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tokyo feature : March 31, 2016 @ 20:02

トーキョーシティポップス Vol.38 ──Season of Travel



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2016年3月のテーマは、「旅の季節」。


3月は、オトナにとってもコドモにとっても、出会いと別れの季節。

やはり、ひとつの”旅”なんでしょうな。


そして、東日本大震災からも5年。

いろいろと旅にでる時期にきているのでは。


そんなアナタの旅のBGMとなれば、コレ幸い。


ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






March『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.38 -Season of Travel-』





01. 「卒業」□□□
『everyday is a symphony』


3月といえば、、、そう!「卒業」シーズン。
コチラは、”□□□(クチロロ)”が提案する、卒業サウンド。
ホンモノの卒業式をフィールドレコーディングして、
切り貼りしているエディットされたバックトラックがいい感じですな。



02.「歴史に名を残す」モアリズム
『昨日のような明日』


旅に出る前におもっているコトはやはりこんなコトでは?
やはり、歴史に名をのこすのは、オトコとロマンかと。。
ま、オンナでもいいんですけれどね。
とにかく、”モアリズム”のリアルライフスタイル的な歌詞がウケます。



03.「春の兆し」田ノ岡三郎
『はるのきざし』


アコーディオン界の”サブちゃん”こと、
“田ノ岡三郎”さんの気持ちいい春サウンド。
アコーディオンの音って、なんでこんなに気持ちEんでしょうか。
それにしても、ポカポカと気持ちいい季節になってきましたね!花粉症以外は。。。
そんなつらい花粉症すらもワスれられる、
グッドな春の陽気をアナタに。



04.「さんぽ」はじめにきよし
『ウクレレ・ジブリ』


おなじみ『となりのトトロ』のオープニング曲を、
“はじめにきよし”さんがウクレレとピアニカでカヴァー。
このふたつの楽器のユルーい音が、
あふれんばかりのブラブラさんぽ感をさらに倍。
まったりとさんぽしたいものですネ。
マスクなしで。



05.「Sakura」Linn Mori
『Invisible Vision』


若き才能、”Linn Mori”の古典的な「和」がテーマのアルバムから。
このノイズと、くもった感じのギターと、かすれた野太いベース。
なんとなく和的な、ワビサビサウンドが、とても気持ちいいんですよ。
目を閉じると、咲き乱れたソメイヨシノがひろがります。



06.「嘆息的泡」UA × 菊地成孔
『cure jazz』


コチラ、超オトナなメロージャズサウンド。
菊地さんオリジナルながらも、タイトルからもわかるとおり歌詞は広東語。
このUAがうたう広東語のジャズが、ヤバすぎです。
夜桜と茶色のお酒、、、そんなオトナな夜を。



07.「あの日、あのとき」中塚武
『EYE』


音楽家の”中塚武”さんが2016年3月16日にリリースしたアルバムから。
前半のオーケストレーションから、ドラムンベース的ビートへのながれ。
ポップサウンドながらも、なんとなくセツナさを感じます。
あの日、あのとき、、、もう帰らない日々。



08.「摩天楼の恋人」一十三十一
『CITYDIVE』


狂おしいほどのシティポップサウンド。
イナカからトカイへ。
いろいろと思い出すような歌詞がいいですね。



09.「さよならなんて云えないよ」フラッシュバックあの人
『摩天楼と、蜃気楼』


コチラはもうおなじみ、”小沢健二”さんのカヴァーです。
“フラッシュバックあの人”とは、
“Terry&Francisco”の”フランシスコ松浦”氏によるふたり組ユニット。
シティポップ加減がちょうど良いです。



10.「Orange’s Star」トレモノ
『Traver’s High』


オキナワは、石垣島のバンド”トレモノ”。
先日、リリースされたばかりの新作から。
超メローアーバンレゲエ。
マジックアワーに見えるオレンジ色の星、、、そんなイメージが浮かびます。
カレらのサウンドを聴くと、夏を感じますねー。
いい感じで”チューブ”的な存在になりはじめているかと。。。



11.「旅(A PLACE IN THE SUN)」What’s Love?
『WA-YO SKA? ~ON-KO-CHI-SHIN~』


かの”スティーヴィー・ワンダー”が1966年に発表した名曲「A PLACE IN THE SUN」を、
「旅」タイトルで日本語歌詞をのせてうたった”串田アキラ”バージョンのカヴァー。
カヴァーのカヴァーね。
コチラは、”吉沢dynamite.jp”氏プロデュースによるもの。
レゲエビートがまったりと気持ちいいです。



12.「卒業写真 feat. サヨコ(サヨコオトナラ)」TICO & icchie
『青春レゲエ』


青春のグッドミュージックをレゲエでカヴァーしたアルバム『青春レゲエ』から、
“ユーミン”作詞作曲による”Hi Fi Set”の名曲。
まあ、コレですよね、、、3月は。



13.「旅」BARON
『来し方行く末』


世界をマタにかけて活動しているボードビリアン”バロン”くんの、
初となるソロアルバムから。
人生とは、こういうコトなんだとおもいます。




※選曲は、基本的にCDやダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


Photo by healthy (http://www.behance.net/healthy-groove)


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