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tokyo feature : December 28, 2016 @ 19:26

トーキョーシティポップス Vol.47 ──C’est la vie



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2016年12月のテーマは、「それが人生」。


今年もいろいろありました。

なんとなく暗ーいニュースがおおかった気がしますが、それは気のせいですかね。

でも、そんななかでも生きていかないといけない、そうおもうワケですよ、この時期になると。。。


今回は、2016年という1年の人生が走馬灯のようにかけめぐる季節に贈る、人生を感じるBGMとなれば、コレ幸い。


ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






December『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.47 -C’est la vie-』





01. 「C’est la vie feat. 七尾旅人」Kan Sano
『k is s』


今回のタイトル曲ともなっている、”Kan Sano”さんのこの曲。
リリースされてから、ナニかと聴いています。
ビートの感じといい、ウワモノの雰囲気といい、
フィーチャーボーカルの”七尾旅人”の声といい、歌詞といい、
すべてが最&高な一曲です。



02. 「Danceing With You〜踊るのさ君と〜feat.CATBOYS」高橋飛夢
『またたき』


シンガーソングライター”高橋飛夢(タカハシ・トム)”くんの、
新作ミニアルバムから。
“CATBOYS”の肉厚サウンドと、
ギターのカッティング、
おもわず、腰にクル、ナイスなミドルメローサウンド。



03. 「フェアリー・ナイト」かせきさいだぁ
『かせきさいだぁのアニソング!!バケイション!』


キング オブ シティポップこと”かせきさいだぁ”氏の、
アニメソング、アニソンをカヴァーしたアルバムから、
『ルパン三世』の挿入歌をカヴァー。
レゲエアレンジの感じが、寒いこの季節をほんわか暖かくしてくれます。



04. 「千年紀末に降る雪は」キリンジ
『3』


“キリンジ”の2000年にリリースされたサードアルバム『3』から。
名曲ですな。
とにかくストリングスが気持ちイイです。
プロデュースは、おなじみ”冨田ラボ”。
いちおう、12月なのでね、
クリスマス的なアレも込めて。



05. 「アトリエの冬」笹倉慎介
『ロッキンチェア・ガール』


81年生まれのシンガーソングライター”笹倉慎介”。
コレまでのシティポップス感をガラッと変えてネオフォークを。
途中からはいってくるウッドベースとトランペットの感じが、
とにかくたまりません。
オトコの恋心をうたった歌詞がとてもセツナすぎ。



06. 「サニー」勝新太郎
『歌いまくる勝新太郎』


なぜか冬に聴きたくなってしまう、この曲。
往年のトップスター”勝新太郎”による日本語カヴァー。
昭和歌謡なのですが歌謡感があまりない感じがイイです。
激シブな歌声も好き。



07. 「ウイスキーが、お好きでしょ」村上ゆき
『おんがえし』


“勝新太郎”といえば、やはり酒。
冬はウイスキーが飲みたくなるんですよねー。
この曲、さまざまなカヴァーがあるのですが、
“村上ゆき”のメロージャズアレンジがいちばん年末感があります。



08. 「いい奥さん」パークハイツ楽団
『FANTASY』


“コーヒーカラー”の”仲山卯月”と”中山うり”の新楽団。
まあ、流しでおなじみの”パリなかやま”さん兄弟なんですけれどね。
この曲、かなり笑えます。
人生なんてこんなもんなんでしょうね。



09. 「My Foolish Dream」United Future Organization
『UNITED FUTURE ORGANIZATION』


「いい奥さん」からのバカな夢つながりで”U.F.O”のこの曲を。
人生、やはり夢がないと。
“U.F.O”が93年にリリースしたこの曲。
最近、DJなどでもよくかけています。
無意識的に人生を振り返っているの、、かな。。。



10. 「いつも何度でも」キヨシ小林
『ウクレレ・ジブリ』


ジブリ映画のサントラをウクレレでカヴァーしたアルバムから。
コチラは『千と千尋の神隠し』のエンディングで使用された曲ですな。
ウクレレ一本でカヴァーされているので、
オリジナルよりもセツナさが倍増です。



11. 「60000 Melodies」エミ・マイヤーと永井聖一
『エミ・マイヤーと永井聖一』


“エミ・マイヤー”さんの日本語歌詞のこの曲。
まさに今回の選曲を物語っているのです。
じっくりと彼女の歌詞を味わっていただければ、
コレ幸い。



12. 「夢で逢えたら(Strings Mix)」大滝詠一
『DEBUT AGAIN』


アレから3年ですね。
コチラ、2016年にリリースされたセルフカヴァーアルバム。
ビートレスのストリングで歌う感じが、
もー、たまりません。
“やはり人生ってこういうことなんだよね”と、
ぼんやり教えてくれる曲です。




※選曲は、基本的にCDやダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


Photo by healthy (http://www.behance.net/healthy-groove)


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