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ブラインドからのぞき見た世の中 : July 22, 2010 @ 13:31

ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.21『言論は自由、か!?』


さてさて、みなさん。 日本は自由だよね!平和だよね!とよく言われますが、 確かに平和で安全であることは、間違いないようです。



しかしながら、言論に対してはどうなのでしょう。 本当に自由なのでしょうか?


一部ネットなどで話題になったので、ご存知の方もいらっしゃるとはおもいますが──。 先日、とあるジャーナリストの方(仮にAさん)が、某報道テレビ番組のスポーツコーナーで、 某氏(仮にBさん<スポーツ関係者>)の発言に対し、 あることを言ってしまったがために、出演ができなくなった事件? というか出来事がありました。


どんな状況だったのかは、某動画サイトで確認できたのですが、どう見てもただの意見交換。 Bさんは、意見の違うAさんの食い下がらない態度に、激怒したらしいのです。


言論は自由といったって、もちろんモラルを持って言っていいことと悪いことの判断があって、 その上での自由ではありますが、今回のコレに限っては何度見ても、まったくなんの問題も見あたらないんですよね。


どうもBさんからテレビ局側に圧力がかかって、Aさんは出演取りやめの状況になったらしいのですが、テレビ局側はそれを否定しているとのこと。


Aさんは、この一連の出来事を某つぶやきサイトで暴露したわけです。


これって権力者が気に入らないコトを言った人に対し排除するという、まさに言論の自由がない状態ですよ。
言いたいことを言うというジャーナリズムを発揮しなければならない報道番組なのに、 そこにはジャーナリズム的”言論の自由”はなかったという残念な”事実”だけ残ってしまったワケです。 テレビというマスなメディアなのに、いまだにこんなことがあるんですね、日本には。


こういった圧力で口封じ的なコトは、もちろんこの世の中に大小クサるほどあると思います。

昔は、蟹工船じゃないけれど、口を封じられたらおしまい的な感じでしたが、 いまは個人で発信できるメディアがたくさんあるので、それを駆使すれば、 なんとか対抗できる、戦える時代にはなったのではないでしょうか。 いい意味で、個人のチカラが発揮できる時代になったんだと思います。 もちろん、悪い部分も目立ってしまっていますけれど。。。


だから、某つぶやきサイトで意見を述べたAさんの行動は間違ってはいないし、 むしろ、今回はそんな不当な扱いをしたテレビ局に非がある。 やっぱりテレビって、いろんなチカラ関係がありすぎて、つまらないですよね。


人間、思ったことを言いたいときは言わないとダメでしょ。


それこそ”言論の自由”が守られているという証拠なんですから。



「あ、やるときゃやらなきゃダメなのよ」クレイジー ケンバンド



旅路 良



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