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Movie Life : April 10, 2013 @ 21:51

MOVIE LIFE 108『コズモポリス』


ダレかが言った、『いや~、映画ってホントいいものですね!』と──。

いまも世界中のヒトたちを魅了しつづけ、そして夢の世界へと誘う”銀幕の世界”。 この”MOVIE LIFE”では、無駄に映画好きであるワタクシが、コレから公開予定の映画を中心に、コメントと評価を交えながらご紹介していきます。

(評価は5段階、☆の数で示されます)





MOVIE LIFE 108『コズモポリス(原題:COSMOPOLIS)』




男は、自らを待つ死を知らなかった。



□ストーリー

28歳にして大富豪の投資家”エリック・パッカー”。

ニューヨークの街を白いリムジンのなかで、巨万の富をうごかしつづけている。


天国と地獄が紙一重の世界で、金の動きに一喜一憂し、大損の危機に面しながらもセックスの快楽に溺れる。


背後から、殺人者の手が延びていることも知らずに──。



□オレ意見
評価:☆☆(満点は5個)


『裸のランチ』や『イグジステンズ』など、ちょっと特殊なSF世界を描かせたら日本一の監督、デビクロこと”デビット・クローネンバーグ”の最新作。

原作は、現代アメリカ文学最大の巨匠”ドン・デリーロ”の同名小説。

若くして成功した証券マンに『トワイライト』シリーズのエドワード・カレン役でお馴染み、”ロバート・パティンソン”。

彼の特徴ある目がいい感じ。


物語は、若くして巨万の富を得た投資家の天国と地獄、、、いや地獄と地獄と言った方があっているのかもな。

とはいえ、ほとんどの場面がクルマというか、リムジンのなかで、場面の代わり映えがそれほどなく、ただ淡々とすすんでいくために、物語的にはおもしろいのだが、ちょっとだけタイクツさを感じてしまうのはいなめない。


気になるのは、「前立腺が非対称」ってこと。

詳しくは、物語をみてほしいけれど。


そして、最後は、「ネズミが通貨の単位となった(ズビグニェフ・ヘルベルト)」世界へと突入。


結局、自由を感じるためには、そうするしかないのかね。


ナニを言っているのかわからないかもしれないけれど、それが”デビッド・クローネンバーグ”ってことで。


それにしても、彼の妻エリーズ役の”サラ・ガドン”は、ホントにお人形さんみたいにキレイなヒトやね。


あの”答えのない”感じの”デビクロ”ワールド全開なので、”ドン・デリーロ”好きというよりは、”デビクロ”好きにはたまらない作品なのかも。






2013年4月13日より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて全国ロードショー

『コズモポリス』






監督:デイヴィッド・クローネンバーグ

出演:ロバート・パティンソン/ジュリエット・ビノシュ/サラ・ガドン/ポール・ジアマッティ/サマンサ・モートン/マチュー・アマルリック


配給:ショウゲート


オフィシャルサイト:http://cosmopolis.jp/



©2012–COSMOPOLIS PRODUCTIONS INC. / ALFAMA FILMS PRODUCTION / FRANCE 2 CINEMA


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