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tokyo feature : December 28, 2017 @ 19:52

トーキョーシティポップス Vol.59──NEW YEAR, NEW DAY



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2017年12月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「新しい年、新しい日」です。


ココに来て急激な気温低下で真冬感がでてきた、2017年の年の瀬。

やっと真冬用に買ったコートが活躍しはじめましたな。


それにしても、ここ数年、12月になると風邪を引くというジンクスに悩まされております。

今年は、12月アタマから、なう(現在)まで、まるまる12月ずっと引きっぱなし。

うーん、カラダがオジイちゃんになりはじめているのでしょうかねー。。。


まあ、そんな病気自慢みたいな話はおいておくとして、
今回は、なんとなく激動だった2017年の1年間をイメージした選曲です。

約60分の中にこの1年の出来事がつまっている、、、というと大げさですが、
トラック数は13曲で、2017年1月からちょうど2018年の1月までの13ケ月になってます。

ただ、明確なナニかがあるワケではないので、「なんでこの月はこの曲なの?」という疑問は持たぬよう。

そんな感じでぼーっと聴いているとなんとなーく、
走馬灯のようにこの1年間にあった出来事を思い出すコトができる、、、ハズ。。。かな?



という感じで、アナタのこの1年を振りかえられるようなBGMとなれば、コレ幸い。


ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






December『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.59 -NEW YEAR, NEW DAY-』





01. 「あたらしい日々」流線形と比屋定篤子
『ナチュラル・ウーマン』


2017年1月の曲として選曲したのはコチラ。
現在、アルバム制作中らしい”流線形”。
来年こそは。。。
という感じで、まずはあたらしい日々をたのしみましょう。



02. 「LED」脇田もなり
『WINGSCAPE(EP)』


“冗談伯爵”の曲を”もなり”嬢がカヴァー。
”Odyssey”のあの「Battened Ships」感あふれるファンキーソウルサウンドが、
インスタ映えよりもフロアー映えするグッドグルーヴ!



03. 「氷の世界」井上陽水
『UNITED COVER 2』


コレ、ヤバいです!
“井上陽水”が自身のファンクサウンド「氷の世界」をセルフカヴァー。
しかも、バックバンドは、ナーント!”オルケスタ・デ・ラ・ルス”!!
超ラテンで、超サルサな「氷の世界」。
トコナツサウンドなハズなのに、真冬!みたいな。



04. 「ラーメンたべたい」矢野顕子×上原ひろみ
『Get Together -LIVE IN TOKYO-』


おなじみ矢野アッコちゃんの「ラーメン食べたい」を、
ジャズピアニスト”上原ひろみ”嬢とダブルピアノでライブした音源。
途中のカオス感は、おそらくニンニクたっぷりのラーメンを食べすぎて、
若干、胃がイタくて悶絶している感じなのかと。。



05. 「water buck」n’sawa-saraca
『forest dance』


“n’sawa-saraca”によるミドルメローな極上のジャズ。
5月の空をイメージしたのですが、
前の曲のラーメン食べすぎ感をおさえるための、
ちょっとしたひと休みサウンドになってしまっているのが否めません。



06. 「たいやき」福原希己江
『おいしいうた』


食べすぎからのひと休みをすると、ナゼかまた小腹が。。。
そんなアナタにたいやきをドーゾ。
ということで、
ドラマ『深夜食堂』の挿入歌でおなじみの”福原希己江”さんのこの曲を。



07. 「くせのうた」星野源
『ばかのうた』


ヒトにはいろーんなクセがありますよね?
たいやきの食べ方とかもイロイロ。。。
そんな意味もこめつつ、まったりゆったりな”星野源”サウンド。



08. 「あまく危険な香り」Original Love
『沈黙の薔薇』


そして、”田島貴男”が歌う”山下達郎”サウンド。
このネットリとしたエロい感じが、たまりません。
夏にも聴きたいし、冬にも聴きたい、グッドヴァイヴス。



09. 「YES NO YES」KO NAKASHIMA
『TRIANGLE MAGIC』


“中島孝”くんのひさびさとなるソロシングルから。
やはり、シティなサウンドが似合うオトコやね。
秘められた才能!



10. 「Moonlight Whispers」Magic, Drums & Love
『Love De Lux』


“マジドラ”こと、”Magic, Drums & Love”。
じつは、あまり彼らのコトを知らないのだけれど、
この曲、いろーんな要素がサンプリング?オマージュ?されてて、
「DOWN TOWN」とか。。
マッシュアップ的なごっちゃ混ぜ感がたまらんですなー。



11. 「星空のサーカス」大滝詠一
『DEBUT AGAIN』


“RATS&STAR”の名曲を”大滝詠一”がセルフカヴァー。
作詞は”松本隆”氏。
こういうドゥーワップ的なものは、さすがですな。
大滝さんが亡くなってもう4年かー。。。



12. 「おつかれさまの国」村上ゆき
『おんがえし』


オリジナルは”斉藤和義”。
女性が歌うと、またちょっとちがった雰囲気になりますな。
まあ、なんやかんや言っても、12月はおつかれさまの月。
みなさま、おつかれさまでした!



13. 「NEW YEAR, NEW DAY」土岐麻子
『sings the stories of 6 girls』


そして、今回のタイトル曲は、”土岐麻子”ちゃんのこの曲。
イヤーイヤーも好きのウチ、、、ではありませんが、
“日はのぼりおち 折り返し地点”というコトで、
寝てても、覚めててもあたらしい日、あたらしい年はやってくるんですよね。
というコトで、あたらしい年もいっちょうガンバッテいきたいものですなあ。




※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


Photo by healthy (http://he-althy.com)


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