Daily Life w/ Music : November 25, 2019 @ 17:55
FILE 446 GREENWOOD 『SPARKLE』
ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。
FILE 446 GREENWOOD 『SPARKLE』
ベーシストでリーダーの”ロビン・キムラ”を中心に結成されたハワイの日系AORバンド”GREENWOOD”の名カヴァー『SPARKLE』の7インチレコードが、ナント!レーベル「ALOHA GOT SOUL」より数量限定でリリースする。
“GREENWOOD”は、80年代当時にハワイのナイトクラブなどを中心に活動していた超ローカルバンドで、80年代後半に活動休止。
しかし、2000年以降に再結成し、2015年にアルバム『ロスト・イン・パラダイス』をリリースするという、まさに不死鳥的なハワイアンAORバンドだ。
ハワイアンローカル満載なカレらが、1985年に”山下達郎”の名曲「Sparkle」を英語でカヴァーしたものが、、”DJ MURO”氏が『HAWAIIAN BREAKS』に収録したことで一気に日本でブレイク!
まさに”KING OF DIGGIN’”やね!!
しかし、2008年、2014年と、たてつづけてリリースされた再発盤もカルト的人気をほこり、いまだに入手困難の状態だ。
今回は、そんなレアでスバらしい音源が、A面に1985年オリジナル・バージョン、B面に2014年バージョンを収録し再プレス。
ちなみにA面の1985年バージョンは、イントロのギターのカッティングがヘッタクソで、音的にもけっこうスッカスカ(笑)!
コレが個人的にはとてもタマラナイサウンドだったりする。
B面の2014年バージョンは、「メッチャ上達しとるやん!」というくらいのナイスカヴァー。
歌も、ホーンセクションのアレンジもほぼほぼヤマタツ感。
英語カヴァーといえば、90年に『TATSURO SONGS FROM L.A.』という”ヤマタツ”音源の英語カヴァー集がリリースされていて、ソコで”Elizabeth Wolfgram(エリザベス・ウルフグラン)”という女性ヴォーカリストが「Sparkle」をカヴァーしている。
ただ、アレンジがまったくアレなので、シティポップブームながらそれほどウワサにはなっていないみたいネ。
できれば、コレもアナログ化してほしいなーと、ツネ日ごろおもっていたりするのだが。。。
ま、そんなイラナイ情報はさておき、この”GREENWOOD”の7インチ。
グリーンカラーヴァイナル仕様というのも、またオツ。
シティでポップなアナタは、ぜひとも手に入れてほしいいちまいだ!
GREENWOOD
『SPARKLE』
価格:オープン価格
レーベル:ALOHA GOT SOUL(AGS-027)
発売日:2019年 11月下旬 〜12月上旬予定
□トラックリスト
A面:SPARKLE(1985)
B面:SPARKLE(2014)
発売元:「ALOHA GOT SOUL」:https://alohagotsoul.com/
流通元:「Wonderful Noise productions」:http://wonderfulnoise.jp/
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