TYO magazineトーキョーマガジン

Archive

 

rss 2.0

Daily Life w/ Music : August 22, 2018 @ 18:52

FILE 410 DÉ DÉ MOUSE 『be yourself』


ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。



FILE 410 DÉ DÉ MOUSE 『be yourself』


トラックメイカー”遠藤大介”によるソロプロジェクト”DÉ DÉ MOUSE”が、通算7枚目となるフルアルバム『be yourself』をリリースした。


いまやニッポンのエレクトロミュージックシーンを牽引する”DÉ DÉ MOUSE”。

とはいえ、ライブではツインドラムやバンドなどと共演し、生音とエレクトロミュージックを融合させるなど、音楽的にはひろーく展開しているカレ。



そんな”DÉ DÉ MOUSE”の新作は、80’sのユーロビートやポップスのサウンドをEDMマナーを駆使して、ディスコテイストで構築した激エレクトロニックミュージック。

さまざまな音楽のコラージュ感とオマージュ感が垣間みれる。



おススメは、「charmed」。
ハウスミュージックマナーな音の抜き差しと、
音のコラージュがなんともすばらしい。
後編への流れの多幸感がスゴすぎる、
まさにハッピーハードコア。


そして、90年代にはやっていた、
ミディアムメロウなエレクトロニックミュージック的な雰囲気満載の「back to love」。
飛び散る音のしずくがミラーボールにはじけ散る、
そんなキラキラシティポップス。


コチラもミディアムなビートがきもちいい「flush」。
音の鼓動と波とカラダをヴァイヴする、
そんな80’sテイストのエレクトロニックサウンドがきもちいい一曲。



ちなみにジャケットは、「ファイナル ファンタジーXI」や「LORD of VERMILION」などのキャラクター デザイン&イラストを手がける”7ZEL”こと”TOKIYA SAKBA”によるモノだとか。



なんとなく映画『パプリカ』の音楽をやっていた”平沢進”感を感じつつも、
“DÉ DÉ MOUSE”にしか表現できないオリジナリティあふれるエレクトロ感。


あいかわらず、いい意味でクレイジーないちまいだ。






DÉ DÉ MOUSE
『be yourself』



価格:¥2,200(税抜)
レーベル:not records(NOT0019)


発売日:2018年8月2日


□トラックリスト
01. be yourself
02. love destination
03. charmed
04. back to love
05. don’t stop the dance
06. lonely if
07. scat n’ shout
08. next to you
09. flush
10. baby I love you


“DÉ DÉ MOUSE”オフィシャルサイト:http://dedemouse.com/


Comments are closed.

Trackback URL