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Tokyo News : February 20, 2018 @ 19:46

ミライはこんな感じ?たぶんネ!──『MIRAI 2061』



福島県は、アレから50年後のフクシマ、2061年のふくしまを舞台にしたショート・ミュージカル・ムービー『MIRAI 2061』を、2018年2月19日より公開した。


本作品は、福島県クリエイティブディレクター”箭内道彦”(風とロック)氏の監修のもと、幅広い世代が福島県に対し興味・関心を持つことよって、ふくしまの”いま”を理解してもらおうという、情報発信プロジェクト『チャレンジふくしまプロジェクト』の一環として制作。

ちなみに、このプロジェクトは2018年で3年目をむかえ、アニメーション作品『みらいへの手紙』の制作や、”谷村新司”氏作詞作曲によるふくしまの”いま”をつたえる歌「雲のかなた」を発表してきた。


今年は、ミュージックビデオやCMなどの演出を手がける気鋭の映像ディレクター”児玉裕一”をフィーチャーしたショート・ミュージカル・ムービー『MIRAI 2061』を制作。





フクシマの”現状”がドーノコーノというお話はいったん置いておくとして、すべてがまあーるくおさまった50年後。

主人公”福島ひかり”の半生を、孫娘である”福島みらい”とふりかえる物語を、ミュージカル調に描いたショートムービーだ。





猪苗代湖で走る超高速白鳥ボートや、会津若松市の「鶴ヶ城」横の超高層天守閣ビル?など(笑)、福島県を代表するスポットがミライの姿で描かれているコトにも注目したいトコ。

主演の“福島ひかり”を演じるのは”清野菜名”、そのほか”林遣都”や福島県出身のスター”西田敏行”、さらにあの金髪の方もぼんやりと出演しているので、ソコんとこも要チェックや!





楽曲制作には、シンガーソングライターの”澤田かおり”にくわえ、福島県出身のラッパー”狐火”が参画。

そして、たくさんの俳優やアーティストが賛同し、バックダンサーには福島県内で活動するダンスチームから選抜されたメンバーがつとめる。





ま、暗いコトばかり言っていてもナニもはじまらないし、ナニも生まれないのでね。

劇中の”西田敏行”演じるおじいちゃんの「んじゃ、気をとりなおしていくべ!」というコトバどおりかな。


50年後はこうあってほしいという、大きな”期待”に胸をふくらませられる、超ハッピーで超ヤッピーなミュージカル。


ぜんぜんトーキョーのニュースじゃないけど、全国の街頭ビジョンなどで上映されるらしいので(笑)。


ミライはこんな感じ?たぶんネ!





『MIRAI 2061』





□ストーリー

時は2061年。

“ひかり”が孫娘の”みらい”と散歩にきたのは、雄大な自然と美しい建造物が調和した、
福島を代表する憩の丘〈ジェビレーヒルズ〉。

ドローンが3秒でランチを届けてくれる──。

そんな時代に、”ひかり”はあらためて時の流れを感じ、
あのころから50年の間に起こった世界の様々な変化に想いを馳せる。

“ひかり”は腕のブレスレットをこすると、ちょうど若い頃(2011年)の姿になった。

この時代のホログラムARシステムを使うと、どんな姿にでもなれるのだ。

そして、優しく歌うように昔話をはじめる──。



『MIRAI 2061』特設サイト:http://ch.pref.fukushima.lg.jp/mirai2061/


ムービー本編:https://youtu.be/mLOeF2pW978
メイキング映像:https://youtu.be/Tb3pk-4yuKA


□『チャレンジふくしまプロジェクト』とは
幅広い世代が福島県に対し興味・関心を持つことよって、県全体のイメージ向上や「ふくしまの今」に対する正しい理解促進につながるよう、福島県クリエイティブディレクター監修のもと行う情報発信プロジェクト。

『みらいへの手紙』サイト:http://ch.pref.fukushima.lg.jp/miraitegami/
『雲のかなた』サイト:http://ch.pref.fukushima.lg.jp/kumonokanata/


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