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tokyo feature : February 27, 2018 @ 18:25

トーキョーシティポップス Vol.61──Holiday in Feb.



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


「トーキョーシティポップス」もこのVol.61で、なーんと!5年目を迎えました!!

当初は、「1年くらいで終わらせようかなー」などと、ぼんやーりかんがえていたのですが、なんだかんだでダラッと5年。

コレも応援してくださっているみなさまのお陰でございます。

ありがとうございます!

また一年、あたらしい音楽との出会いをたのしんでいただければ、コレ幸いでございます。

よろしくお願いします!!


と、いうことで、2018年2月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「2月の休日」です。


年明けからのバタバタ具合も落ちつき、世間は受験シーズン。

社会人は、ドチラかと言えば、ちょっと休息の月なんじゃないでしょうかね?

いろんな意味でフリーなワタクシはちがいますがw。

ちなみに、社会的には冬季オリンピックはじめ、いろーんな事件があって、意外とせわしない月だったような気がします。


今回は、そんな2月の休日を「たのしみたい!」というアナタに贈る、「2月の休日」をテーマに選曲。

休日のわりには、ちょっと早めのビートものがおおい感じもしますが、休日の一日を追うと、こんな感じなのでは?


という感じで、アナタの休日にぼーんやり聴けるBGMとなれば、コレ幸い。


ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。





February 『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.61 -Holiday in February-』





01. 「Good Morning!」□□□
『everyday is a symphony』


一日のはじまりは挨拶から!というコトで、
“□□□(クチロロ)”のこの曲から。
ブー、ブビ〜、ブボーというノイズからのファンキービートへ。
そこへ”三浦”くんのラップ、さらに”せいこう”さんのラップへ。
ナンだかわからないけれど、
気持ち的にアガる流れがたまりませんな。



02. 「キル・ミー」松崎しげる
『Wonderful Moment』


爽やかなんだか、爽やかじゃないんだか分からない、
“松崎しげる”のグッドヴァイヴス。
1980年のアルバムをリマスタリングして、
タワーレコード限定でリリースしたCDアルバムから。
ドラムに”村上秀一”、ベースに”岡沢 章”、ギター”松原正樹”と、
とにかくバックバンドのメンバーが豪華すぎ。



03. 「You Will be mine」The ManRay
『You will be mine』


オキナワ出身のメンバーが中心のジャパニーズバンド、”The ManRay”
2017年にリリースされたカレらの1stEPから。
基本的には全曲英語歌詞でロック中心のサウンドだけど、
この曲は、なんだか初期”ゴダイゴ”のオリエンタルグルーヴを感じるのよね。



04. 「Tokyo Tribal Sacrifice」Schroder-Headz
『Synesthesia』


ピアニストの”渡辺シュンスケ”率いる”Schroder-Headz”。
洗練されたジャズファンクなサウンドが、
とてもトーキョー感を感じる、ナイスファンクです。



05. 「史上最悪の夜」BTB
『BACK TO BASIC ~俺とお前篇~』


“和田アキ子”のファンク歌謡を、
“BTB”が銃声からはじまる、
フロアー仕様のハウスサウンドに。
個人的には、
アメリカのフロリダ州パークランドの「高校乱射事件」を受けて、
銃社会の抗議的選曲だったりします。
まさに史上最悪の事件でしたね。



06. 「faraway place」DE DE MOUSE
『faraway girl』


音ネタがナンだかわかりませんが、
三味線と女性の民謡的な歌声との、
なんとなくの和風サウンドがグッドグルーヴを感じさせます。
2ステップ的な、ジャングル的なビートと、
さらに、途中からのキラキラした高揚感のあるウワモノの感じが、
かなり気持ちいい。



07. 「Exchange Groove」Shuta Hasunuma
『01:11』


レーベルの「PROGRESSIVE FOrM」が、
2012年に設立11周年目を迎えたときにリリースしたコンセプトアルバム。
コチラは、いま話題のアーティスト”Shuta Hasunuma”氏による、
ノイズが気持ちいいナイスエレクトロ。
その名の通り、この曲を起点にグルーヴを変えようかなとw。



08. 「恋は桃色」T字路s
『Tの讃歌』


言わずもがな、
“細野晴臣”の名曲をタエちゃんのシャガレ声シャウトでグッドカヴァー。
オリジナルの爽やかトロピカル感はゼロで、
むしろ雪国サウンドに感じてしまうのはワタクシだけ?



09. 「sweet memories」the fascinations
『green in blue』


ヴィブラフォン奏者の”渡辺雅美”率いる”the fascinations”。
コチラは、”松田聖子”の大名曲をカヴァー
ボーカルには、なーんと!元”ラヴ・タンバリンズ”の”eli”ちゃんが!!
グッドメロージャズトラックに、
“eli”ちゃんのハスキーでファンキーなボーカルの「sweet memories」。
涙がチョチョギレます。



10. 「眠れぬ夜の小夜曲」南佳孝
『摩天楼のヒロイン』


1973年にリリースされた
“松本隆”プロデュースのファーストアルバムから。
レゲエ調ビートがなんとも気持ちいい、グッドな夜サウンド。
寝れない夜の歌だけど、
サウンドが気持ちよすぎて寝ちゃうヤツ。



11. 「Salvia-サルビア」THE MICETEETH
『ネモ』


寝ちゃう曲といえば、この曲も。
以前、インストメロディカバージョンを選曲しましたが、
コチラはボーカルバーション。
次松さんの声がいいんですよねー。



12. 「東京寒い」坂本真綾 & Cornelius
『あなたを保つもの/まだうごく』


2月の朝6時のトーキョーは寒いです。
2018年は、大雪も降ったし、
大寒波も到来したお陰で特に寒かったですよね。
そんな感じで、トーキョーの2月の休日は終わってしまうのです。




※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


Photo by healthy (http://he-althy.com)


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