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Editor's Eye : January 5, 2015 @ 17:59

信念のご挨拶─2015年は「試」す年



みなさま。

新年、あけましておめでとうございます。

旧年中は、たいへんお世話になりました。


新年、恒例の「信念のご挨拶」でございます。


「コレしかない!」と思い込みで、走りつづけた2014年。

でしたが、走った分、見のがしたモノもおおかったような、、、
またしてもボヤっと感あふれる2014年。


そんなワタクシの2015年の「信念」は、


『試』


です。


個人的には、いろいろと「試行錯誤」な年になるのかなと考えております。

というのも、あいかわらずの本やテレビ、WEB、場所、、、
メディアというメディアは不況の時代継続中。

世の中的には、雑誌や音楽、ファッション、映画などの、
いわゆるエンターテインメント分野に関しては、一部を除いてボロボロの状態。

たのしいはずのカルチャー分野の景気が、
なかなか好転していない雰囲気はあります。

もちろん一部をのぞいてのお話ですのでね。


一方の国内景気全般は、ゆるやかに上昇中とのコトですが。。。

コチラも、もちろん一部をのぞいてのお話ですので。


世の中の”動き”も予想以上に早く、
メディアのあり方や形態も、
たった一年の間におおきく変動しております。


紙メディアは、あいかわらず増えたり減ったり。
現状はやや下降した程度なのかな。

内容的には、WEBメディア中心にうつりはじめているカルチャー系紙メディアは、
ほぼほぼ全滅にちかいものを感じます。


では、WEBメディア業界は?というと、どうも見えてこない。

一時期の勢いはあまり感じなく、
雲につつまれた状態がここ2年ほどつづいております。

SNSや検索エンジン、まとめ系メディアはなんとなく盛り上がっている感はありますがね。

いわゆるのWEBマガジン系はニンともカンとも分からない状態。

さまざまなオリジナリティのあるWEBメディアが乱発していた5年ほど前にくらべると、
企業の自社メディアの時代へと移り変ってきたような気がします。


しかし、まとめ的なサイトって、結局、記事はオリジナルではないワケですからねー。
親がいなければ、子も生まれず。

つまり、ソースが無くなれば、まさに元も子もないワケで、
それが今後、オリジナルコンテンツ制作の方向に行くのかどうかが、
個人的には注目するトコロではあります。

とどのつまり、メディア形態のさらなる変化がはじまった状態なのではないでしょうか。


ということで、幣誌もいろいろとお試しをしていかないといけない時期なのかなと、
昨年末くらいから、ボンヤリいろいろ考えている次第でございます。

WEBメディアがPCからモバイルの時代にうつりかわっている”流れ”をみると、
PC用サイトを中心としているマガジン系サイトは今後いろいろと変化をせざるを得ない、
というのは残念ながら現実ですからね。

とはいえ、弊誌の個人力を打ち出す”あふれんばかりのオリジナリティ”の媒体という、
大きな軸はかわりませんのであしからず。


ただ、現状は「今年は、コレします!アレします!」的なコトは、
まだ言えないという感じではございますが、
とにかくいろいろ動いて”試し”ます。

試して、試して、試しつくす、、、
それが2015年、ワタクシのマニフェストでございます。


いろいろ”試す”のですが、パッと見で「ソレ、おかしくない?」とか、
「ソレ、ちがくない?」とか、
「ホントにソレでいいの?」とか思われた方は、
直接、言っていただけると幸いでございます。

本人は、たぶん無我夢中なのと、激しい思い込みのため、
ツっパ走ってしまう傾向があります故、
そのあたり、ご指導、ご鞭撻いただけると、
大変ありがたき幸せに存じます。


ちなみに幣誌は、2015年2月1日で、ナント!5周年をむかえます。

こうやって好き勝手に書いて、つづけていられるのも、
広告クライアントのみなさまはじめ、読者のみなさま、
取材や記事制作にご協力いただいているみなさまあってこそのもの。

あらためて、お礼を申しあげます。

ありがとうございます!


個人的には本厄ブギーな2015年ではございますが、
“厄”ではなく”役”(マージャン的な)がつくような1年にしたいとかんがえておりますので、
本年も、なにとぞよろしくお願い申しアゲます。




“TYO magazine” 編集長
カネコ ヒデシ



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