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tokyo feature : January 30, 2017 @ 21:05

トーキョーシティポップス Vol.48 ──Walking In The City Swingingly



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2017年1月、一発目の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「ブラブラ街散歩」です。


毎月一回アップされるこの架空コンピレーションコーナー「トーキョーシティポップス」も、
今回でナント!4年目をむかえました!!

いやいや、すでに人気の定番コーナー化?しはじめていますが、4年目で48号目。

コレからも新旧おりまぜて、いい音楽をアナタにおとどけしますので、コレからもドーゾよろしくお願いいたします!


さて、世界のさまざまなモノゴトが激動している2017年。

考えるコト、いや考えないといけないコトももりだくさんですな。

そんな中、ちょっと一息、街をブラブラと散歩してみませんか的なテーマというか、提案というか、そんな感じでございます。


というコトで、今回は、2017年はじまったばかりだけど、ちょっと一息、ブラブラ街散歩のためのBGMとなれば、コレ幸い。


ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






January『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.48 -Walking In The City Swingingly-』





01. 「女神」井上陽水
『UNITED COVER 2』


“ブラブラ”といえば、某サングラスのあの方の某ブラブラ番組。
コチラは”井上陽水”が、
日本が誇るサルサバンド”オルケスタ・デ・ラ・ルス”をフィーチャーした、
あの某番組のテーマ曲!
んー、ブラブラ感が出ますね、、、全然サルサだけど。



02. 「IN THE CITY」脇田もなり
『IN THE CITY』


元”エスペシア”で、この曲でソロデビューをはたした”脇田もなり”ちゃん。
プロデューサーに泣く子も黙る”はせはじむ”氏。
その名のとおり、「街」がテーマのコチラの曲。
ブラブラというよりは、疾走している感じですが。。。



03. 「Lovely City」宮本典子
『NORIKO』


日本が誇るソウルシンガー”宮本典子”が、
1982年にリリースしたアルバムから。
まさにライトでメローなソウル。
このアルバムを最後に渡米した彼女ですが、
“mimi”名義で90年後半〜2000年代前半にブレイクしたコトは記憶にあたらしいのでは。
とにかく、日本人とはおもえない彼女の歌唱力に注目デス。



04. 「EROTIC CITY」BTB
『BACK TO BASIC ~俺とお前篇~』


ソロとなった”BTB”の初となるアルバム『Back To Basic ~俺とお前篇~』から、
“プリンス”のカヴァーを。
あいかわらずのニョ〜ンと伸びる気持ちいいトークボックスに、
野太いバックトラックがたまらんです。
エロい街、、、黄金町あたりかな。。。



05. 「Full City」矢舟テツロー
『Age of Vintage』


モテ声ジャズメン”矢舟テツロー”くんのファーストアルバムから。
さわやかボーイの矢舟くんにしては、
ちょっと重め、暗めの雰囲気の曲ですが、
トラックもふくめ、かなりいい感じです。
聴いたコトがない方は、ぜひ。



06. 「街の報せ」cero
『街の報せ』


いまや飛ぶ鳥落とす勢いの”cero”。
カレらが2016年末にリリースしたシングルから。
変則ビートながら、ホーン隊の入り方といい、
コーラスの入り方といい、
オシャレ感がたまらないです。
まさに、スムース&メローなグッドサウンド。



07. 「popな街」Nakakoh
『apocenter』


新バンド”INDEEA”が始動したばかりの”中島孝”くんが、
“Nakakoh”名義でリリースしたアルバム『apocenter』から。
カレのヴォーカルが最&高ながら、メロディもすばらしい。
ライトメローがグルーヴを感じる一曲。



08. 「Thinking of You」中島ノブユキ
『pianona』


音楽家”中島ノブユキ”さんが、
ヴォーカルに”Natural Calamity”の”森俊二”さんをフィーチャーして、
ポップなこの曲をカヴァー。
中島さんの体に浸透するようなピアノと、
やさしくつつみこむような森さんの歌声がたまらんです。
ブラブラ散歩は、
やっぱりいろいろ考えながら歩くのがたのしいというコトでこの選曲を。
オリジナルは、おなじみ”Sister Sledge”。



09. 「悲しくてやりきれない」コトリンゴ
『picnic album 1』


音楽家”コトリンゴ”ちゃんのカヴァーアルバムから。
先日、映画『この世界の片隅で』のサントラを担当し、
第40回日本アカデミー賞で優秀音楽賞を受賞した彼女。
以前、ワタクシがやっていたラジオ番組なんかにも気軽に出演してくれた彼女だけど、
巨匠となってしまったなー、、、と。
オリジナルは、”加藤和彦”さんひきいる”ザ・フォーク・クルセダーズ”。
悲しくてやりきれないときは、やっぱりブラ散歩です。
夜の街ならなおよし。



10. 「中央線」矢野顕子
『SUPER FOLK SONG』


トーキョーの街を代表する電車といえば、
東京都を南北にぶった切る、
東西をむすぶ中央線ですな。
アッコちゃんこと”矢野顕子”さんが、
ピアノ一本でカヴァー。
オリジナルは、”THE BOOM”の90年の曲。



11. 「きっとメイって」流線形
『シティミュージック』


トーキョーを代表するシティバンドといえば、
“クニモンド瀧口”さんひきいる”流線形”でしょう。
まさにシティのためのアルバム『シティミュージック』から、
この曲を。
ワグワグ言ってるカッティングギターがたまらんのよ。



12. 「DOWN TOWN(Live)」SUGAR BABE
『SONGS -40th Anniversary Ultimate Edition-』


“山下達郎”ひきいる伝説のバンド”SUGAR BABE”。
カレらのアルバム『SONGS』のリリースから40周年を記念してリリースされた、
「40th Anniversary Ultimate Edition」から。
代表曲「DOWN TOWN」のライブバージョンなのですが、
コレがクレジットがないので、何年のドコでのライブなのかが、、不明です。
後半の達郎さんのシャウトが、、、スゴい。
ま、ダウンタウンをブラブラというコトで。



13. 「瞬き」井上陽水
『UNITED COVER 2』


最後はやっぱりこの曲では。
某ブラブラ番組のエンディングソング。
コチラもフィーチャーリング”オルケスタ・デ・ラ・ルス”。
なんか、ブラブラ散歩が終わった感じがします、、、が。



14. 「よいまち」バロンと世界一周楽団
『いつかどこかで見た空だ』


ブラブラしてると、やはり疲れますよね。
途中、いっぱいひっかけて、帰りは電車で!なんて。
その結果がコレという、オチの流れでございます。
途中から、元祖ブラブラのあの方のテーマが!




※選曲は、基本的にCDやダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


Photo by healthy (http://www.behance.net/healthy-groove)


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