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tokyo feature : August 31, 2021 @ 16:01

トーキョーシティポップス Vol.103──SAYONARA Summer Day



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2021年8月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「さよならサマーディ」です。


それにしても暑い!

8月も後半にして、残暑がキビシイざんしょ的な残暑ですよ。

社会的には”ナツ”はなかったのですが、季節的にはやはり疑いようもなくまごうかたなきナツ。


結局南極、緊急事態宣言も2021年9月中旬まで(??)延長決定の延長さんで、
いろいろ終わったときには、すでに2021年すらも終わってそうなイキフンですなー。

まさに緊急事態だらけの2021年。


あきらめと、悲観と、絶望にひたりたくても暑くて、いや熱くて、
いやいやホッツすぎてそれどころではありません。


そんなこんなで今回は、
そんなキビシイ残暑とサヨナラできる、スィ〜トで、そしてスマ〜トに残暑を過ごすためのBGMとなれば、コレ幸い。

ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






August『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.103 -SAYONARA Summer Day-』





01. 「Hello future day」ナツ・サマー
『Hello future day』


夏といえば、やっぱり”ナツ・サマー”。
2017年にリリースされた彼女のファーストフルアルバム『Hello future day』から。
ちなみに、オリンピックなみ?意識した??の4年越しで、
ついにアナログ化されるという快挙というコトもあり、
まさにHello future day!な彼女のこの曲からスタートでありマス!



02. 「We’re Not To Blame(feat. Nick Kurosawa)」YOUR SONG IS GOOD
『Coast to Coast』


トコナツバンド”ユアソン”こと”YOUR SONG IS GOOD”が、
ハワイ出身のシンガー”Nick Kurosawa”をフィーチャーした、
疑いようのないトコナツサウンド。
青い空、白い砂浜、波打ち際、、、
海が恋しいアナタに贈ります。



03. 「10%の雨予報」かせきさいだぁ
『かせきさいだぁのアニソング!!バケイション!』


“あだち充”原作のアニメ『みゆき』のテーマソングで、
“H2O”の大名曲「10%の雨予報」を、
我らが”かせきさいだぁ”がナイスカヴァー。
「ちょっと雨が欲しいよね」という、
残暑がキビシイこの季節に聞きたいグッドシティグルーヴ。



04. 「Coming Home」エミ・マイヤーと永井聖一
『エミ・マイヤーと永井聖一』


最近は、母としても忙しそうな、
シンガーの”エミ・マイヤー”さん。
「暑いナツの終わる季節に、帰ってくるよ〜!」という歌詞がいいんですねー。
アッシも避暑したい!
そんなムダな願望とともにコチラを。



05. 「ソラニユク」DJ HASEBE
『Wonderful Tomorrow』


“DJ HASEBE”氏によるインストトラック。
ジャジーで、浮遊感あるサウンドが、
この酷暑の季節をいろいろチルさせてくれます。
コロナッチの猛威で空に行ってしまった方々への思いを込めつつ。。。



06. 「FU-TSU-U(NEW NORMAL)」FNCY
『FNCY BY FNCY』


“ZEN-LA-ROCK”と”G.RINA”、”鎮座DOPENESS”による、
ファンシーなファンシーユニット”FNCY”。
9月にリリースされるニューアルバム『FNCY BY FNCY』から、
先行でサブスク&DL解禁された本曲。
あたらしいフツーをフツウに歌う、
それが普通なナイススムースサウンド。



07. 「Tokyo feat. Midicronica」DJ Ryow a.k.a. Smooth Current
『Trace The Roots』


孤高のトラックメイカー”DJ Ryow”と、
覆面ラップ集団の”Midicronica”による、
トーキョーをテーマにしたリアルサウンド。
トリップホップ感あるビートに
清涼感あふれるジャジーでうつくしいピアノのバックトラック。
この夏は、いろんな意味でトーキョーがフィーチャーでしたな。



08. 「帰ろうChant」スチャダラパー
『シン・スチャダラ大作戦』


家に帰ろう。
帰りたくなくても、家に帰らないといけない。
この約1年半はこういう状況ですよねー。
そんな世情というか、情勢も反映しつつ、
ぼんやりビートながら、
激しいベースのグルーヴがたまりません。



09. 「Cocktail Moon(Instrumental)」VIDEOTAPEMUSIC
『The Secret Dub Life of VIDEOTAPEMUSIC』


“VIDEOTAPEMUSIC”くんによる、
インストダブアルバム『The Secret Dub Life of VIDEOTAPEMUSIC』から。
先日、2021年8月22日の水瓶座満月がなんだかスゴすぎて。
あの月を思い出しながらのグッドダブビート。



10. 「君は薔薇より美しい」上白石萌音
『あの歌-1-』


“布施明”による昭和のキラキラ名曲を”上白石萌音”が、
アーバンメロウアレンジでカヴァーしてます。
この夏はメロウな感じが気持ち良すぎなのですよ。



11. 「夕涼み」松任谷由実
『PEARL PIERCE』


もーね、この季節にピッタリすぎて、
最&高でしかないこの曲。
ノスタルジックでありながら、
ただただうなづきながら聴くだけです。



12. 「蒼氓」山下達郎
『JOY』


からの、”ヤマタツ”大先生のこの曲。
コチラもこの季節にピッタリすぎの選曲。
ライブアルバム『JOY』に収録された、
10分以上にもおよぶライブ音源を、
まるまる選曲させていただきました。
途中、”マーヴィン・ゲイ”の「What’s going on」の歌詞が。
いろんな意味で”蒼氓”な世の中を象徴した選曲。



13. 「さよならサマーディ」Small Circle of Friends
『太陽』


“スモサ”こと”Small Circle of Friends”の夏のアンセム。
今回のテーマ曲ですな。
ザッツ ジャズなバックトラックとともに、
走るようなアズマさんのいい声ラップと、
サツキさんのハイトーンなヴォーカルのカラミが最高の一曲。
いろんな意味で「夏よさらば」な2021年8月なのでありました。




※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


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