Tokyo News : November 6, 2015 @ 18:56
ナニを見て、ドウ感じるか?──”岩間香純”個展『bizhubC745e』
社会に起きているさまざまな問題をテーマとし、「ゆとり世代」視点で表現するアーティスト”岩間香純”が、個展『bizhubC745e』を、2015年11月7日より恵比寿のアートスペース「OVER THE BORDER」で開催する。
ニューヨークやトーキョー、そしてバルセロナなどで制作と発表をつづけている、”岩間香純”。
今回の展示は、「絆の真相」をテーマに「絆とは?」を問うモノだそう。
3.11の震災からの復興や、2020年に開催する「東京オリンピック」など、さまざまな一大イベントの要所要所で使用されてきた「絆」というコトバ。
いまだかつてない「絆」の精神を持つコトを問われている、現在の日本。
現在進行形で世界各地で勃発している、「我々」と「当事者」との境目の問題について提示する。
ちなみに、題名の「bizhubC745e」とは、展示メインとなるコピーのインスタレーションで使用した複合機の機種名とのコト。
なかなかむずかしいそうな問題がテーマではあるが、じつはワレワレの身近に起こっている現実だったりする。
彼女の作品によっていろいろ気づくコトもあるカモ。
ナニを見て、ドウ感じるか。
ソレが重要だ。
2015年11月7日-2015年12月20日
岩間香純 個展
『bizhubC745e』
時間:12:00-22:00(※月曜休廊)
OVER THE BORDER gallery
東京都渋谷区恵比寿南1‐3‐6 CIビル4F
http://artlab.stitch.co.jp/gallery/
□作家プロフィール
・岩間香純
ドローイング、立体、インスタレーションを通してグローバル化(グローバル資本主義、英語覇権主義社会、多様性対グローバル統一)、フェミニズム、情報社会などのテーマを、「ゆとり世代」視点で表現する。
ニューヨークの「スクール・オブ・ビジュアル・アーツ」でファインアーツを学び、その後はニューヨーク、東京、バルセロナなどで制作と発表をつづけており、現在は東京を拠点に現代日本社会の中にある不調和や社会課題をテーマに制作をしながら、フェミニストのアクティヴィズム活動にも参加している。
http://www.kasumiiwama.com/
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