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ブラインドからのぞき見た世の中 : January 30, 2016 @ 17:56

ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.153『記憶と現実と』



えー、さてー、”ののちゃん”こと”野々村竜太郎”元議員といい、
“甘利明”元経済再生担当相といい、
「記憶にありません」的ないいワケがとおる政界の現状って、
いったいなんなんでしょうね。


たとえば、ワレワレ、フツーの一般人がナンらかの法律違反を犯してしまったとき、
「記憶にありません」、「覚えていません」という理由が、
ケーサツやら裁判で通らないなんてコトは百も承知でスヨね。


だいたい議員なんて、ヒトに選ばれてなる職業なワケで、
事実をすぐに公表しないコト自体、
選んだヒトに対して失礼ですよ。

有権者、というよりヒトの信頼を踏みにじる行為なのでは。


いまだ真実が発表されず、分からない状況というもおかしい。


ましてや、甘利氏においては、
それを「生き様にあわない」だの、なんだのって、、、大臣を辞任する始末。
いいオトナがナニをやっているんだか。


それに「ワナだ!」だの、
「お金をわたした方が悪人だ!」みたいなコトを言って、
擁護しているヒト(議員)がいるのもおかしい事態だとおもうんですけれど、、、
こう言ってはなんですが、ちょっとイカレてるんじゃないですかね。

そんなの当たり前田のクラッカーですよ。

ちなみに、言ってしまえば、その場で受け取り拒否も出来たはずですし、
違反者の通報も出来たハズからね。

つまり、”甘”んじて、”利”益を受けとったというコトなんでしょうな。

あまりにも甘利、
そして雨り、
やっぱり字余り。


“ののちゃん”においては、もう救いようがないですな。。。

裁判所に出て来ないから、身柄拘束って、、、
どうやったらそんなアップデートできるんですか。

裁判官とのやりとりも、
「記憶にありません」、「覚えていません」の連続攻撃で、
パワーアップ感がハンパないです。


ふたりとも50のオトナですよ、
もー「いいオトナがナニやってんですか!」という感じです。


カレらはテレビに出るような、
それもある程度の立場があるオトナなワケですよ。

そんなオトナたちが、
ふたこと目には「記憶にありません」って、、、
変なエロ系テレビ番組とか、エロ本なんかよりも、
よほど子ども世代に悪影響そのモノだとおもうんすけれど。

将来的に、今後、自分の子どもたちが法律的に違反するナニか、、、
悪いコトをやってしまったときに、
「記憶にない」だの「覚えてない」だの、
それが正当な理由になってしまったとしても、
もう文句は言えないですよね。


社会に役立たなければならない職業のヒトが、
社会に悪影響をあたえ、
自分の保身のコトしか考えていない。

ちょっとというか、かなり残念な状況です。


今回の件、
政治家たるモノ、の”たるモノ”の部分をもっと自覚してほしーなーと、
政治家であるまえにオトナであるコトをもっと自覚してほしーなーと、
ワタクシは思いましたが、
みなさんは、どのように考えましたか?




吉田美奈子「愛は彼方」



旅路 良



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