2010 @ 02:56

ビジュアルアーティスト”ミック・イタヤ”のあらたな挑戦



ビジュアルアーティストのミック・イタヤが、代官山”GALLERY SPEAK FOR”にて個展『提灯』展を開催する。


星や天使、神話的なファンタジー世界など、ロマンティックで洗練されたアートワークで知られる彼は、カセットテープ付きの雑誌『TRA(トラ)』や架空の国=ステラ王国を舞台にしたプリンセス・ステラをモチーフにしたプライベートブランド「STELLAFINE(ステラフィーネ)」のプロデュース、80年代後半には”いとうせいこう”やクラブキングの”ハードコアボーイズ”のアルバムジャケットなど、画家、デザイナーの範疇を超えた包括的な世界観の創出とさえ言える仕事の数々は、メディア界やデザイン界に大きな影響を与えてきた。


彼が近年、興味を深めているのは、幽玄や禅味など和の美、日本の伝統工芸と自らの本質を融合させること。
彼自身、古くから提灯の産地として伝統ある水戸の生まれであり、幼なじみが提灯製造問屋「鈴木茂兵衛商店」を営む縁もあって、オリジナルデザインによる「夜梅提灯」を2009年に偕楽園好文亭で発表し、機能美にあふれ、インテリアデザインとしてもユニークなその作品は大きな話題を呼んだ。


本展では、その構想を進化させ、そしてカタチにした新作を一堂に紹介する。


ミック・イタヤのあらたなる挑戦。
ぜひ体感してほしい。





2010年4月2日(金)- 2010年4月14日(水)
ミック・イタヤ
『提灯』





営業時間:11:00-20:00
定休日:毎週木曜日


場所:
GALLERY SPEAK FOR
東京都渋谷区猿楽町28-2
SPEAK FOR B1F
TEL.03-5459-6385
http://www.galleryspeakfor.com/


企画協力 : 株式会社 鈴木茂兵衛商店


□ギャラリートーク開催
2010年4月2日(金)
開催時間:19:00-19:30

作品解説=ミック・イタヤ 聞き手=菅付雅信(編集者)



ミック・イタヤ
ビジュアルアーティスト
多摩美術大学卒業後、フリーランスのイラストレーター、デザイナーとして独立。80年代のカセットマガジ『TRA(トラ)』や、90年代のプライベートブランド『STELLAFINE(ステラフィーネ)』など、メディアを横断するアートワークとプロデュースで注目を集めた。CDアルバムや本のデザイン、アートディレション、テキスタイル、ファッションやグッズなどのプロダクション、映像や音楽活動などを多彩に展開中。2009年夏、軽井沢・田崎美術館にて「コロナ」展を開催。
http://www.micitaya.com/



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